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警察の任意同行を拒否できる?拒否すると公務執行妨害?弁護士が徹底解説

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警察の任意同行を拒否できる?拒否すると公務執行妨害?弁護士が徹底解説

深夜、歩いていたら、警察官に「何をしているんですか?」なんて、声をかけられる方も多いのではないですか?

そのまま任意同行を求められて、内心ドキドキしてどのように対応したらよいか困ってしまうという方もおられると思います。

そこで、今回は、

  • 任意同行を拒否したいけど、どうすればいいの?
  • 任意同行を拒否したら公務執行妨害になるって聞いたことがあるけど、本当なの?

そんな皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います。

そして、具体的な対処法や法律用語については、弁護士の岡野武志先生にお願いします。

それでは、岡野先生、よろしくお願いします。

弁護士の岡野です。

警察官に任意同行を求められて従わざるを得ない状況になってしまい、お困りの方もいるのではないでしょうか。

今日は、任意同行を拒否する方法を一緒に見ていきましょう。

それでは、さっそく、任意同行について理解を深めていきましょう!

警察が怖くて拒否できない!任意同行を拒否する方法を弁護士に聞く!

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拒否権はある?任意同行を拒否したらどうなる?断る方法を弁護士に聞く!

任意同行は任意?意味が知りたい!

任意同行という言葉をよく聞きますよね?

でも、実際、どういうものなのでしょうか。

警察官に、「警察署までご同行ください・・・」

なんて言われてしまったら、拒否する余地がないと感じてしまいます。

任意同行とは「捜査官が被疑者の居宅等に赴き被疑者の同意を得て警察署等まで同行させること」です。

任意同行は、被疑者の同意を得て行われるものです。

警察は、あくまで任意の協力を求めているだけということになります。

刑事訴訟法には、次のような条文があります。

捜査については、その目的を達するため必要な取調をすることができる。但し、強制の処分は、この法律に特別の定のある場合でなければ、これをすることができない。

任意同行は、「強制の処分」にはあたりません。

ですが、法律に定めがないかといわれると、そうではありません。

刑事訴訟法や警察官職務執行法には、任意同行についての定めがあります。

任意同行について規定した条文には、次のようなものがあります。

まず、刑事訴訟法上、被疑者の任意同行については、このような規定です。

検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。

この条文では、「出頭を求め」と規定してあります。

警察官は、出頭を求めるために捜査官が被疑者の住居などに直接出向くこともあります。

その際、同行を求めるケースについては、とくに「任意同行」といわれます。

それでは、警察官職務執行法は、どんな規定になっているのでしょうか。

第二条 警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。

2 その場で前項の質問をすることが本人に対して不利であり、又は交通の妨害になると認められる場合においては、質問するため、その者に附近の警察署、派出所又は駐在所に同行することを求めることができる。

(略)

警察官職務執行法では、2条2項に「同行を求めることができる」と規定されています。

夜遅くに外を歩いていただけなのに、警察官から声をかけられた・・・。

なんて方もおられると思います。

このようなケースでも、場合によっては任意同行を求められるということもあるんです。

ちなみに、「強制の処分」には、どのようなものがあるのでしょうか。

「強制の処分」の例としては、刑事訴訟法199条の通常逮捕が挙げられます。

逮捕とは、被疑者の身柄を拘束し、引き続き短時間その拘束を続けるものです。

逮捕については、同意がなくても可能です。

さて、話を戻しましょう。

任意同行については、あくまで同意が必要です。

そのため、同意がない場合には拒否できます。

任意同行を拒否することはできる

任意同行を拒否したらどうなる?

