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【痴漢示談の最前線】示談の流れから示談書の書き方、示談金の相場までを徹底解説!

  • 痴漢,示談
  • 390

お酒に酔った勢いなどで、つい魔が差して痴漢をしてしまった…。

猛烈に反省はしているが、逮捕されて前科が付いてしまうのは避けたい…!!!

そんなとき、示談という方法をお聞きになったことはありますでしょうか?

しかし、実際に示談をしたいと思っても、

  • 痴漢の示談金相場いくら
  • 示談すれば不起訴になるってホント?
  • 示談の流れはどうなっているの?
  • 示談書書き方は?謝罪文必要なの?

など、わからないことがたくさん出てくると思います。

そこで今回、そのように痴漢の示談に関してお悩みの方に向けて、

痴漢の示談の流れから示談書の書き方、示談金の相場まで

を詳しく解説していきたいと思います。

なお、専門的な解説は、テレビや雑誌でお馴染みの岡野武志弁護士にお願いしています。

よろしくお願いします。

痴漢の示談に関してお困りの方も多いかと思います。

実際、これまでにたくさんの方から相談を受けてきました。

その経験に基づき、具体例も交えながら、しっかりと解説していきたいと思います。

ではまず、痴漢の示談の中でも特に皆様が気になっているであろう、示談金についてみていきたいと思います。

50万?100万円?痴漢の示談金の相場はいくらが正解!?

50万?100万円?痴漢の示談金の相場はいくらが正解!?

そもそも示談、示談金って何?

示談とは

示談という言葉は知っているけれど、正確にはどのようなものなのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

示談とは正確に言うと、事件を当事者間の話合いで解決することになります。

話し合うべき内容としては主に、

  • 事件の慰謝料、損害賠償金
  • 被害者が加害者を許すかどうか

についてです。

示談金とは

示談の際には、被害者の方への償いとして示談金を支払うことがほとんどです。

痴漢事件における示談金は、痴漢事件を話合いで解決するにあたって、当事者間で支払うと決めたお金のことになります。

痴漢事件では、

  • 痴漢行為の内容
  • 被害者側の処罰を求める感情

を考慮しながら、当事者間で話し合い、示談金の金額が決められることになります。

痴漢における示談金は、被害者の方の精神的苦痛に対する対価の意味を持っています。

つまり、痴漢の示談金の金額は、被害者の方の精神的苦痛の大きさに比例して決まることになりそうですね。

実際、痴漢の内容がより悪質なものほど、示談金の額が高くなることが多いようです。

示談金の相場は50万円?100万円?過去の事例から相場を見てみよう!

では、実際に示談金を支払うことになった場合、どれくらいの金額を支払うのが良いのでしょうか?

80万円とか100万円とか?

50万円という話も聞いたことがあるし…。

あまりに少な過ぎても被害者の方に納得してもらえないかもしれない。

かと言ってあまりに多過ぎるのも…。

ぜひ、示談金の相場について知っておきたいですね。

被害者の方の精神的苦痛を具体的な金額で表すことは困難です。

そこで、迷惑防止条例違反の痴漢で罰金刑を受けた場合に支払うことになる金額を参考にすることが多くなっています。

具体的に、一般的な迷惑防止条例における痴漢の初犯の場合には、罰金刑が20万円30万円程度になることが多いです。

よって、その額を少し増額した金額を、痴漢の示談金として提示することがあります。

ちなみに、痴漢は迷惑防止条例、強制わいせつ罪のどちらかの罪に問われることになります。

簡単に言えば、公共の場所や乗り物で服の上からお尻などを触った場合が迷惑行為防止条例違反、下着の下に手を入れるなどのわいせつ行為をした場合は強制わいせつ罪になります。

それぞれに対する刑罰は、

  • 迷惑防止条例:6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金
  • 強制わいせつ:6ヶ月以上10年以下の懲役

