【専門レポ】当番弁護士制度とは?|費用・報酬や呼び方が丸わかり!

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【専門レポ】当番弁護士制度とは?|費用・報酬や呼び方が丸わかり!

弁護士が1回だけ無料で逮捕された人に面会に行く制度があるらしい…

そんな制度を聞いたことはありませんか?

知り合いの弁護士なんていないし、そもそも拘束されて身動きがとれない…

そんなとき、心強いのが当番弁護士制度です。

普段生活しているなかではあまり馴染みのない言葉かもしれませんね。

しかし、いつ当番弁護士制度を必要とする時がくるかわかりません!

突然、ご自身・ご家族が逮捕されてしまいすぐに弁護士が必要…

なんて日がくる可能性もありますね。

今回は知っていて損はない当番弁護士制度の特集です!

当番弁護士についてこのようなつぶやきをみつけました。

このとおり、何かキッカケがなければ知ることのない制度かもしれません。

しかし、この当番弁護士制度は知っていて損はありません。

こちらの記事で当番弁護士制度の費用・報酬、呼び方などレポートしていきます。

くわしい解説はテレビでもおなじみ、弁護士の岡野武志先生にお願いします。

弁護士の岡野です。

当番弁護士の制度についてくわしく解説していきます。

よろしくお願いします。

7つの項目で理解!当番弁護士制度マニュアル!

7つの項目で理解!当番弁護士制度マニュアル!

①当番弁護士制度とは?

当番弁護士制度とは簡潔にいうと弁護士が1回だけ無料で逮捕された人に面会に行く制度です。

そもそも当番弁護士制度が生まれたのは、被疑者段階で国選弁護制度がなかったからという事情があります。

弁護士会が被疑者弁護の充実化と被疑者国選弁護制度創設の足がかりとして、独自に始めた制度です。

当番弁護士制度は被疑者本人でも家族でも、未成年であっても利用することができます。

当番弁護士制度は弁護士会が運営主体となっています。

毎日当番制(持ち回り制)となっていて、被疑者やその家族からの依頼があると逮捕・勾留されている場所に弁護士が駆けつけます。

弁護士会は、弁護士の派遣依頼を受けたら、その日の当番になっている弁護士に出動を要請します。

要請を受けた弁護士は、被疑者等に接見に行き面会の上、法律相談に応じます。

その際の、弁護士の接見・法律相談は無料となります。

被疑者にとって逮捕中・勾留中の弁護士面会(接見)はとても大切です。

当番弁護士から今後の手続きの流れや保障されている権利について説明を受けることができます。

知識が何もない状態だと不安だけが膨らみます。

弁護士との面会は警察官や施設職員の立ち合いなく面会することが可能です。

事件のことはもちろん、家族や仕事のことを含め、プライベートなことも自由に相談することができます。

②当番弁護士の費用は?

当番弁護士は1回だけ無料で利用できる制度です。

なので、費用は一切かかりません!

突然、逮捕されてしまって何も用意できてない身にはありがたい制度ですね。

当番弁護士は各弁護士会が運営している制度です。

当番弁護士にかかる費用は弁護士会が負担しています。

その後、当番弁護士に私選弁護人として依頼すれば、それに対する弁護士費用を支払う必要は出てきます。

当番弁護士の接見は無料ですが、1度限りです。

私選弁護人として続けて依頼する際、支払う弁護士費用については次のページを参考にするとよいでしょう。

③ご家族が逮捕!当番弁護士の派遣はセンターへ電話を!

当番弁護士が被疑者にとってとても便利な制度ということはわかりました。

しかし、当番弁護士はどのように呼べばよいのでしょうか?

特別な呼び方はあるのでしょうか?

実は考えているよりカンタンに当番弁護士を呼ぶことが可能です。

まず被疑者本人が当番弁護士を呼ぶときには、

留置場や拘置所の施設職員を通して弁護士会に連絡を入れてもらう

ということになります。

被疑者の家族友人からも当番弁護士の派遣を要請することができます。

その場合は、

直接、弁護士会に電話する

ことになります。

各弁護士会によって、当番弁護士の派遣に関する業務を行う部署の呼び名は異なります。

しかし、直通番号がわからない場合でも、代表電話に電話することで担当部署につないでもらうことができます。

「当番弁護士を派遣したい」と言えば担当の方につないでもらえます。

各弁護士会はそれぞれホームページを持っています。

そのページに代表電話が記載されていると思いますので、直接の番号がわからないときは代表電話にかけてみましょう。

④24時間いつでもきてくれる?

当番弁護士は呼べば24時間いつでもすぐに駆けつけてくれるのでしょうか。

これは逮捕されて動揺している身としては重要な部分です。

いつ来てくれるかわからなければ不安も倍増します。

こちらの件に関しては日本弁護士連合会はこのように説明しています。

弁護士会は、派遣依頼を受けたら、その日の担当となっている弁護士に出動要請の連絡をします。

※休日等は、担当日の弁護士が、留守番電話に随時アクセスし、派遣依頼が入っていたらその内容を聞いて接見に向かいます。

休日明けに接見に向かうところもあります。

基本的には、弁護士会は出動要請のあったその日のうちに接見が実現されるよう手配を考えてくれます。

しかし、通訳人を要する場合や遠隔地の場合などは翌日以降となる場合もあります。

弁護士会は可能な限り早く弁護士を派遣しようとしてくれているようです。

必ず24時間以内、とは言い切れませんがたいていはその日のうちに手配してくれるようです。

被疑者としてはとにかく早く弁護士に来てほしいと思いますのでありがたいですね!

