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痴漢で逮捕された人と家族が知りたい「実際の話」を専門弁護士に質問

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痴漢で逮捕された人と家族が知りたい「実際の話」を専門弁護士に質問

「知りたいのは一般論じゃない。痴漢で逮捕されたときの実際の話、リアルな体験談。」

このページは、そんな方に向けて情報を提供するレポートです。

痴漢で逮捕されたその後の流れ会社対応罰金額示談金、逮捕された人の実体験など具体的な話をお届けします。

調査だけではわからないことは、刑事専門弁護士で、痴漢事件に詳しいアトム法律事務所の弁護士に質問していきます。

よろしくお願いします。

これまで「家族が痴漢で逮捕された」というご相談は数多く受けてきました。

痴漢事件の相談と弁護活動の経験に基づいて質問にお答えしていきましょう。

同じような悩みを持つ方にとって役立つ情報となるよう、努めます。

痴漢で逮捕、その後の流れ

痴漢で逮捕された人のご家族の悩みや質問は「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などのQ&Aサイトでよく見られます。

夫が痴漢で逮捕されてしまいました。
再犯という事ですと、起訴になってしまうのでしょうか?

このような質問に対して、似た体験をした人や法律に詳しい人が回答をしていることが多いです。

実体験に即した役立つ情報がある一方で、推測の話や刑事事件一般の話が書かれていることも多い様子です。

痴漢で逮捕された後、実際どうなるのかという話を、専門弁護士に質問しながら、確認していきましょう。

「拘留期間は?」釈放されるまでの時間

起訴が決まるまで

電車内で痴漢をして、被害者や周囲の人が通報し、駅員が来た後は、現行犯逮捕となり、近隣の警察署に連れて行かれます。

警察署では、氏名・年齢・職業など個人を特定する情報の確認、指紋採取写真撮影などがなされます。

また電車内での痴漢事件の場合は、女性に接触したか否かの証拠となり得るので手に付着した繊維の採取がされることが一般的です。

それらの確認や手続きの前後、取調室で、痴漢をしたか否かという点や電車に乗った経緯や車内の具体的な状況について詳しく調べられます。

取り調べのため、警察署にいなければいけない時間・期間については、このように説明されることが一般的です。

捜査機関は、被疑者を逮捕すると最長で3日間拘束することができるんだけど、もし更に取り調べをしたくて3日間以上拘束する場合には、その間に検察官は裁判官に勾留請求をしてその請求を認めてもらわなければならないんだ。
もちろん、検察官がこれ以上拘束する必要がないと判断すれば、逮捕期間である3日間内で釈放されることになる。
しかし、その3日間では起訴するかどうかを見極めるには短いなどの判断をしたときには、検察官は裁判官に最大20日間の勾留請求をする。
勾留請求を受けた裁判官が、被疑者と会って話を聞き、勾留する必要があると判断した場合には、勾留決定を下されるんだ。

逮捕後、留置が継続することを「勾留」と言います。

同じ読みで「拘留」という語もありますが、この場面では「勾留」が法律的には正確です。

そして、以上の通り、逮捕後は、勾留期間に入り、起訴が決まるまで、トータルで最長23日、警察署で留置されます。

この23日という期間については、補足的に説明が必要です。

近年、痴漢事件で逮捕された後の留置期間について傾向に変化があったためです。

ここ数年は、逮捕のあとの10日間の勾留が認められにくくなっています。

つまり、昔よりも早めに釈放される傾向にあるということですね。

昔は条例違反の痴漢事件でも10日間の勾留が安易に認められるケースが多かったですが、最近はかなり減ってきています。

強制わいせつ罪の痴漢は、悪質で刑事裁判になる可能性も高く、まだ勾留が認められやすいですが、条例違反の痴漢は、基本的に当日〜数日で釈放されることも多いです。

ここで注意が必要なのは、痴漢行為の内容によって、適用される法令が異なること、釈放されるまでの時間も異なる傾向があることです。

簡単に説明すると、通常の痴漢行為は迷惑防止条例違反となり、より悪質な痴漢行為は強制わいせつ罪となります。

条例違反に当たる痴漢は短期で釈放されることが多くなったものの、強制わいせつに当たる痴漢は10日以上勾留が続くことが多いです。

また、条例違反の痴漢と強制わいせつの痴漢の違いについては、こちらのページが参考になります。

条例違反と強制わいせつの簡易表

条例違反の痴漢 強制わいせつの痴漢
行為 服の上から触るなど比較的軽度の痴漢行為 服の下に手を入れる、抱き付くなど、重度の痴漢行為
犯行場所 公共の場所に限る 場所の限定なし
刑罰 懲役6ヶ月以下または罰金50万円以下※ 懲役6ヶ月以上10年以下

※都道府県によって異なる。また常習の場合は刑罰が異なる。

起訴が決まった後

では、起訴が決まった後はどうなるでしょうか?

