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痴漢は後日逮捕されない?|現行犯逮捕と後日逮捕の違い・その後の流れを解説

  • 痴漢,逮捕
  • 1300

痴漢事件を起こしてしまい現行犯で逮捕された…

現場では現行犯逮捕されなかったけど、後から警察がきて、後日逮捕されるか心配…

逮捕されるとしたら、逮捕の流れは?

その後の身柄拘束期間は何日くらい?

身から出た錆とはいえ不安、心配、疑問でいっぱいですよね。

ご安心ください。

ここでは数々の痴漢事件を解決してこられた弁護士の岡野武志先生をお呼びしました。

先生に聞きながら、痴漢の逮捕について詳しく見ていきましょう。

よろしくお願いします。

痴漢の逮捕について、時系列を追いながらしっかり解説していきます。

【追記】「逮捕の流れ」が、わかりやすいように解説動画を作りました。逮捕から勾留、起訴の決定、そして裁判になった場合までの流れを解説しています。

痴漢と逮捕の関係

痴漢と逮捕の関係

現行犯逮捕と後日逮捕(通常逮捕)の違いは?

痴漢事件って、逮捕されることもあれば、逮捕されないこともありますよね。

弁護士先生、逮捕されるケースについて、くわしく解説お願いします。

痴漢の逮捕には、大きく、①痴漢の事件当日に逮捕される現行犯逮捕と、②痴漢からしばらくした後に逮捕される後日逮捕(法律的には「通常逮捕」といいます)の二つのパターンがあります。

痴漢の現行犯逮捕とは、痴漢の当日に痴漢事件の現場で逮捕されることをいいます。痴漢事件が起こったその時その場所で被害者や目撃者によって逮捕されるのが一般的です。

現行犯逮捕された後は、痴漢の加害者はそのまま警察署に連行されることになります。

これに対して、痴漢の後日逮捕とは、痴漢の逮捕状にもとづいて逮捕されることをいいます。痴漢事件が起こった翌日以降に逮捕状をもった警察官によって逮捕されるのが一般的です。

痴漢の逮捕状がいつ発行されるかは、痴漢事件に対する捜査の進み具合によって異なります。

現行犯逮捕のほうがイメージつきやすいです。

後日逮捕される場合だと、いつ警察が動き出すか、わからないものなんですね。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い

まとめ

現行犯逮捕と後日逮捕(通常逮捕)の違いは?

  現行犯逮捕 後日逮捕
逮捕の時期 犯行中、犯行直後 後日
逮捕状の要否 必要なし 絶対に必要
逮捕者 主に被害者、目撃者 主に警察官
逮捕後 警察署に連行される

痴漢で現行犯逮捕されるケースは?

先生、現行犯逮捕について、もっと詳しく教えてください。

具体的にはどんな事例があるんでしょうか?

痴漢で現行犯逮捕されるケースは、痴漢事件の被害者または周囲の目撃者が痴漢行為を現場で確認している点に特徴があります。

頻繁に痴漢事件が起こっている現場周辺では、特に捜査機関が警戒していることもあり巡回中の警察官によって現行犯逮捕されることも少なくありません。

痴漢の中でも電車の二人掛けのシートを利用し被害者が逃げられないようにした上での痴漢など、悪質性の高い場合には、現行犯逮捕されるケースがあります。

また、痴漢をした後、逃げようとしたため現行犯逮捕されるケースもあります。

具体例その1

加害者Aは被害者Bに対して、満員電車で身動きがとれない状況を利用して、密着した被害者の臀部を手で触り続けたことで現行犯逮捕された。

具体例その2

加害者Aは被害者Bに対して、電車内で痴漢行為をしたが、それを見咎められたため、走って逃げたことで現行犯逮捕された。

なるほど、まさに現場で取り押さえられることになるんですね。

具体例を聞くと納得できます。

まとめ

痴漢で現行犯逮捕されるケースは?

  現行犯逮捕されやすい 現行犯逮捕されにくい
犯人 犯人が誰か明白 犯人が誰か不明確
犯行 犯行が目撃されている 犯行が目撃されていない
結果 犯人は現場から警察署に連行される 犯人は現場からそのまま帰宅する

痴漢で後日逮捕(通常逮捕)されるケースは?