任意同行を拒否できるのはわかりました。

でも、拒否したらどうなってしまうのか・・・。

とても不安ですよね。

任意同行を拒否すると逮捕されてしまった・・・。

そんなこともニュースで報道されたりしますよね。

だったら、断るなんてことを考えないで、いっそのこと警察に連行されたほうがよいのでしょうか。

任意同行を拒否したとしても、それだけでは逮捕されません。

なぜなら、逮捕するためには、①現行犯逮捕であることか、②逮捕状を入手した通常逮捕であることが必要だからです。

もちろん、任意同行を拒否した結果、警察官が正式に逮捕状を取得し、後日逮捕につながるリスクはあります。

任意同行を拒否することができるとしても、その後「逮捕」に発展するリスクもあります。

逮捕の前提として任意同行がされる場合には、拒否すると逮捕されることがある

任意同行の取り調べの時間は?

犯人だと思われている人物に対して、任意同行が行われることがあるということですが・・・。

そうなると、任意同行のその後は、取り調べがみっちりされてしまうのでは?

長時間拘束されてしまい、疲れてしまいそうです。

どのくらいの時間、拘束されてしまうのでしょうか。

逮捕の制限時間は、72時間です。

その後、勾留が決定されれば、最長で20日間拘束される可能性があります。

これに対して、任意同行については、法律上の制限時間はありません。

ただし、任意同行はあくまで「任意」のため、逮捕に準じる長時間の同行は、違法と評価される場合があります。

時間的制限がないとのことですが、判例においても、許されるかどうかはケースバイケースのようです。

判例では、任意同行してから逮捕に至るまでに、およそ20時間にわたって取調べについても許されると示したものがあります(最三決平成元年7月4日)。

一方で、午後9時ころに任意同行されてから、翌朝の早朝4時ころまで取調べを続けたという事案では、違法と判断されています(大阪高判昭和63年2月17日)。

7時間の取調べの継続でも、違法とされてしまうこともあるんです。

いずれにしても、何時間も取調べを続けられてしまうのは、体力的にも、精神的にも、とても大変ですよね。

こんな声もありますよ。

拒否する自由があることはわかっていても、実際には、空気が重くて拒否しにくいということはよくありそうですよね。

任意同行後の取り調べにおいて、取調室から退室するか否かは本人の自由です。

ただ、実際は、なかなか取調室から退室させてもらえないケースも多いと思います。

実質的には逮捕と同視できるような違法な任意同行が行われた場合は、後日、裁判等で争うことになります。

弁護士に相談・依頼するとどのようなことが可能になるのでしょうか?

実際には、次のようなことを弁護士に相談したり頼んだりできることは、次のとおりです。

  • 任意同行を求める理由を直接警察に確認してもらえる
  • 任意同行に一緒に同行してもらえる
  • 取調べの必要性を確認してもらえる
  • 取調べの休憩時間に随時アドバイスをもらえる
  • 逮捕を回避するために、活動してもらえる
  • 事件担当の検察官に捜査の方向性を確認してもらえる

自分では、聞きにくいようなことも聞いてもらえて、とても心強いですよね。

警察との交渉は弁護士に任せることができる

任意同行は拒否できる?断ると公務執行妨害になるの!?

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公務執行妨害ってなに?任意同行を拒否することが公務執行妨害なの?

任意同行を拒否すると公務執行妨害で逮捕されるなんてこと、よくニュースで聞きます。

公務執行妨害罪で逮捕されるんじゃないかとご心配される方もいるのではないでしょうか。

こんな声もあります。

本当に、任意同行を拒否すると公務執行妨害罪で逮捕されてしまうのでしょうか?

たしか、任意同行に応じる義務はなかったような気が・・・。

任意同行は逮捕と異なり、応じるかどうかは自由です。

そのため、任意同行を拒否しても、それ自体で公務執行妨害罪が成立することはありません。

もっとも、任意同行の際に、警察官を押しのけたなどの事情があると、公務執行妨害罪の現行犯として逮捕される可能性があります。

公務執行妨害罪とはどのような犯罪なのか、見てみましょう。

公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行又は脅迫を加えた者は、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

警察官を押しのけることで、「暴行」を加えたことになってしまい、公務執行妨害罪になってしまうということですね!

最大で3年の懲役に問われることもあるんです。

任意同行での拘束時間とは大違いですね!

