風俗トラブルの示談金の相場は？｜示談の流れや実例を紹介！

公開日：2017-08-22 ｜更新日：2023-03-13
風俗,示談

風俗トラブルに巻き込まれてしまった！

「事件が表沙汰になる前に風俗トラブルを示談で解決したい…」

「でも、風俗トラブルの示談について何もわからない…」

事件に巻き込まれ動揺すると、対処法がわからず不安になりますよね。

でも、ご安心ください。

今回は風俗トラブルの示談の疑問、対処法を徹底解説します！

あとで不利益を被らない為にもまずは正しい知識を身につけましょう。

気になる示談金の相場なども記載するので是非ご覧ください。

そもそも風俗トラブルとはなにか？
風俗トラブルでの示談の必要性｜警察は捜査する？
風俗トラブルにおける示談金の相場｜過去の事例を大公開！
風俗トラブルの示談書・謝罪文の書き方
- 風俗トラブルの示談書の書き方は？
- 風俗トラブルの謝罪文の書き方は？
風俗問題の示談交渉で、弁護士に依頼するメリットは？
スマホで無料相談で風俗トラブルの示談をマスターする
- 今すぐ相談予約！24時間受付の無料相談窓口
- 【地元の弁護士を検索】風俗トラブルの示談にくわしい弁護士の選び方！
まとめ

風俗トラブルの示談に対する世間の関心は高いですよね。

そういえば、風俗トラブルについてこんなニュースもありました。

修学旅行中に風俗店の女性従業員とトラブルを起こしたとして、徳島県教育委員会は10日、（略）の男性教諭（28）を懲戒免職処分にした。
（略）
女性従業員は意に反する行為をされたとして、大阪府警に被害届を提出。教諭は大阪水上署に呼ばれ、任意聴取を受けた。その後、示談が成立した。

出典：産経WEST（2016.11.10 22:19）

これは世間でも注目を浴びた事件の一つでした。

ニュース記事によると、示談が成立しているようですね。

視点を変えて、自分のこととして考えてみると、どうでしょうか。

いざ、自分が当事者になるとどうすればいいかわかりませんよね。

なかなか人にも聞けない不安な事がたくさんあると思います。

今回の特集では示談交渉の流れや、示談書の知っておくべき事をまとめました。

この特集で不安を解消しましょう！

また、示談や示談書については専門家に相談するのが一番の解決策です。

後ほど、具体的な相談窓口もご案内したいと思います。

今回は具体的な4つの疑問を専門家の先生に解説していただきたいと思います。

解説は、テレビでもおなじみの刑事事件の専門家、アトム法律事務所の弁護士です。

回答者

アトム法律事務所
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ご自身では示談や示談交渉の仕方など、不安に思うことがたくさんあると思います。

今回は皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います。

そもそも風俗トラブルとはなにか？

性行為サービスの店では、「本番行為」（＝SEX）が禁止されています。

しかし、客が従業員女性とSEXすることがあります。

そのような場合、客と風俗店側がトラブルとなることがあります。

風俗トラブルでは、風俗店側から賠償金の請求をされることがあります。

また、風俗店側から、書面にサインを求められたり、身分証のコピーをとられることもあります。

賠償金請求の際、風俗店が、威圧的な態度をとることもあります。

さらに、風俗店側から「警察へ被害届を出すぞ」等と圧力をかけられることもあるかもしれません。

回答者

アトム法律事務所
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風俗店側と、納得した形の示談ができれば、問題なく終了することが多いです。

しかし、風俗店側が法外な示談金を請求してくるケースがあります。

そのような場合は、少なくとも双方納得した形での示談にはなりません。

風俗店側と示談はしたものの、心配が尽きないこともあります。

風俗店側に法外な示談金を請求されるケースなど、不安な要素がたくさんあります。

心労が続くと身体にもよくありません。

自分自身にも不利益のない示談を成立させたいですね。

よくある風俗トラブルについては風俗トラブル発生！よくある事例と逮捕の可能性、示談金（慰謝料）相場を解説で解説しているので、是非ご覧ください。

風俗トラブルでの示談の必要性｜警察は捜査する？

風俗トラブルが発生した場合には、過度に不安にならないようにしましょう。

また、風俗トラブルを甘くみないことも重要です。

風俗トラブルは、どちらかと言うと、民事事件の側面が強い問題です。

風俗店側が、警察に対して被害届を提出しても警察が動くことはあまりないようです。

過度に不安になる必要はなく、冷静に対応することが大切です。

たとえば、風俗店側が、以下のようなことを告げたとしましょう。

「罰金100万円を支払わないと、警察に通報する」

このような風俗トラブルでは、警察が熱心に動くことは少ないです。

なぜなら、罰金100万円は法外な金額だからです。

警察は、風俗店の罰金100万円の回収を手助けするような行為は控えます。

一方、風俗問題でも深刻な刑事事件に発展するものもあります。

このような場合、警察は動くことが多いでしょう。

回答者

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客が示談交渉を全くしない場合、警察が動くことがあります。