となっているそうです。

強制わいせつには罰金刑がないため、強制わいせつで逮捕されたケースであっても、迷惑防止条例の刑罰が参考にされるんですね。

過去の事例に学ぶ示談金の相場

では、実際の示談ではどれくらいの示談金が支払われたのでしょうか。

ということで、過去の事例を調べてみました。

下の表にまとめてみましたので、ご覧になってみてください。

過去の痴漢事件に対する示談金の例
  事件の概要 示談金
走行中の電車内で、被害者女性の背後から体を密着させ、服の上から臀部を触り、露出した自分の陰茎を服の上から臀部に押し付け、被害者女性の服に自分の精液をかけた強制わいせつ痴漢事件。 20万円
マンガ喫茶の個室ブース内で、客として来ていた被害者女性の乳房を鷲掴みにした強制わいせつ痴漢事件。 50万円
路上で、自転車で帰宅途中の被害者を呼び止め、その女性の胸を揉んだり陰部を撫でるなどした強制わいせつ痴漢事件。
走行中の電車内で、乗車中の被害者のパンツに指を入れて、その臀部付近を触った強制わいせつ痴漢事件。 54万8000円
路上で、未成年である被害者女性に背後から抱きつき、服の上から、あるいは服の下に手を入れて、その陰部をなで回した強制わいせつ痴漢事件。 80万円
路上で、通行中の被害者女性に対し、背後からその乳房を触るなどした強制わいせつ痴漢事件。 100万円
走行中の電車内で、被害者に対し、その下着内に手を差し込んで臀部を直接触るなどした強制わいせつ痴漢事件。
走行中の電車内で、付近に立っていた女性乗客のスカート内に手を差し入れ、陰部を直接触った強制わいせつ痴漢事件。 140万円
路上で、通行人である被害者女性に対して、その口をふさぎ、陰部をもてあそぶなどした強制わいせつ痴漢事件。 150万円
路上で、帰宅途中の被害者女性に対し、背後から抱きつき、服の中に手を差し入れて乳房を触った強制わいせつ痴漢事件。

過去の事例を見ると、示談金の金額は様々ですね。

概要だけ見ると、内容が重いものほど、高いようにも見えますが…。

同じような内容でも示談金が全く違うものもありますね。

よって、「相場はコレ」と明確な金額を示すことは難しそうです。

いずれにせよ、被害者の女性の方が納得してくれる金額である必要があります。

お互いに納得できるまで話し合う必要がありそうです。

自分で示談金を確認してみたい

ここで、自分で示談金を確認できるというツールを発見しました!

もし良ければ見てみてください。

「性・風俗犯罪」→「痴漢」で見ることができます。

加害者の方は、先ほどの事例や示談金計算機の結果も知ったうえで、自分がいくら支払うべきなのか考えてみてください。

被害に遭われてしまった方も、自分が受け取るべき適正な金額の参考にしてみてください。

示談すれば不起訴?後日逮捕されない?前科が付かない?示談のメリットを解説

示談すれば不起訴?後日逮捕されない?前科が付かない?示談のメリットを解説

ここまでで、示談金についてわかってきました。

ところで、「示談した方が良い」という話でしたが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか??