では、後日逮捕されるパターンについて話を伺います。

どういうケースが後日逮捕になるのでしょうか?

痴漢で後日に通常逮捕されるケースはそう多くありません。

その中で、痴漢で後日逮捕されるケースは、痴漢の加害者が痴漢事件に関する証拠を隠滅する可能性が高い場合や逃亡する可能性が高いと判断される点に特徴があります。

警察としても、軽微な痴漢事件で、証拠隠滅の可能性が低いケースでは、わざわざ裁判所に対して逮捕状を請求しないのが一般的です。

この点、痴漢の容疑を不合理に否認している場合には、「証拠を隠滅する可能性が高い」として後日逮捕されるリスクが高まります。

具体例その1

加害者Aは被害者Bに対し、デパートのエスカレータで被害者の足を触る痴漢をした。しかしその後、多数の目撃者明確な証拠があるにも関わらず、容疑を不合理に否認したため後日逮捕された。

具体例その2

加害者Aは被害者Bに対し、駅のホームで痴漢をした。しかしその後、防犯カメラに犯行現場が映っているにもかかわらず、容疑を不合理に否認したため後日逮捕された。

現行犯逮捕とは明らかに違うっていうことがわかりますね。

検証すると違いがわかりやすいかも。

まとめ

痴漢で後日逮捕(通常逮捕)されるケースは?

  後日逮捕されやすい 後日逮捕されにくい
証拠隠滅 証拠隠滅の可能性が高い 隠滅の可能性が低い
逃亡 逃亡の可能性が高い 逃亡の可能性が低い

痴漢で逮捕された場合の刑罰とは?

痴漢(条例違反)の刑罰

さて、今度は痴漢で有罪になった場合の刑罰を見ていきましょう。

痴漢には2種類あるということでしたね。

まずは条例違反の場合の刑罰です。

先ほどの大阪府の条例を見てみますと、こんな風に書いてあります。

六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

つまり、痴漢行為で大阪府の条例に違反すると、原則的に

  • 6ヶ月以下の懲役刑
  • 50万円以下の罰金刑

が科せられるということですね。

各都道府県により条例の内容は異なりますが、刑罰も大体このあたりが相場みたいです。

痴漢(強制わいせつ罪)の刑罰

では次は、刑法の強制わいせつ罪にあたる場合の刑罰です。

これはさっき出てきた条文にも書かれていましたね。

6月以上10年以下の懲役に処する。

ということでした。

つまり痴漢行為で刑法の強制わいせつ罪になると、原則として

6ヶ月以上10年以下の懲役刑

が科せられるということです。

最も短いと6ヶ月、長いと10年になるというのですから、随分と開きがありますよね。

痴漢の刑罰

  条例違反(※) 強制わいせつ罪
処罰の根拠 各都道府県の条例 刑法
刑罰 多くは6月以下の懲役又は50万円以下の罰金 6月以上10年以下の懲役

※これはあくまでも代表例で、条例は各都道府県により異なります。

なお、痴漢の刑罰については、『痴漢の刑罰|痴漢は懲役刑?実刑ではなく執行猶予はつかないの?』でも解説しているので、興味がある方はご覧ください。

痴漢の逮捕の実例10選

痴漢の「逮捕の実例10選」を押さえよう

さあ皆さん注目です!

なんとここでは、実際にあった痴漢事件の一部を大公開します。

岡野先生の事務所で過去に取り扱ってきたケースを、特別に見せてくれました。

今までの話を思い出しながら、どんなケースが逮捕されて、その後どうなったのかを追っていきましょう。

まずは条例違反の痴漢事件からです。

痴漢(条例違反)の実例5選

痴漢(条例違反)の実例5選

  事案の概要 逮捕の種類 刑事処分
スーパーマーケットの雑誌コーナーで、立ち読みしていた9歳の女児に対し、背後からその臀部を撫でるなどの卑わいな行為をした痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
走行中の電車内で、被害者である女子高校生の背後に立ち、その右太ももを右手で触るなどした痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
マンションの階段で、酒に酔った状態で、すれ違いざまに女性の胸を触るなどの卑わいな行為をした痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
走行中の電車内で、被害者女性の臀部や脚を触るなどの行為をした痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
走行中の電車内で、19歳の被害者女性に対し、服の上から自分の股間をズボン越しに押し付けるなどの卑わいな行為をした痴漢事件。 後日逮捕 懲役10月・猶予3年