その後、起訴されてしまった場合、23日間の手続の後も引き続き、裁判が終わるまで捕まったままの状態が続きます。
もちろん、全ての手続が終わる前に釈放されることもあります。

以上の説明の通り、起訴後も勾留が続きます。

もっとも、条例違反の痴漢ですと略式請求がなされ、すぐに処分が決まり、釈放されることが多いです。

検察官が略式命令請求(略式起訴)をしたケースでは、加害者は、罰金刑になりますが、簡易・迅速に裁判手続が終了します。
痴漢事件では、起訴された場合には、このケースが圧倒的に多いです。
強制わいせつ事件で起訴された場合、通常、公判請求となります(略式起訴にはなりません)。
公判請求ですので、少なくとも、2、3か月以上は刑事裁判が続き、刑事裁判中も勾留という身柄拘束が続くことが多くあります。

強制わいせつの痴漢だと2~3ヶ月以上、刑事裁判が続き、拘置所で勾留され、釈放されません。

なお、起訴後、保釈という手続きを行えば、釈放されることがあります。

保釈についてはこちらのページが参考になります。

釈放までの時間まとめ

痴漢で逮捕されてから釈放されるまでの時間は以上の通りです。

釈放されるまでの時間について整理しましょう。

釈放されるまでの時間

条例違反の痴漢 強制わいせつの痴漢
起訴が決まるまでの間 最長23日間の逮捕・勾留期間が続くが、近年は数日で釈放されることも多い 最長23日間の逮捕・勾留期間が続く
起訴が決まった後 略式請求がなされ、すぐに処分が決まって釈放となることが多い 裁判が続く2~3ヶ月以上、勾留が続くことが多い

「起訴?裁判?」その後の処分

ここまでで、痴漢事件で逮捕された後の流れと、釈放されるまでの時間・期間を見てきました。

次に、逮捕後に検索間が起訴したとき、どのような処分が下されるか、見ていきましょう。

迷惑防止条例違反の痴漢

比較的軽度の条例違反の痴漢をして、起訴された時、このような処分が下ることとなります。

痴漢を犯した者は、各都道府県の条例で「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」と定められていることが多いです。
初犯の場合の刑期も、この法律の範囲内で言い渡されることになります。
実際に言い渡される刑期は、痴漢によって生じた結果の重大性や、痴漢の行為の悪質性の程度によって異なってきます。
もっとも、初犯であれば、略式裁判による罰金刑で終わることも多く、懲役刑の判決が下されることはそう多くありません。

ここでアトム法律事務所の弁護士に質問です。

初犯であれば条例違反は罰金になることが多いと言われます。

罰金の金額は50万以下と定められていることが多いですが、実際にはいくらになりますか?

条例違反の痴漢の初犯で多いのは罰金30万円です。

痴漢行為の程度によって、低額の20万円、法定刑いっぱいの50万円となることもありますが、初犯では30万円であることが多いです。

強制わいせつの痴漢

より悪質で、強制わいせつ罪に当たる痴漢をして、起訴された時は、このような処分が下ることとなります。

強制わいせつ罪の懲役刑の相場は、事件によってさまざまです。
強制わいせつ罪の懲役の法定刑は、刑法によって懲役10年以下と定められているため、強制わいせつ罪の懲役刑が強制わいせつ事件単体で懲役10年を超えることないと言えます。
強制わいせつ罪の行為が悪質でない場合は、実刑にはならず執行猶予がつくことも多いです。
これに対して、強制わいせつ罪の行為が悪質な場合は、初犯であっても懲役実刑になることがあります。

強制わいせつで起訴された場合でも、行為の悪質さによって、刑務所行きになるか執行猶予か、変わってくるということです。

では、懲役10年以下ということですが、実際には何年くらいになるでしょうか?

