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いまさら聞けない「痴漢で逮捕されるまで」の6つの秘密

  • 痴漢,逮捕

いまさら聞けない「痴漢で逮捕されるまで」の6つの秘密

息子が電車で痴漢をしてしまったらしい…。

被害者は現場では何も言わなかったようだけど、後から逮捕されることもあるの?

…ある日突然、こんなことが起きるかもしれません。

痴漢行為は、れっきとした犯罪です。

でもご家族としては、逮捕の不安に日々怯えるのもつらいですよね。

今回は、私たちカタログ編集部が

  • 痴漢で逮捕されるのはどんな場合
  • 痴漢で逮捕されたらどうなる

という点について、徹底調査してきました。

いざ逮捕されるときに慌てないで済むように、痴漢事件で逮捕されるまでの流れをしっかり押さえておきましょう。

弁護士が公開!「痴漢で逮捕されるまで」の6つの秘密

「痴漢で逮捕されるまで」について、皆さんが知りたいのはどんなことですか?

以下では、「痴漢で逮捕されるまで」の6つの秘密を公開します。

年に100件以上の痴漢事件の相談を受けるアトム法律事務所の弁護士を、解説にお呼びしました。

弁護活動の現場ならではのポイントを教えていただきながら、不安を解消していきましょう。

こんにちは。

  • 過去の事例を踏まえつつ
  • 最新の動向を押さえて

わかりやすく解説していきます。

秘密その① 痴漢は警察に「逮捕」される?逮捕されない?

秘密その①は、痴漢はそもそも逮捕されるのかという点です。

被害者の全員が事件を告訴することはなさそうですし、逮捕されない痴漢もあるんじゃないですか?

痴漢は警察に逮捕されやすい犯罪です。

特に、痴漢の現行犯で逮捕されることが多いです。

▼逮捕直後

逮捕されると、1日から2日間、警察署の留置場に拘束されます。

痴漢は、逮捕後、勾留までされずに釈放されることが多いですが、まれに勾留までされることもあります。

▼勾留決定以降

勾留された場合、更に10日から20日間、警察署の留置場に拘束されます。

弁護士がついて勾留回避のための活動を行うことで、勾留される可能性は更に低くなるでしょう。

逮捕から勾留までの流れは、以下の図のようになっています↓

逮捕の流れ

逮捕されると、長期間の身体拘束が待っているのですね。

学校や会社にも行けないし、欠席・欠勤が続いてバレたら大変なことになってしまいます…。

まとめ
痴漢は警察に逮捕される?されない?
  逮捕されやすい 逮捕されにくい
事件の内容 悪質な痴漢事件 あまり悪質でない痴漢事件
嫌疑の程度 嫌疑が高い 嫌疑が低い
起訴の可能性 起訴される可能性が高い 起訴される可能性が低い

秘密その② 痴漢は「後日逮捕」される?通常逮捕、現行犯逮捕との違いは?

秘密その②は、痴漢は後日逮捕されるかという点です。

逮捕には、大きく分けて

  • 現行犯逮捕
  • 後日逮捕(法律的な言い方は「通常逮捕」)

がありますが、痴漢の場合、どちらが多いのでしょうか?