ここから示談のメリットについて見ていきたいと思います。

逮捕されない可能性が高まる

痴漢の場合、現行犯で逮捕されるケースが多いということです。

確かに、痴漢をしてしまったその場で、被害に遭った人やそれを目撃した人によって逮捕されるというのが一番ありそうなケースです。

そのまま駅員室に連れて行かれたとしましょう。

現行犯逮捕した人が警察に通報した場合、警察に身柄が引き渡されることになります。

しかし、通報するかどうかは、被害者の方次第です。

その前に、誠意をもって謝罪し、示談を提示すれば、被害者の方が通報しない可能性も考えられます。

現行犯逮捕されなかった場合でも、被害者の方から被害届が提出され、防犯カメラなどで証拠が確認されれば、後日でも逮捕される可能性があります。

その前に示談が成立していれば、被害者の方が被害届を出すことなく、後日逮捕される可能性は少なくなります。

早期釈放の可能性が高まる

そうは言っても、痴漢をされて嫌な思いをしたのだから、すぐにその場で示談に応じてもらえるケースは少ないかもしれません。

そのまま警察に逮捕されてしまった場合、最大で23日間、留置所に入れられてしまう可能性があります。

その間、仕事や学校を休むことになれば、痴漢をしたことがバレてしまうリスクもありますよね。

しかし、逮捕された後であっても、弁護士を介して示談が成立すれば、早期釈放が認められる可能性が高くなるということです。

不起訴=前科が付かない可能性が高まる

また、最終的に不起訴に持ち込むためにも、示談は非常に有効な手段だということです。

示談が成立していれば、検察官が起訴・不起訴を決める際、裁判官が刑を決める際に有利に働くことが多いと言えるでしょう。

不起訴になれば、前科はつきません。

ただし、痴漢(強制わいせつ)は、非親告罪となりました。

示談が成立したからといって、100%不起訴になる訳ではないことは覚えておいてください。

強制わいせつ罪に当たる痴漢の場合、以前は親告罪であり、示談成立により告訴取消となれば、必ず不起訴になっていたそうです。

しかし、2017年7月の改正刑法施行により非親告罪となり、被害者の告訴が取り消されても、起訴され有罪になり得ることになりました。

《親告罪》

公訴の提起に被害者その他法律の定めた者の告訴、告発又は請求のあることを必要条件とする犯罪。

非親告罪となったということはつまり、被害者の方からの告訴がなくても刑事裁判が開かれる可能性があるということです。

とはいえ、被害者の方が加害者の処罰を求めていない場合は、これまで同様、不起訴になることが多いと思われます。

検察官が、被害者の協力を得ることなく、有罪を立証することは難しいからです。

法務省の「性犯罪の罰則に関する検討会」の取りまとめ報告書の中でも、以下ような説明が成されています。

検察としては、制度的な担保を設けず非親告罪化された場合にも、通常は、被害者の協力がなければ立証も難しく、被害者が望まなければ起訴をしない方向になると思われる。

検察官が社会防衛のために、起訴する必要があると考えても、被害者の協力がないと起訴しがたいということですね。

100%ではありませんが、前科を回避するためにも、示談は非常に有効な手段であると言えそうです。

示談成立のメリット
  示談成立 示談不成立
逮捕されない可能性 高い 低い
早期者釈放の可能性
不起訴となる可能性

もう安心!痴漢の示談の流れから示談書の書き方までを徹底解説

もう安心!痴漢の示談の流れから示談書の書き方までを徹底解説

痴漢における「示談の流れ」を弁護士が解説

ここまでで、痴漢事件における示談金については理解が深まったのではないかと思います。

しかし、実際に示談することになった場合、どのような流れで進めていけば良いのでしょうか?

痴漢の示談の流れも、一般的な刑事事件の示談の流れと同じです。

被害者の方の連絡先を知っている場合は、当事者同士で示談の話し合いを進めることも可能です。

一方で、被害者の方の連絡先がわからないケースもありますよね。

そのような場合には、弁護士に相談してみてください。

弁護士であれば、捜査機関に依頼して、被害者の方の連絡先を教えてもらえるようです。

また、被害者の方は、痴漢をしてきた加害者と話し合いなんてしたくないと思う方がほとんどだと思います。

その場合でも、弁護士であれば、加害者と直接会わずに示談交渉を進めることができるため、示談に応じてくれることも多いそうです。

示談の流れとは?

では、ご自身で示談交渉を進めることになった場合の流れについて見ていきましょう。

一般的な「示談の流れ」
話し合い
示談条件の確定
示談書の作成
示談書にサイン
示談金の支払い※

※ 弁護士によっては、示談金支払い後にサインを行うこともあります。

一般的には、上記のような流れで交渉が進むことになります。

被害者の方から示談を拒否されないよう、誠意を持って挑んでくださいね。

どうしてもうまくいかない場合や、不安がある場合には、迷わず弁護士に相談してください!

これさえ見れば大丈夫!示談書の書き方マニュアル

示談の流れの中に、「示談書の作成」という内容があります。

示談とは、精神的苦痛に対する損害賠償の内容について合意することでしたよね。

示談においては、その合意内容を書面に残しておくことが非常に重要となってきます。

よって、示談書の作成が非常に重要ということですね。

もしも示談書の内容が不十分だった場合には、せっかく話し合いをしたにも関わらず、有効なものとして扱われない可能性もあるんです。

刑事事件における示談では、裁判などへの影響もふまえ、

  • 加害者の謝罪
  • 示談金額の支払い
  • 被害者の許し
  • 告訴事件では告訴の取消し(取下げ)
  • 示談書で取り決めた事項以外に権利や義務は発生しない

といった項目を記載しておくことが望ましいでしょう。

上記のような内容が記されているのであれば、自分で示談書を作成しても問題はないそうです。

参考までに、痴漢事件での示談書の書き方のひな形がこちらのページにあります。

ぜひ参考にしてみて下さい!

え!?示談の前に謝罪文が必要ってホント?