やはりほとんどは、現行犯逮捕ですね。

それに不起訴になっている!やはり弁護士に依頼したからでしょう。

⑤のケースですが、痴漢で後日逮捕というのもたまにあるようです。

刑事処分も重いですし、大きな事件だったのでしょうね。

痴漢(強制わいせつ罪)の実例5選

次は強制わいせつ罪にあたる痴漢事件です。

痴漢(強制わいせつ罪)の実例5選

 

  事案の概要 逮捕の種類 刑事処分
走行中の電車内で、被害者女性の背後から体を密着させ、服の上から臀部を触り、露出した自分の陰茎を服の上から臀部に押し付け、被害者女性の服に自分の精液をかけた強制わいせつ痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
マンガ喫茶の個室ブース内で、客として来ていた被害者女性の乳房を鷲掴みにした強制わいせつ痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
路上で、通行人である被害者女性に対して、その口をふさぎ、陰部をもてあそぶなどした強制わいせつ痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
走行中の電車内で、乗車中の被害者のパンツの中に手の指を入れて、その臀部付近を触った強制わいせつ痴漢事件。 現行犯逮捕 不起訴
路上で、自転車で帰宅途中の被害者を呼び止め、その女性の胸を揉んだり陰部を撫でるなどした強制わいせつ痴漢事件。 後日逮捕 不起訴

なんと⑤のケースは、事件から4年後の逮捕だったそうですよ。

後日も後日、加害者としては、もうすっかり気を緩めていたのではないでしょうか。

やはり現行犯逮捕されなかったからといって全然安心できないということですね。

痴漢の逮捕に関するQA

痴漢の逮捕に関するQA

逮捕されない痴漢はある?

それでは、逮捕されない痴漢事件について、考えてみたいと思います。

痴漢事件で、本当に逮捕されないケースって、あるんでしょうか?

あります。すべての痴漢の加害者が逮捕されるわけではありません。

痴漢事件を起こしてしまっても、痴漢の犯行態様が悪質でない場合は、逮捕されないケースも多いです。

もっとも、逮捕されない痴漢の場合でも、被害届が受理されれば、在宅(ざいたく)のまま捜査や取り調べが行われることになります。

在宅事件の場合は、警察署の留置場で生活する必要はありません。自宅で生活することができます。

しかし、警察から呼び出しがあった場合は、その呼び出しに応じて自宅から警察署に出向き、痴漢事件の捜査や取り調べに協力することが求められます。

逮捕されると身動きがとれないので、逮捕されないパターンだと、いろいろダメージ少なくてすみますね。

留置場での生活を強いられるか、普段の生活を維持できるか、まったく環境が違うのが特徴的ですね。

まとめ

逮捕されない痴漢はある?

  逮捕されない 逮捕される
被害届 被害届が受理される
事件の内容 あまり悪質でない痴漢事件 悪質な痴漢事件
嫌疑の程度 嫌疑が低い 嫌疑が高い
起訴の可能性 起訴され刑事裁判になる可能性が低い 起訴され刑事裁判になる可能性が高い
取調べ中 呼ばれるたびに自宅から出向く 警察署の留置場で生活

痴漢の逮捕条件は?

では、痴漢事件での「逮捕の条件」について、弁護士先生、教えていただけますか?

どういう条件がそろうと逮捕されてしまうんでしょうか。

痴漢の逮捕条件は、現行犯逮捕の場合と、後日逮捕(通常逮捕)の場合とで異なります。

現行犯逮捕の要件

痴漢の現行犯逮捕は、基本的に、痴漢事件を現に確認した者によってその現場で行われる必要があります。

現行犯逮捕できるのは、基本的にその時その場限りです。

痴漢事件の現行犯逮捕は、目撃者や被害者側の関係者、現場に駆けつけた警察官によって行われることが多いです。

後日逮捕の要件

痴漢の後日逮捕は、裁判官が発行する逮捕状にもとづいて行われる必要があります。

逮捕状の発行を請求するのは、一般的に警察官です。

逮捕状の発行は、逮捕の理由逮捕の必要性が認められる場合に限られます。

逮捕の理由とは、「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由」のことです。

逮捕の必要性とは、「被疑者が逃亡するおそれ」や「被疑者が罪証を隠滅するおそれ」があることです。

それぞれ条件が違うんですね。

後日逮捕には逮捕状が必要で、現行犯逮捕には不要なんですね。

なるほど。

まとめ

痴漢の逮捕条件は?