事件の内容によって違いがあるので、ズバリ何年と言うことは難しいです。

行為の内容、被害者との示談成否、同種前科の有無など、色々な要素によって量刑は決まります。

しかし、当事者としては大きな関心事だと思うので、あえて年数をお伝えしましょう。

電車内の痴漢で強制わいせつとなったケースでは懲役2年前後であることが多いです。

電車内の痴漢に限定して、強制わいせつとして起訴された事件の量刑を表でまとめました。

示談成否、同種前科の有無がそれぞれ異なるので、一概には言えませんが、懲役2~3年が目安とはなります

電車内の痴漢による強制わいせつ事例の刑罰まとめ

行為 刑罰
下着の中に手を入れて胸を触った 懲役1年6月、執行猶予3年
下着の中に指を入れて陰部に挿入した 懲役1年6月、執行猶予3年
スカート内に手を入れ下着の上から陰部を触った 懲役2年、執行猶予3年
下着の中に指を入れて陰部及び肛門を触った 懲役2年、執行猶予5年
下着の中に指を入れて陰部を触った 懲役1年6月、実刑

逮捕後の会社対応

逮捕が会社にバレる理由

夫や子が「痴漢で逮捕された」ということを知ったご家族が大きな不安を抱くのは会社への対応です。

痴漢で逮捕されたことは、警察から会社に連絡がいってしまうのでしょうか?

Q 警察に逮捕されたことは、会社に連絡がいきますか?
基本的には会社に連絡はいきません。
もっとも、逮捕が長引けば、その過程で会社に逮捕の事実が知られてしまうことがあります。
また、逮捕がマスコミ報道されれば、会社に事件のことが知られてしまう可能性が一気に高まります。

このように、警察から直ちに連絡がいくということはありません

しかし、逮捕が長引くと、逮捕されたことを黙っておけない状況となり、知られる可能性が高まります

また、マスコミ報道されてしまった場合は、逮捕・勾留の期間にかかわらず、知られてしまう可能性が高いでしょう。

逮捕がバレれば解雇?

痴漢で逮捕されたことが会社に知られてしまったとき、気になるのは[解雇クビになってしまうのか]という点でしょう。

Q 逮捕が会社にバレたら、解雇処分でクビになりますか?
逮捕されたからといって、直ちに解雇処分でクビになるわけではありません。
また、仮に解雇処分でクビと言われても、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合、解雇は無効となります。

このように、痴漢で逮捕されたことが会社に知られても直ちにクビとはならないです。

しかし、法律的に解雇が有効でないとしても、実際、同じ職場で仕事を続けるのは、体面上、難しくなってしまうと考えられます。

会社に知られないようにする対策があれば、その対策を講じておきたいところです。

会社への連絡

家族が痴漢で逮捕されてしまって、家族が会社に連絡をしなければいけないとき、何と言えばいいでしょうか。

小学生~高校生が休むときは、保護者が学校に連絡すれば済むでしょう。

しかし、大人が会社を休むとき、家族から連絡を入れるのは、異常事態を感じさせるものです。

とは言え、会社に無断で欠勤を続けることもできないので、連絡せざるを得ないでしょう。

会社員である夫や子が逮捕されてしまった場合、その奥さん・お母さんは、会社に何と連絡をするべきでしょうか?

正直に逮捕されたと言うのと、体調不良などと言い訳をしておくのと、どちらがいいですか?

よく相談される内容ですが、万能な回答はありません。

痴漢で逮捕された後、数日で釈放され、職場復帰できる可能性もあります

そのため、逮捕の事実をそのまま伝え、職場復帰しにくくしてしまうことを積極的に勧めることはできません。

しかし、一方で、弁護士として、体調不良という虚偽の申告をするよう、推奨することもできません。

連絡する相手や上司との関係、ご本人の会社内での立場を踏まえ、ご判断されるとよいでしょう。

なるほど、弁護士としては、依頼者が不利益になること、嘘をつくこと、どちらがいいとはすすめられないですね。

それでは質問を変えます。

痴漢で逮捕された人の家族は、会社に何と連絡をしていることが多いですか?

事例としてお答えしましょう。

「本人は高熱で寝込んでいる

「本人は階段から落ちて頭を打って意識がない

「本人は喉の激痛で声が出ない

以上のような事情により、本人に代わって家族が会社に連絡し、無断欠勤にならないようにした、というケースがありました。

あまり大袈裟な傷病と伝えてしまうと、会社の人がお見舞いに来てしまいそうで、逮捕されたことがバレる原因になってしまう気がします。

体調不良を理由に欠勤の連絡をする場合は、お見舞いに来られない程度の体調不良であることにしておいた方が無難であると感じました。

会社バレを防ぐ最善の方法

痴漢で逮捕された人や家族としては、「会社に絶対に知られたくない」と考えるでしょう。

どうすれば会社に知られることを防ぐことができるでしょうか?