痴漢は警察に逮捕されやすい犯罪です。

しかし、痴漢で逮捕されるのは事件直後の現行犯逮捕がほとんどで、後日逮捕されるケースは多くないです。

後日逮捕(後から通常逮捕)されるケースは、

  • 痴漢事件の目撃情報など明確な証拠がある
  • にも関わらず犯人が現場から逃走し
  • 現場に加害者を特定できる所持品を落としていった

といった場合などでしょう。

なるほど、痴漢は後日逮捕よりも現行犯逮捕が多いんですね。

後日逮捕された場合も、その後の流れは現行犯逮捕の場合と同じです。

まずは1日から2日間、警察署の留置場に拘束されます。

痴漢は勾留までされることは少なく、この時点で釈放されることが多いですが、たまに勾留までされる事件もある、ということでしたね。

勾留されてしまった場合は、更に10日から20日間、警察署の留置場に拘束されることになります。

一度勾留されてしまっても、弁護士なら準抗告といって、早期釈放を求める活動をすることができます

早期に身柄を解放してくれるのは心強いですね。

痴漢事件で逮捕・勾留されたら、弁護士に依頼するのが良さそうです。

まとめ
痴漢の現行犯逮捕・後日逮捕(通常逮捕)
  現行犯逮捕 後日逮捕(通常逮捕)
逮捕の時期 犯行中、犯行直後 後日
逮捕者 主に被害者、目撃者 主に警察官
逮捕後 警察署に連行される

秘密その③ 痴漢で「告訴」された…告訴されたら逮捕される?

秘密その③は、痴漢で告訴されたら逮捕されるの?という点です。

告訴とは、被害者側が加害者の処罰を求める意思表示ですね。

痴漢で告訴され、告訴が受理されると、警察が痴漢事件の捜査を開始します。

警察が捜査を行う際、犯人が

  • 逃亡したり
  • 証拠を隠したり

する疑いがあると判断すると、犯人を逮捕することがあります。

しかし、痴漢は一般的に、逃亡や証拠隠しの恐れが低いとされている犯罪です。

痴漢事件で、告訴された後に逮捕されることは、あまりないでしょう。

うーん、なるほど。

告訴されたからといって、すぐに逮捕されるわけではないんですね。

まとめ
告訴されたら逮捕される?
  逮捕されやすい 逮捕されにくい
告訴 受理される
逃亡の恐れ 逃亡の恐れあり 逃亡の恐れなし
証拠隠滅の恐れ 隠滅の恐れあり 隠滅の恐れなし

秘密その④ 痴漢の「逮捕の条件」とは?どんな人が逮捕されるの?

秘密その④は、痴漢の逮捕条件とは?という点です。

痴漢で逮捕されるのは、どんな場合でしょうか?

…実は、逮捕は法律で定められた手続で、逮捕の条件も法律に定められています。

法律上の逮捕の条件は、

①犯人が痴漢をしたと疑うに足りる相当な理由があること

明らかに逮捕の必要がない、といえないこと

とされていて、②の判断では、

  • 犯人が逃亡する恐れ
  • 証拠を隠滅する恐れ

の有無などを判断するとされています。

▼「逃亡する恐れ」

  • 住所が不定
  • 職についていない
  • 単身者

といった事情があると、「逃亡する恐れ」が高いと判断されやすいです。

▼「証拠を隠滅する恐れ」

  • 被害者と面識がある
  • 暴力団関係者である

といった事情があると、「証拠を隠滅する恐れ」が高いと判断される傾向にあります。

痴漢は、一般的に逃亡や証拠隠滅の恐れは低いとされています。

定まった住所があって定職についていれば、痴漢で逮捕される可能性は低いといえるでしょう。

逮捕されやすいのは、逃亡や証拠隠滅を企てる人なんですね。

…まあ、考えてみれば当然かもしれません。

痴漢事件を起こしてしまったら、ヘンなことをして逮捕されるより、早期解決に向けて動き出しましょう。

秘密その⑤ 痴漢で逮捕されるとき「逮捕状」はある?

秘密その⑤は、痴漢で逮捕されるときに逮捕状はあるの?という点です。

痴漢で逮捕される場合、大きくわけて「現行犯逮捕」と「後日逮捕」(通常逮捕)の2つがありますが…。

痴漢は、事件の直後に現場で逮捕される現行犯逮捕が多いということでした。

現行犯逮捕はかなり緊急の場合なので、逮捕状はないイメージですが、実際のところどうなのでしょう?