示談の流れと示談書の書き方については理解できました。

他にも、示談を行うにあたって気を付けた方が良い点として、「謝罪文の送付」が挙げられるそうです。

確かに、謝罪文も何もなく、いきなり示談を求められても、被害者の方は戸惑ってしまいますよね。

謝罪文を送付しなかったために、示談自体を拒否されてしまうこともあるそうです。

悪いことをしてしまった場合、何事もまずは謝ることからですよね。

痴漢の謝罪文の書き方のひな形がこちらのページにありますので、参考にしてみてください。

《参考①》未成年の場合の示談の流れとは?

加害者が未成年の場合

加害者が未成年という場合もありますよね。

その場合は、加害者の両親から弁護士に相談があることがほとんどということです。

その場合は、弁護士を通して、被害者の方と示談交渉を行うことになるでしょう。

流れは加害者が成年のケースと変わらないということです。

また、示談金は実質、両親が支払うことになるでしょう。

被害者が未成年の場合

被害者の方が未成年の場合は、その方の保護者や親権者である両親と示談交渉する必要があります。

しかし、性犯罪の場合には、「わが子になんてことをしてくれたんだ!」との思いが強いのが通常です。

よって、弁護士に連絡先を教えること自体も拒否されてしまう可能性もあるそうです。

仮に弁護士が両親に会えたとしても、必ず示談が成立するとは限らないのが現実ということです。

また、両親が示談に同意してくれた場合でも、通常よりも示談金の額が高くなるのが一般的ということです。

その結果、示談金が用意できずに、示談が不成立となってしまうこともあるそうです。

《参考②》痴漢の被害者にとっての示談とは

ここまでは、加害者側の示談について見てきました。

では反対に、痴漢の被害者の方にとっての示談とは何なのでしょうか??

痴漢された側からすれば、犯人には捕まってちゃんと罪を償って欲しいと思うところです。

何か利点と言えるものがあるのでしょうか?

痴漢の示談が成立すれば、被害者の方は、民事裁判などの面倒な手続きを取ることなく、賠償金を受け取ることが可能です。

ただし、示談の成立と同時に、示談金を受け取ることには注意してください。

加害者に逃げられてしまうリスクも考えられます。

もしも逃げられてしまった場合は、示談金を受け取るために、示談書を証拠として民事裁判などの手続きを取る必要が出てきてしまいます。

ここで、民事裁判という話が出てきましたね。

示談金の金額や示談の内容に納得できない場合には、民事裁判や民事調停などの手続きを取り、痴漢の加害者に賠償を求めることができます。

また、示談をしなければ、加害者はもちろん、示談が成立している場合よりも重い処罰を受けることになります。

ただし、痴漢の加害者が懲役の判決を受け、刑務所に入ってしまった場合は、賠償金の回収が難しくなります。

加害者がより重い刑罰を受けることを望んでいる被害者の方は多いかもしれません。

しかし、民事裁判まで起こしたのに、賠償金を回収できなくなってしまっては、なんだか納得できませんね。

もちろん、民事裁判を起こした方が示談金よりも高額な賠償金が認められるかもしれません。

とはいえ、示談した方がお金が回収できないリスクは低くなるかもしれません。

示談金を先に受け取ってから、示談書を作成するという前払い方式を取ることもできるんだそうですよ。

痴漢の被害に遭われてしまった場合は、示談でお金を確実に回収した方が良いか、加害者に刑罰を受けて欲しいか…じっくりと考えてみてください。

【番外編】痴漢の示談に当たって知っておきたいQ&A

【番外編】痴漢の示談に当たって知っておきたいQ&A

①示談を拒否されてしまったらどうなるの?

さて、いざ示談をすることになった場合、うまく纏まれば良いですが、うまくいかないこともありますよね。

もしも、示談を拒否されてしまったらどうなってしまうのでしょうか。

ご想像の通りかと思いますが、示談が成立しなければ、起訴され、罰金や懲役刑の判決を受けることも覚悟した方が良いということになります。

もちろん、罰金や懲役が科されれば前科が付いてしまいます。

そうなれば、仕事や就職、結婚などの場面で、不利益を被ることが出てくるかもしれません。

示談が成立しない場合の対処法

では、示談が成立しない場合にはどうしたら良いのでしょうか?