  現行犯逮捕 後日逮捕
逮捕する人 犯行現場を目撃した人 逮捕状を持った警察官
逮捕の場所 犯行現場 限定なし
逮捕の時期 犯行中、犯行直後 後日(逮捕状発行後)
逮捕状の要否 必要なし 絶対に必要(※)

※逮捕状は、逮捕の理由と逮捕の必要性が認められる場合に限り発行されます。

痴漢の逮捕の流れは?逮捕までの流れは?

それでは先生、次に痴漢事件の逮捕の流れについて解説してください。

事件発生から警察署に連れて行かれるまでって、どんな流れになるんでしょうか?

痴漢の逮捕の流れは、大きく現行犯逮捕の場合と後日逮捕(通常逮捕)の場合に分けられます。

現行犯逮捕の流れ

痴漢の現行犯逮捕の流れは、痴漢事件の現場で痴漢事件の直後に逮捕される点に特徴があります。

痴漢事件の被害者目撃者が加害者を直接逮捕するのが、痴漢の現行犯逮捕です。

現行犯逮捕された後は、その場に通報を受けた警察官がやって来て、そのまま警察署に連行されることになります。

①痴漢事件の発生

②被害者や第三者による現行犯逮捕

③警察署への連行

後日逮捕の流れ

痴漢の後日逮捕の流れは、逮捕状をもった警察官に逮捕される点に特徴があります。

痴漢事件の加害者を後日逮捕するためには、裁判所が発行する逮捕状にもとづく必要があります。

実際の後日逮捕の現場では、警察官が痴漢事件の加害者に逮捕状を示して、逮捕が執行されることになります。

①痴漢事件の発生

②警察官による逮捕状の請求

③裁判官による逮捕状の発行

④警察官による後日逮捕

⑤警察署への連行

なるほど、「誰が逮捕するのか」や、「逮捕状を必要とするのか」など、いろいろ特徴があるんですね。

逮捕の流れを知ると、また痴漢事件の理解が進みます!

まとめ

痴漢の逮捕の流れは?逮捕までの流れは?

  現行犯逮捕 後日逮捕
逮捕する人 主に被害者、目撃者 主に警察官
逮捕の場所 犯行現場 限定なし
逮捕の時期 犯行中、犯行直後 後日
逮捕状 なし あり
警察署への連行 あり

なお、後日逮捕の場合、任意同行を求められるケースがあります。

痴漢における任意同行については『痴漢で任意同行を求められたら逮捕される?|任意同行後の流れを解説』で説明しているので、興味がある方はご覧ください。

痴漢から後日逮捕されるまでの期間は?

ここで気になることが。

先生、後日逮捕されるときって、痴漢事件発生からどれくらいの期間で逮捕されることになるんですか?

後日逮捕されるまでの期間に、法律上の決まりはありません。

痴漢を犯してから後日逮捕されるまでの期間は、捜査の進み具合によるところが大きいです。

痴漢事件の場合、実際に後日逮捕されることはそう多くありません。

犯人が特定できている場合には、1か月以内に逮捕されることが多いです。

一方、犯人が特定できていないような場合には、逮捕まで時間がかかることもあります。

そうなんですね。

結局、事件によって逮捕までにかかる時間はばらばらってことなんですね。

まとめ

痴漢から後日逮捕されるまでの期間は?

  早い逮捕 遅い逮捕
法律上の要件 法律上の決まりは特にない
一般的な場合 事件から一か月以内 事件から半年〜一年後

痴漢で逮捕された後の勾留期間(×拘留期間)は?

それでは、逮捕された後の流れについて伺いたいと思います。

逮捕後は、どんな流れになっているんでしょうか?