痴漢で逮捕されたことを会社に知られないようにする最善の方法は、早期に被害者の方と示談をすることです。

痴漢の被害者の方に、謝罪を尽くし、示談をして、許しが得られた場合、大半の事件ではすぐ釈放されます。

その結果、早期に職場復帰することができ、逮捕されたことを知られないで済む可能性も高まります。

痴漢事件の解決の手引き

示談で早期釈放・処罰なし

痴漢事件で示談をすると早期に釈放されるということですが、これは条例違反の場合でも強制わいせつの場合でも同様でしょうか?

条例違反でも強制わいせつの場合でも、釈放されます。

正確に言うと、示談の結果、告訴取消がなされた場合に、釈放されます。

迷惑防止条例違反の痴漢も、強制わいせつの痴漢も、告訴が取り消されれば、不起訴になり釈放される可能性が高くなります。

弁護士を付けるメリット

痴漢で逮捕された事件で、示談をすることのメリットがよくわかりました。

被害者に謝罪して、示談をするのが痴漢逮捕の問題を解決するベストな方法ですね。

そうなると、痴漢で逮捕された人の家族としては「すぐ被害者の方に謝罪し、示談したい」と考えるかもしれません。

しかし、加害者本人またはその家族が、自分たちで被害者と示談をすることはできません

加害者本人が、逮捕・勾留されている場合には物理的にできません。
また、加害者と被害者が面識ない場合も、通常、弁護士なしでは、加害者本人が被害者の連絡先を知ることができず、加害者本人が示談をすることはできません。

しかし、弁護士であれば、被害者の連絡先を知ることができます。

示談は、まず被害者と連絡をとることから始まります。
しかし、被害者が怒ってしまっているときなどは、警察が連絡先を教えてくれないことがよくあります。
警察が連絡先を教えてくれない時でも、弁護士を付けることで、弁護士が引き続き警察に働きかけたり、検察官に働きかけたりして、被害者の連絡先を開示するよう求めることができます。
その結果、弁護士に限って被害者の連絡先を知ることができるケースは多いです。
また、痴漢をしてしまった本人と直接連絡をとることには抵抗があるけれど、弁護士であれば連絡先を教えても良いという被害者もいます。
その場合、弁護士を付けることで、弁護士を介して被害者の連絡先を知ることができるので、示談交渉をすることができます。

そのため、痴漢で逮捕された事件では、弁護士を付けるメリットが大きいと言えます。

「痴漢専門弁護士」を探す

痴漢で逮捕された人の家族の心境としては、被害者に謝意をしっかり伝え、示談を成立させてくれる弁護士を付けたいところです。

痴漢事件専門の弁護士がいれば頼もしい、任せたいものです。

残念ながら、調査した限り、専ら痴漢だけを扱う弁護士事務所はありませんでした。

しかし、刑事事件に力を入れていて、痴漢事件の解決を図る上で頼りになる弁護士事務所は全国にあります。

調査の結果、見つかった刑事事件に注力する弁護士を厳選したので、実際に弁護士をお探しの方はご利用ください。

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ここでアトム法律事務所の弁護士に質問です。

通常の弁護士と、刑事事件に注力する弁護士、痴漢事件の解決を頼んだときに違いはありますか?