◆そもそも示談を拒否されてしまった場合◆

拒否されている理由を確認する必要があります。

多くの場合は、怒り恐怖が原因のハズです。

怒りが原因で示談が拒否されている場合には、時間が解決してくれる可能性があります。

弁護士を通して謝罪の気持ちを繰り返し伝えることで、示談に応じてくれるケースもあります。

一方、恐怖が原因で拒否されている場合には、加害者が直接接触をしようとすれば、さらに状態を悪化させてしまう可能性がありますよね。

その場合は、たとえば、「被疑者が通学などで利用している電車などは利用しない」ことなどを示談条件に加えることで、示談交渉が進むかもしれません。

当然ですが、示談の条件として織り込んだ内容は、必ず守ってください。

弁護士としては、加害者が守れないだろうと思う事項については、示談条件に織り込むことはできません。

◆金額が折り合わずに示談が成立しない場合◆

加害者にお金がない場合や、要求された金額が非常に大きかった場合にも、示談が成立しないことがあります。

その場合、示談金の一部だけでも用意できるかどうかが重要になってくるようです。

もし金額の一部だけでも用意できるのであれば、少なくともそれだけでも賠償した方が良いということです。

その際、必ずその旨の証拠を残しておいてください。

刑事事件との関係では、まったく賠償していない場合よりも処分が軽くなる可能性があります。

民事事件との関係でも、一部賠償済みであることが証明できます。

また、法務局に供託するという方法もあるそうです。

《供託》

法令の規定により、金銭、有価証券又はその他の物品を供託所又は一定の者に寄託すること。

ただし、単に示談がまとまらなかったからと言って、できるものでもないようです。

  • 弁護士を通して相当と考える損害賠償金を具体的に提示したにも関わらず被害者の方が受領を拒否した場合
  • 弁護士が具体的な賠償金を提示する前に、被害者の方が一切賠償の受け取りの意思がない場合

といった条件を満たせば、行うことが可能ということです。

供託をすれば、被害者の方がいつでも法務局に供託したお金を受け取ることができるようになるそうです。

供託すると、被害者の方が賠償金を受け取ったという法的効果が発生します。

しかし、それは、示談成立ではなく、「被害弁償がなされた」という意味を持ちます。

それであっても、検察官が処分を決定する際や、裁判所が判決を下す際に、有利な影響をもたらすものではあります。

②冤罪でも示談した方が良いの?

ところで、皆様は「ねほりんぱほりん」で痴漢冤罪について取り上げられた回をご覧になりましたでしょうか。

痴漢冤罪は、最近よく聞く言葉で非常に皆様の関心を集めているものでもあります。

ちなみに、痴漢冤罪については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご覧になってみてください。

実際は「痴漢の故意はなく、持っていた鞄が相手に当たってしまっただけ」という場合もあるかもしれません。

相手に痴漢に間違われる可能性がある行動をしてしまった、という点で示談を検討することもあります。

示談をすれば、罪を認めたようなもの…裁判で徹底的に争って冤罪を晴らしたい!!という方ももちろんいらっしゃるハズです。

しかし、裁判をすると物理的・精神的にも大きな負担となります。

もちろん、やっていないことや相手の誤解に対して示談するというのも、示談金を支払うのもおかしい!

と、やり場のない怒りや憤りがあるとは思います。

しかし、現在の日本では痴漢冤罪に対しても厳しいのが現状です。

裁判費用や長期勾留や前科が付くことにより、その後の人生が大きく変わってしまう恐れがあるのも事実です。

痴漢冤罪トラブルに巻き込まれてしまった場合には、示談」という手段もあるのだということは記憶に留めておいてはいかがでしょうか。

③これは詐欺?あまりに高い示談金は恐喝に当たるのでは!?

ところで、痴漢冤罪に関連して、最近では痴漢の詐欺のようなものも発生しているようですね…。

痴漢していないのに、「この人痴漢です!」と言われたり、あまりにも高額な示談金を請求されたり…。

高額な示談金の獲得を目的に、美人局を仕掛けられるという事例は実際に存在しているそうです。

こういった詐欺や恐喝にあった場合は、どうしたら良いのでしょうか。

一番重要なことは、相手の要求に安易に応じないことです。

こういったケースでは、個人情報などを聞き出され、さらにエスカレートした要求をされることもあるようです。

  • 仕組まれていた罠であった
  • 法外な示談金を要求された

といった場合、相手の要求は恐喝罪に該当するということです。

恐喝罪とは、暴力や相手の公表できない弱みを握るなどして、相手に恐怖を与え、金銭やその他の財物を脅し取るという犯罪ですね。

1.人を恐喝して財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。

2.前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

もし実際に痴漢をしてしまったのであれば、その罪はきちんと認めましょう。

冤罪なのであれば、すぐに弁護士に連絡してください。

とはいえ、相手も法外な金額を要求していることが警察にバレるのは避けたいハズです。

というのも、下手すれば恐喝罪で逮捕されるリスクも考えられます。

また、相手が美人局的な犯行を常習的に行なっている場合は、警察もマークしている可能性が高いということです。

とはいえ、そのようなプロ相手に一人で争うのは厳しい面もあるかもしれません。

一人で悩み過ぎず、専門家に頼ることも考えてみてくださいね。

④弁護士に相談したいが費用が心配…痴漢示談の弁護士費用は?