逮捕の期間

痴漢の逮捕の期間は、72時間です。

痴漢で逮捕されてから48時間以内に検察官に事件が送致され、24時間以内に勾留請求がされなければ、基本的に釈放されます。

勾留請求がされない場合や、検察官に勾留請求されたものの裁判官が勾留を認めない場合は、留置場で1~2泊して釈放されることになります。

なお、逮捕・勾留されている状態を「身柄拘束」ということがあります。これは、身体を紐などで拘束されるということではなくて、警察署内の留置場から出られない状態を意味します。

勾留(×拘留)の期間

痴漢での勾留の期間は、最初は10日間、さらに10日間延長される可能性があり、痴漢事件が条例違反として起訴されればさらに長引くことになります。

一度勾留が決定されれば、弁護士が介入し途中で示談が成立するなどの特段の事情がない限り、最低でも10日間は警察署の留置場で生活しなければなりません。

その後、さらに10日間ほど勾留が延長される可能性があります。逮捕と勾留の期間を足すと身柄拘束の期間は最長23日間になります。

さらに、痴漢(条例違反)で起訴(公判請求)された場合は、その後に保釈が認められるか執行猶予判決が言い渡されるまで、ずっと留置場または拘置所で生活しなければなりません。

逮捕後の時間に関するルールは厳格に決められているんですね。

ここまで細かいとは、少し驚きました。

痴漢で逮捕された後の流れは、『痴漢で逮捕された後の流れ|勾留期間や釈放までを解説』で詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。

まとめ

痴漢で逮捕された後の勾留期間(×拘留期間)は?

  起訴されるまで 起訴された後
逮捕 72時間以内
勾留 ・最初は10日間
・その後最長10日間の延長あり
保釈が認められない限り判決言い渡しまでずっと(※)

※保釈が認められれば裁判所に保釈金を納付して釈放されます。

痴漢逮捕を職場や学校にバレる前に解決するには?

逮捕後の1~2日に留まらず、10~20日に渡って外に出られないと、職場や学校に対する連絡に困ってしまう、という声も多いようです。

2~3週、通勤・通学ができなければ解雇退学になってしまう、という不安が生じるのも、もっともです。

その不安を解消するため=早期釈放のために動くことができるのが弁護士です。弁護士の具体的な活動内容を確認していきましょう。

まず、家族が痴漢で逮捕されたご本人と面会できない状況でも、弁護士はご本人と接見することが可能です。

接見をすることで状況を確認して、早期の社会復帰に向けて、被害者との示談や釈放に向けて活動をすることができます。

痴漢事件では、示談が成立すれば留置場から釈放され、不起訴処分となることがほとんどです。

不起訴になれば、有罪にならず前科もつかないので、円滑に会社や学校に戻り、その後の生活の不安も解消されやすいでしょう。

示談成立・不起訴の前でも、勾留決定に対て弁護士が準抗告という手続きをとって、早期釈放を実現できることがあるそうです。

痴漢事件の逮捕の問題に直面したときは、弁護士に相談することが極めて重要ですね。

なお、上記でてきた痴漢の示談については、『痴漢の示談金はいくら?|示談の基礎知識と相場を事例で紹介』で詳しく解説しているので、興味がある方はご覧くださいね。

痴漢の逮捕の相談なら弁護士にお任せ!

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ここまで、痴漢の逮捕について、岡野弁護士の解説と共にお送りしました。

これで一般的なことはカバーできました。

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まとめ

さて、今回は、痴漢事件の逮捕について、専門家の先生に教えていただきました。

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総まとめ
  現行犯逮捕 後日逮捕
逮捕する人 主に被害者、目撃者 主に警察官
逮捕の時期 犯行中、犯行直後 後日(逮捕状発行後)
逮捕の場所 犯行現場 限定なし
逮捕状の要否 必要なし 絶対に必要
警察署への連行 あり
取り調べ 留置場から取調室に出頭
逮捕までの期間 なし(その場で逮捕) 事件により幅がある
拘束時間 72時間以内
起訴前勾留 ・逮捕後まず10日間
・その後最長10日間の延長あり
起訴後勾留 保釈が認められない限り判決言い渡しまでずっと(※)

※保釈が認められれば裁判所に保釈金を納付して釈放されます。

痴漢は逮捕される?逮捕時の流れについてのQ&A

痴漢の現行犯逮捕と後日(通常)逮捕の違いは?