弁護士は皆、法律問題の専門家で、示談交渉をすることができます。

もっとも、痴漢事件の示談や早期釈放に向けた動きを考えると、刑事事件を多く扱っている弁護士に頼むと良いでしょう。

そのような事務所では、示談成立前でも、裁判所等に早期釈放を働きかけることに習熟していることが多いからです。

また、フットワークよく動けるよう夜間・土日も営業していることが多いので、その点でもメリットがあります。

こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。

いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。

来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。

急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。

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24時間365日いつでも全国対応

※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

ちなみに問合せは、全国対応で受け付けているとのこと。

誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。

痴漢で逮捕された人の「実際の話」

アトム法律事務所のホームページで紹介される、痴漢事件で逮捕された人の実際の体験談をご紹介します。

実例を見ると、痴漢事件の当事者となった人の状況がイメージしやすくなりますね。

地獄で仏?スピード解決のケース

痴漢で逮捕され「もう人生終わりだ」と思った人のところにやってきた弁護士。

弁護活動の結果、示談前に釈放となり、その後に示談も成立し、依頼者は不起訴となったケースです。

示談成立前でも、交渉によって早期釈放を実現できることがわかりますね。

チェンジ!弁護士交代のケース

初めに付けた弁護士が示談を進めてくれなかったので、弁護士を交代

新しい弁護士が痴漢の被害者と示談を成立させ、依頼者は不起訴なったケースです。

弁護士の相性、弁護方針も色々なので、合わないと感じた場合は別の弁護士と相談するのがいいですね。

絶対絶命?痴漢前科あるケース

痴漢の同種前科がある人が電車内で痴漢をした事件。

弁護活動の結果、示談が成立し、実刑を回避したケースが紹介されています。

同種前科があっても弁護士を付けるメリットがあることがわかりますね。

痴漢とお金にまつわる「実際の話」

痴漢の罰金額

先ほど、アトム法律事務所の弁護士から条例違反の痴漢の罰金額は30万円前後であると聞きましたが、実際の事件の罰金額資料を得ることができました。

6件の痴漢事件の罰金額の平均は31.6万円と、30万円に近い金額になっています。

2016年以降の痴漢事件の罰金額まとめ

都道府県 罰金額
東京都 20万円
大阪府 30万円
愛知県 30万円
東京都 30万円
埼玉県 30万円
神奈川県 50万円

痴漢の慰謝料・示談金

痴漢の慰謝料・示談金については、こちらのレポートが参考になります。

  • 痴漢事件の被害者・加害者の合意により示談金は決まる。
  • 双方に様々な事情がある

というのがポイントで、条例違反の痴漢の示談金は50万円前後である、ということがわかります。

弁護士費用も含めた総額

こちらは盗撮の示談金と弁護士費用の総額について言及したレポートです。

事件によって金額は異なるものの、全てあわせて100~200万円の範囲には収まる可能性が高い、というのが結論です。

痴漢事件と盗撮事件では、示談金の相場が近いように感じます。

示談金と弁護士費用トータルで、同じくらいの金額、つまり100~200万円の範囲で収まるものでしょうか?

一概には言えませんが、条例違反の痴漢事件において、大半は指摘された金額の範囲で収まるでしょう。

もっとも、強制わいせつの痴漢事件で、裁判になる場合、示談金・弁護士費用がより高額になる可能性があります。

  • 痴漢事件の示談金と弁護士費用を含めた総額は100~200万円の範囲で収まることが多い。
  • 痴漢行為の悪質性が高い強制わいせつ事件では、より高額になる場合もある。

ということですね。

決して安くありませんが、早期釈放職場復帰のメリットを考えれば、弁護士を付けることを検討する価値はあるでしょう。

痴漢で逮捕「実際の話」まとめ

最後に、痴漢で逮捕されてお悩みの方、ご家族の方に向けてメッセージをお願いします。

これまで、数多く、ご自身が、またはご家族が痴漢で逮捕され、悩まれている方の相談を受けてきました。

初めて警察沙汰を経験される方も多く、そういう方の多くは非常に深刻に悩まれています。

被害者の方がいる事件ですから、起こしてしまったことを重く受け止めることは重要です。

しかし、「人生、もう終わり」ということまで考える必要はありません。

被害者の方に謝罪を尽くし示談をすることで早期に釈放され、不起訴となり、元の生活に戻れるケースは多いです。

弁護士は全国に数多くいるので、悩まれている方は、一人で抱えず、まず、弁護士に相談してください。

弁護士はあなたの絶対的な味方となります。

ありがとうございました!

まとめ

いかがだったでしょうか?

このレポートでは、痴漢で逮捕された人やその家族が知りたい「実際の話」に焦点を当てて調査をしました。

  • 痴漢で逮捕されたら起訴決定まで23日釈放されないことがある。
  • 近年は条例違反の痴漢は当日~数日で釈放されることがある
  • 条例違反の痴漢は初犯であれば罰金30万円となることが多い。
  • 強制わいせつの痴漢は懲役2年前後、執行猶予がつくこともある。
  • 痴漢で逮捕されたことを知られずに解決するには弁護士付けて示談がベスト。

ということがわかりましたね。

地元で痴漢事件の解決を頼める弁護士を探すなら全国弁護士検索を使ってみてください。

弁護士事務所まで相談に行けないときは弁護士のスマホで無料相談が便利です。

痴漢や逮捕の関連記事も下で読めるので、ご参考にどうぞ!