現行犯逮捕の場合、法律上、例外的に逮捕状が必要ないとされており、逮捕状がなくても逮捕できます

これに対し、後日逮捕(通常逮捕)の場合、法律上、逮捕状が必要とされており、逮捕状を犯人に示さなければ逮捕できません

ちなみに、逮捕前に、逮捕状が発行されているかどうかを犯人や弁護士が確かめることは困難です。

逮捕状が絶対に必要なのは、後日逮捕の場合なんですね。

それにしても、逮捕状が出ているかどうか事前に知ることができないとは…。

弁護士さんでも難しいとなると、実際に逮捕されるまでなすすべはないですね。

なかなかに不安です。

まとめ
逮捕されるとき逮捕状はある?
  現行犯逮捕 後日逮捕(通常逮捕)
逮捕状の要否 必要なし 絶対に必要
逮捕状発行の有無 犯人も弁護士も確認は困難

秘密その⑥ 痴漢の「逮捕の流れ」とは?

さて、秘密⑥は、痴漢の逮捕の流れです。

痴漢で逮捕されるケースは、大きく現行犯逮捕と通常逮捕(後日逮捕)に分けられます。

多いのは現行犯逮捕で、痴漢事件の直後に現場で逮捕されます。

通常逮捕は、後日、早朝に自宅などにやってきた警察によって、逮捕状を示されて行われるのが一般的です。

逮捕されると、事件を認めるのか否認するのかを確認されます。

その後、事件について取調べを受け、調書を作成したり犯行再現をしたりして、警察署の留置場に拘束されます。

逮捕の翌日か翌々日の朝、検察庁裁判所に行き、再度、今回の事件を認めるのか否認するのかを確認されます。

その内容を踏まえて、検察官と裁判官が、逮捕に引き続き勾留すべきかどうかの判断を行います。

痴漢は、勾留まではされずに釈放されるケースが多いですが、まれに引き続き勾留されることもあります。

  • 勾留されると、引き続き10日~20日間拘束されます。
  • 勾留されずに釈放された場合、日常生活に戻ることができますが、警察などから数回出頭を求められることがあります。

以上が、痴漢事件の逮捕後の流れです。

以上の内容を整理すると、以下のようになります。

①逮捕

②事件を認めるか否認するか聞かれる

③取調べを受ける

④検察庁や裁判所に連れて行かれる

⑤勾留するかどうかの判断が下される

  • さらに10~20日間勾留されることもある
  • 釈放されたあとも、数回警察に呼び出されることもある

逮捕後の流れをしっかり頭に入れておけば、不安も少しは晴れるかもしれませんね。

逮捕の流れをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください↓

痴漢事件、逮捕前の悩みは弁護士に相談せよ!

さて、「痴漢で逮捕されるまで」について、弁護活動の現場ならではの8つの秘密を、アトム法律事務所の弁護士に教えていただきました。

普段はなかなか聞くことのできない話でしたね。

これで大体の流れはわかりましたが、いざ自分が逮捕されそうという状況だったら、もっと具体的なアドバイスが欲しいでしょう。

というわけで、以下では、あなたの痴漢事件を弁護士に直接相談できる便利な窓口をご案内します。

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こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。

いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。

来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。

急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。

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誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。

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事務所ごとに、口コミや評判も見られるので、参考にしてください。

最後に弁護士からメッセージ

では先生、最後にひとことお願いします。

痴漢事件を解決するポイントは、スピードとタイミング

早い段階でご相談いただけると、弁護士にできることも増えます。

痴漢事件は、初期の段階で手を打つことで、不起訴になり前科がつかないで解決することも多いです。

あなたの痴漢事件に関する不安、弁護士にゆだねてみてはいかがですか?

まとめ

いかがでしたか?

痴漢で逮捕されるまでの流れを、アトム法律事務所の弁護士と共に追ってきました。

痴漢で逮捕された場合の流れは『痴漢は逮捕される?逮捕されない?逮捕の流れとその後の身柄拘束期間』でも解説しているので、興味がある方はご覧ください。

また、下記の関連記事を要チェックです。

痴漢事件を起こしてしまい、警察に呼び出されたりして逮捕の不安に怯えている方は、

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