痴漢の現行犯逮捕とは、痴漢の当日に痴漢事件の現場で逮捕されることを言います。痴漢事件が起こったその時、その場所で、被害者や目撃者によって逮捕されるのが一般的です。現行犯逮捕後は、痴漢の加害者は警察署に連行されます。痴漢の後日逮捕(法律用語では「通常逮捕」)とは、痴漢の逮捕状にもとづいて逮捕されることをいいます。痴漢事件が起こった翌日以降に逮捕状をもった警察官によって逮捕されるのが一般的です。 痴漢の現行犯逮捕と後日(通常)逮捕の違い

痴漢で現行犯逮捕されるケースは?

痴漢で現行犯逮捕されるケースは、痴漢事件の被害者、周囲の目撃者が痴漢行為を現場で確認している点が特徴です。痴漢事件が頻繁に起きている地域では、警察が警戒しています。巡回中の警察官によって現行犯逮捕されることも少なくありません。また、被害者が逃げられないようにした上での痴漢など、悪質性が高い場合、現行犯逮捕されるケースがあります。痴漢をした後、逃げようとしたため現行犯逮捕されるケースもあります。 痴漢で現行犯逮捕されるケース

痴漢で後日逮捕(通常逮捕)されるケースは?

痴漢で後日逮捕されるケースの特徴は以下の2点です。①加害者が痴漢事件に関する証拠を隠滅する可能性が高い場合、②加害者が逃亡する可能性が高いと判断される場合の2点です。軽微な痴漢事件で、証拠隠滅の可能性が低いケースでは、警察としてもわざわざ裁判所に対して逮捕状を請求しないのが一般的です。痴漢の容疑を不合理に否認している場合には、「証拠を隠滅する可能性が高い」として後日逮捕されるリスクが高まります。 痴漢で後日逮捕(通常逮捕)されるケース

加害者が逮捕されない痴漢事件はある?

加害者が逮捕されない痴漢事件はあります。痴漢事件を起こしてしまっても、痴漢の犯行態様が悪質でない場合は、逮捕されないケースも多いです。逮捕されない痴漢事件の場合でも、被害届が受理されれば、在宅のまま捜査や取り調べが行われることになります。在宅事件の場合は、警察署の留置場で生活する必要はありません。しかし、警察から呼び出しがあった場合、呼び出しに応じて捜査や取り調べに協力することが求められます。 加害者が逮捕されない痴漢事件について解説

痴漢の逮捕条件は?

痴漢の現行犯逮捕の場合は、痴漢事件を現に確認した者によって、その現場で行われる必要があります。目撃者や被害者側の関係者、現場に駆けつけた警察官によって行われることが多いです。痴漢の後日逮捕は、裁判官が発行する逮捕状にもとづいて行われる必要があります。逮捕状の発行を請求するのは、一般的に警察官です。また逮捕状の発行は、逮捕の理由と逮捕の必要性が認められる場合に限られます。 痴漢の逮捕条件

痴漢事件の逮捕の流れは?

痴漢事件の現行犯逮捕の流れは、事件現場で、事件直後に逮捕される点が特徴です。痴漢事件の被害者や目撃者が加害者を直接逮捕します。現行犯逮捕された後、通報を受けた警察官によって、警察署へ連行されます。後日逮捕の流れは、逮捕状をもった警察官に逮捕される点が特徴です。痴漢事件の加害者を後日逮捕するためには、裁判所が発行する逮捕状にもとづく必要があります。 痴漢事件の逮捕の流れを解説

痴漢から後日逮捕されるまでの期間は?

事件によって逮捕までにかかる時間は異なります。後日逮捕されるまでの期間に、法律上の決まりはありません。痴漢を犯してから後日逮捕されるまでの期間は、捜査の進み具合によるところが大きいです。痴漢事件の場合、実際に後日逮捕されることは多くありません。犯人が特定できている場合、1か月以内に逮捕されることが多いです。一方、犯人が特定できていないような場合、逮捕まで時間がかかることもあります。 痴漢から後日逮捕されるまでの期間を解説

痴漢で逮捕された後の逮捕の期間と勾留期間は?

痴漢の逮捕の期間は、72時間です。逮捕後48時間以内に検察官に事件が送致され、24時間以内に勾留が請求されなければ、基本的に釈放されます。勾留が認められない限り、留置場で1~2泊して釈放されるイメージです。勾留の期間は、最初は10日間、さらに10日間延長される可能性があり、痴漢事件が条例違反として起訴されればさらに長引くことになります。 痴漢で逮捕された後の逮捕の期間と勾留期間