【詳説】刑事事件の流れは?逮捕から裁判までの流れをレポート!
みなさん、こんにちは。
今回、カタログサイト編集部は刑事事件の流れについて大特集します。
毎日テレビで刑事事件の話題が流れていますよね。
この記事を見てもらえれば、刑事事件の流れがよく理解できると思います。
基本的なことでも、法律を勉強したことがないと、知らないことばかり。
みなさんは、刑事事件には大きく2つの流れがあるって、知ってましたか?
刑事裁判にいたるまで、2つの流れがあります。
ただ、新聞やテレビの情報ではここまで解説はしてくれませんよね。
というわけで、今回は刑事事件の専門家の方に詳しく解説してもらいます。
目次
ではさっそく、刑事事件の流れについてみていくことにしましょう。
刑事事件の流れ①「逮捕されなかった場合」と「逮捕された場合」
刑事事件で逮捕されない場合もある?
まずは、刑事事件の中でも「逮捕されない場合」についてです。
そもそも、刑事事件で逮捕されないことなどあるのでしょうか。
私たちが普段目にするニュース記事をみてみると…
路上で女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁葛飾署は26日までに、読売新聞北海道支社編集部記者(略)を強制わいせつの疑いで逮捕した。「私がやったことに間違いない」と容疑を認めているという。
出典:日本経済新聞 2017/11/26 14:51
「逮捕した」とハッキリ書いてますよね?
このようなニュースが多いので、刑事事件で逮捕されないことはないと思ってしまいます。
ところが、こんな事件報道もあるんです。
インターネットオークションに商品を出品した際に2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレム画像を無断で使ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は14日、東京都足立区の会社役員の男(44)を著作権法違反の疑いで書類送検した。
出典:日本経済新聞 2017/11/14 12:58
ここでは、「書類送検した」と書かれており、逮捕とは書かれていません。
そうなんです。
調べてみると、刑事事件で逮捕されないケースもあることがわかりました。
逮捕されなかった場合にはどうなっていくのか、その流れについて専門家の弁護士に聞いてみました。
こちらの解説動画をご覧ください。
逮捕がなかった場合の一番の驚きは、「普段の日常生活が送れる」という点ではないでしょうか。
警察沙汰になっているのに、
- 会社に通勤することができる
- 学校に通学することができる
- アルバイトを休まなくてよい
つまり、日常生活に影響しないということになります。
刑事事件で逮捕されたらどんな流れになるの?
では次に、刑事事件で「逮捕された場合」にはどのような流れになるかを見ていきたいと思います。
家族や友人がもっとも気になる点だと思います。
こちらの解説動画で基本をおさえましょう。
逮捕されると警察署の留置場で生活することになるようです。
ここで心配になることと言えば、
- 会社に通勤できなくなる
- 学校を休まないといけなくなる
- バイトには行けなくなる
ということだと思います。
逮捕された本人と、そのご家族の方が抱える不安には少し違いがあります。
例えば、一家の大黒柱である方が逮捕され勾留されたとします。
すると、本人は仕事には行けなくなりますから、家族としては生計の維持ができるのかという問題に直面します。
逮捕・勾留されると生活面で大きな支障が生じます。
家族の立場なら、職場にどのように説明したらよいのか、という点でも困りますよね。
まとめ
刑事事件の流れ
逮捕あり | 逮捕なし | |
---|---|---|
生活上の変化 | 留置場での生活を強いられる | 普段通りの生活が送れる |
仕事・学校への影響 | ・仕事に行けなくなる ・学校を休むことになる |
・仕事への影響なし ・学校への影響なし |
刑事事件の流れ②刑事裁判の流れ
逮捕された場合でも、逮捕されなかった場合でも、最終的には「起訴」か「不起訴」が決められます。
日本では、検察官が「起訴」「不起訴」を決める権限を持っています。
十分な捜査を尽くしたうえで、どちらの処分にするかを決めます。
起訴すときには、検察官が起訴状を裁判所に提出し、裁判所がその起訴状を受理することで起訴手続きが完了します。
起訴されたあと、刑事裁判が始まるまでには少し時間があります。
起訴後すぐに裁判が開始されるわけではありません。
この点を確認しておきましょう。
通常は、起訴から1か月以上空いてから裁判が始まります。
この間に被告人は弁護人と裁判の準備をすすめることになります。
逮捕から裁判までの流れを解説したページもありますので、こちらも参考にしてみてください。
刑事事件のことは「刑事事件の専門家」に聞くのが一番
スマホで簡単、LINEの無料相談が今大人気
大切な人が刑事事件を起こしてしまったら、まずは専門家に相談です。
刑事事件は自分ひとりで解決できるほど簡単なものではありません。
ただ、「どこに相談に行けばいいの?」こんな声も聞こえてきます。
- 近くに弁護士がいるかわからない
- 相談に行きたいけど、お金が…
そんなときに便利なのがこの相談窓口です!
※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。
警察未介入のご相談は有料となります。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
電話で予約をするなら24時間いつでもOKとのこと。
受付のスタッフが丁寧に法律相談の案内をしてくれます。
電話が苦手という方には、今大人気のスマホでできるLINE無料相談がおすすめです。
これらをうまく活用すれば自宅にいながら相談を受けることができます。
47都道府県、どこにいてもスグ探せる「全国弁護士検索」
とはいえ、やっぱり対面で相談を受けたい!
そんな意見もあります。
どんな弁護士が対応してくれるのかが気になりますよね。
そこで便利なのが全国弁護士検索です。
これなら、47都道府県、どこにいても一番近くの弁護士事務所を探すことができます。

使ってみると…ホントに5秒で検索できてしまいました!
地元に弁護士がいるかどうか、知らない方の方が多いのではないでしょうか。
とても簡単ですので、一度ご活用ください。
最後にひとこと
それでは、最後に一言お願いします。
刑事事件は手続がスタートすると、法律にのっとって粛々と進められていきます。
「気が付いたら起訴されていた」などの事態にならないように、できるだけ早く専門家にご相談ください。
ご相談内容によっては10分で解決することもあります。