⑤東京、大阪、愛知…当番弁護士の連絡先を知りたい

都道府県それぞれの弁護士会によって当番弁護士業務を扱う部署は異なります。

そこで、東京・大阪・愛知という三大都市を例に挙げてみます。

連絡先はそれぞれ次のようになっています。

部署の呼び名もそれぞれ違うことがわかります。

当番弁護士の連絡先(三大都市)
  弁護士会/担当部署 連絡先
東京 東京三弁護士会/刑事弁護センター(当番弁護センター) 03-3580-0082
大阪 大阪弁護士会/法律相談部相談一課 06-6363-0080
愛知 愛知県弁護士会(本庁)*/愛知県弁護士会本会事務局 052-203-1651

※愛知県は本庁の他に支部が4箇所あります。

このように連絡先がわかっていればすぐに当番弁護士を呼ぶことができますね。

他の都道府県も同様に弁護士会とその連絡先があります。

他の都道府県についてはこちらを参考にしてみてください。

⑥利用できるのは刑事事件のみ?

当番弁護士制度は刑事事件で被疑者・被告人となっている人のための制度です。

以上に当てはまらない場合や、民事事件は当番弁護士制度の対象外となっています。

そのような場合は私選弁護人を選びましょう。

⑦2回目もお願いできる?

駆けつけてくれた当番弁護士が大当たりということもあります。

「ぜひ、2回目もお願いしたい!」

と考えるかもしれません。

しかし、当番弁護士は1回無料で接見にきてくれる制度なので2回目を無料で頼むことはできません。

当番弁護士ををそのまま弁護人として依頼したいのであれば、私選弁護人として依頼することになります。

当番弁護士を呼んだ人にはどんな弁護士が来てくれるかわかりません。

そこで良い出会いがあったなら、ほかに探すよりその弁護士に依頼したほうがよいのかもしれません。

当番弁護士と国選弁護人、制度の違いを知る

当番弁護士と国選弁護人、制度の違いを知る

当番弁護士と国選弁護人(被疑者国選)の違いはなに?

国選弁護人は検察官に起訴された後、被告人となった段階で(被告人国選弁護)付く場合と、起訴される前の被疑者の段階で(被疑者国選)付く場合の2パターンがあります。

逮捕中・勾留中は「被疑者」という段階にあります。

このうち、勾留中につける国選弁護人を被疑者国選といいます。

なお、逮捕中には被疑者国選をつけることはできません。

今回は被疑者国選と当番弁護士を吟味してみます。

被疑者国選と当番弁護士と混同しがちですが、実は全然違うものですので注意が必要です。

どんな違いがあるのか、整理しておきましょう。

被疑者国選弁護人制度は次のような場合に使うことができます。

① 勾留中(勾留状が発せられた状態)

② 貧困その他の事由により弁護人を選任できない場合(資力要件)

以上の条件が挙げられます。

② の資力要件は、現金・不動産などを合せて50万円未満であることです。

50万円以上の資力を持つ場合は被疑者国選の制度を使うことはできません。

なお、被疑者国選については、刑事訴訟法に次のように定められています。

被疑者に対して勾留状が発せられている場合において、被疑者が貧困その他の事由により弁護人を選任することができないときは、裁判官は、その請求により、被疑者のため弁護人を付さなければならない。ただし、被疑者以外の者が選任した弁護人がある場合又は被疑者が釈放された場合は、この限りでない。

以上の要件を満たし、国選弁護人が選任されると被疑者のために弁護活動を開始します。

では、当番弁護士との決定的な違いはどこにあるのでしょうか?

国選弁護人は、選任されると被疑者の弁護人として活動してくれます。

具体的に被疑者にどのような弁護活動を行ってくれるかというと、

裁判所に対し、勾留決定に対する不服を申し立てる活動

などを行うことができます。

一方、当番弁護士は、

1回限りの接見

が活動内容になります。

当番弁護士と国選弁護人の違いを表にまとめたのでご覧ください。

比べる

国選弁護人と当番弁護士の制度

  被疑者国選 当番弁護士
制度が使える時期 被疑者勾留中 逮捕中、勾留中
活動範囲 無制限 接見1回限り

当番弁護士の接見のあとは、必要に応じて私選弁護人か国選弁護人を選択することになります。

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最後にひとこと

今回は当番弁護士制度について特集しました。

どれも緊急事態に備えて知っておくべきことばかりでしたね。

それでは岡野先生、最後にひとことお願いします。

当番弁護士制度はとても大事な制度です。

もし、自分や大切な家族が逮捕されてしまったときは当番弁護士制度を利用しましょう。

しかし、せっかく来てくれた当番弁護士が頼りなくて不安…という場合もあるかもしれません。

そんなときは、ネットで便利なスマホで無料相談を利用することをオススメします。

なんといっても、刑事事件はスピードが命。

一人で抱え込まずにすぐ弁護士に相談してください。

まとめ

当番弁護士制度についてよくわかりました。

突然、ご自身・ご家族が逮捕されてしまい弁護士が必要…

弁護士を呼びたいけど知り合いに弁護士もいないし、拘束されて身動きがとれない…

なんてときにたいへん心強い制度です。

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