乱暴な手段ではなく、穏便にその場を立ち去りたいところです。

でも、次のようなコメントからすると、非常事態で興奮してしまうと、穏便に対応できない人も多いようです。

職務質問しようとした警察官に頭突きしたとして、大阪府警南署は9日、公務執行妨害の疑いで、大阪市西成区の飲食店従業員の男(44)を現行犯逮捕した。「『何で警察の言うことを聞かなあかんねん』と思って怒ってやってしまった」と容疑を認めているという。

頭突きをしてしまう方もいるようです。

任意同行を求めようとしていた犯罪の容疑ではなく、別件の公務執行妨害罪で逮捕されてしまうなんてことは、絶対に避けたいところです。

公務執行妨害罪にならないように、拒否は穏便に。

公務執行妨害にならないための3大ポイント

では、ここでは、任意同行を求められたときに、公務執行妨害にならないための3大ポイントをまとめていきましょう!

公務執行妨害罪にあたらないようにするためには、警察の任意同行の業務を、暴行や脅迫によって妨害しないことが重要です。

警察官に対して、押したり、物をぶつけたりする暴力や、パトカーを蹴ったりすると、「暴行」にあたってしまいます。

また、暴言も「脅迫」に当たる可能性があります。

興奮せざるを得ない状況でも、落ち着いて行動することが重要ですね!

それでは、以下に、3大ポイントをまとめます!

  1. ① 警察官やパトカーに触らない
  2. ② 暴言を吐かない
  3. ③ 落ち着いて立ち去る

【厳選】任意同行で拒否したい!弁護士ができる活動は?厳選3選

【厳選】任意同行で拒否したい!弁護士ができる活動は?厳選3選

いままでの内容を総括して、弁護士だからこそできる活動を確認していきましょう!

弁護士は、一般の方だと、警察に聞きにくいと感じる内容でも、確かめることができます。

そのことによって、任意同行の初期段階から、適切な助言ができます。

また、不当な身柄拘束を抑止することにも寄与できます。

では、「弁護士ができる活動」厳選3選です。

いざというときのために、心にとめておいてください。

  • 任意同行の必要性を警察に確認してもらえる
  • 任意同行後の取調べ段階で、適切なアドバイスをもらえる
  • 任意同行後、逮捕を避けるために、意見書などを作成してもらえる

みなさんも、任意同行を求められたときは、落ち着いて行動できるように備えていきましょう。

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近くの弁護士なら、突然の任意同行の場合もすぐに駆けつけてくれるのではないでしょうか!

さいごに一言

任意同行を求められて不安でいっぱい・・・。

その後も、ずっと取調べられていて、いつまで続くのか心配。

そのような不安に直面する可能性は誰でもあります。

いざという時に、ひとりぼっちで悩まないで、弁護士に相談する勇気をもちましょう!

「後日、任意同行に応じてください」と警察から電話がかかってきてしまった方もおられると思います。

そのような方は、今のうちに弁護士を探しておくとよいでしょう。

弁護士を同伴して任意同行にのぞむことができると心強いと思います。

任意同行されることが分かった時点で、一刻も早く弁護士に相談しておけば安心です。

すでにご家族が任意同行に応じてしまって帰ってきていないという方もいると思います。

そのような場合でも、弁護士に相談していただければ適切な助言をすることができます。

状況に合わせた適切な助言を得るためには、早急な対応が不可欠です。

まとめ

いかがでしたか?

突然の任意同行、ひとりで対応するのは心細いですよね!

まだ、ご自身で連絡のとれるうちに、素早くスマホで無料相談を利用してみてください。

ご本人が任意同行に応じているが、その後の取調べがいつまで続くのか不安で待ち続けているご家族の方でも、ぜひ気軽にご活用ください。

また、すでに弁護士へのご依頼をお考えの方は、全国弁護士検索をご利用ください。

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もっと詳しく知りたい方は関連記事を参考にしてみてくださいね!