ここまでお読みいただいた場合、痴漢による逮捕・示談については弁護士に相談した方が良いと感じている方がほとんどだと思います。

しかし、弁護士に相談したくても、弁護士費用が心配でなかなか踏み出せない方も多いハズです。

ということで、痴漢の弁護士費用について調べてみました。

弁護士費用としては、以下の4つが請求されることになります。

弁護士費用の内容
着手金 成功報酬 日当 実費
弁護活動を始める際にかかる費用 弁護活動の成果に応じてかかる費用 弁護士が出張する際にかかる費用 郵送費用や交通費などの必要経費
事件結果に関係なく支払う必要がある 成果の質と量により金額が異なる 弁護士が独自に設定した基準で算出される 必要に応じてかかる
前払い 後払い

費用の相場についても調べてみたところ、痴漢については、

  • 着手金:30万円80万円
  • 報酬金:30万円80万円

としているところが多いようです。

つまり、合計で60万円160万円相場ではないかと思われます。

この他に、日当や実費がかかってきます。

日当は、1、2万円〜が相場のようです。

事務所によっては、0円としているところもありました。

ただし、遠方の出張の場合などは、日当が発生するケースも多いようなので、事前の確認が必要ですね!

痴漢事件の弁護士費用の相場
着手金 成功報酬 日当 実費
30万~80万円 30万~80万円 1万円~※ 僅か

※ 0円としているところも要事前確認

弁護士費用については、事前に具体的な金額を確認するのが一番です。

弁護士職務基本規程においても、弁護士は弁護士費用について適切に説明する義務が課せられています。

よって、料金については、遠慮せずに確認してみてください。

(受任の際の説明等)

第二十九条 弁護士は、事件を受任するに当たり、依頼者から得た情報に基づき、事件の見通し、処理の方法並びに弁護士報酬及び費用について、適切な説明をしなければならない。

実際には、事前にしっかりと金額を確認し、納得のうえで契約するようにしてください!

確かに高いと感じるかもしれませんが、その後の人生への影響を考えると、依頼して損はないのではないでしょうか…。

また、痴漢事件における弁護士については、こちらの記事でより詳しく解説されています。

良ければご覧になってみてください。

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いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。

LINE相談には、夜間や土日も、弁護士が順次対応しているとのことです。

急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。

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※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

ちなみにLINE相談は、匿名でも受け付けているとのこと。

誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。

地元の弁護士に直接相談したいなら…

一方、近くの弁護士事務所に行って直接相談したいという方もいらっしゃるかと思います。

そんなときは、こちらをご利用ください。

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弁護士費用も明瞭なので、安心してご相談いただけると思います。

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最後に一言アドバイス

それでは、最後になりますが、痴漢の示談についてお悩みの方に一言アドバイスをお願いします。

痴漢事件の解決は、時間との勝負です。

前科がついてしまえば、日常生活への復帰が困難となるケースも考えられます。

一方、すでに逮捕されてしまったという場合でも、適切な対応で、不起訴=前科がつかない可能性も高くなります。

弁護士であれば、ご本人に対しても、ご家族の皆様に対しても適切なアドバイスをすることが可能です。

ぜひ、このタイミングで一度弁護士に相談してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

最後までお読みいただけた方には、

  • 示談交渉の流れ
  • 痴漢事件における示談金相場
  • 示談書謝罪文書き方

などについて、おわかりいただけたのではないかと思います。

しかし、まだ不安な点が残っているという方もいらっしゃるかもしれません。

そんなとき、スマホで無料相談がとても便利です!

そうではなく、やっぱり直接会って話がしたいという場合は、全国弁護士検索で弁護士を探してみてください。

また、このホームページでは、痴漢やその他刑事事件に関する関連記事も多数掲載していますので参考にしてください。

それでは皆様のお悩みが解決しますように…。