全く示談交渉を行なわないのは望ましくありません。

風俗店側が、威圧的な態度で、法外な金額を請求してくる場合は別です。

大切なのは、誠実に示談交渉をする意思が示されることです。

全く示談交渉に応じない場合は警察が動くこともあるのですね。

まずは冷静に状況を判断し、交渉に応じましょう。

風俗トラブルにおける示談金の相場｜過去の事例を大公開！

弁護士に示談交渉を依頼することが大切なことはわかりました。

これで不当に高額な慰謝料や、繰り返しの慰謝料請求を防ぐことができるのですね。

ここまでくると、適切な慰謝料金額はいくらなの？といった疑問が生まれるかと思います。

そこで、ここからは適切な慰謝料金額を過去の豊富な事例を交えて解説して頂きましょう！

相場の決まり方

まず、風俗トラブルで示談金（慰謝料）を支払うことになった場合、慰謝料の相場が気になるところです。

風俗トラブルの示談金（慰謝料）の金額にはどのような特徴があるのでしょうか。

回答者

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風俗トラブルの内容によって金額は大きく変わります。

たとえば、本番行為禁止にもかかわらず、従業員女性と本番行為をした場合、示談金（慰謝料）は

従業員女性の同意の有無、
強制の度合い

などによって左右されます。

被害が大きくない場合は、妊娠・性病等の検査代金として数万円程度になることがあります。

一方で、被害が重大な場合、数十万程度になることも多いです。

とはいえ、風俗トラブルで100万円以上の示談になるケースは稀です。

なるほどなるほど。では、次の章で風俗トラブルの示談金（慰謝料）の実際の金額をみていきましょう！

それでは、過去の事例を踏まえて①本番行為をした場合と、②盗撮行為をした場合の示談金（慰謝料）相場を見ていきましょう。

実際の事例に基づいた示談金の解説は、他のサイトにはない貴重な情報ですよ！

風俗店の女性に本番行為を強要した場合の示談金（慰謝料）相場

デリヘルで本番行為をした場合、店やデリヘル嬢から、慰謝料や示談金を請求されることがあります。

風俗店で本番行為を強要した場合、示談金（慰謝料）はいくら請求されるのでしょうか。

回答者

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デリヘル店やデリヘル嬢から請求される金額は、店によって千差万別です。

示談の内容は当事者の合意で決まるので、示談金の額もケースバイケースです。

そのため、風俗トラブルの示談金相場を決めるのは困難です。

ただ、ある程度の目安といったものはあります。

デリヘルでの本番行為の場合、店側は、なるべく警察を介さずに現金を得ようと考えます。

そのため、現金ですぐに払える程度の請求額になることが多いです。

もっとも、事案によりけりですので、ここで実例をみてみましょう。

実例

風俗店の女性に本番行為を強要した場合の示談金（慰謝料）

	事件内容	示談金	刑事処分
①	性風俗店で従業員の女性からサービスを受けていたところ、本人に本番行為の認識はないものの、性行為を強いられたと女性に主張された事件。	1万円	事件化せず
②	ホテルにデリヘル嬢を呼んで、本番行為を行った事件。	5万円	事件化せず
③	風俗店を利用した際に、女性従業員の承諾なく禁止されている本番行為をした事件。	7万円	事件化せず
④	宿泊先のシティホテルにおいて、呼び出したデリヘル嬢が同意をしていると誤信して性行為におよんだ事件。	20万円	不起訴
⑤	デリヘル嬢をホテルに呼び出し、同意があると思いこみ性行為に及んだ事件。	60万円	不起訴
⑥	ホテルにおいて、性的サービスを受けるためデリバリーヘルス嬢から性的サービスを受けていたが満足できず、同意のない状態で本番行為を行った事件。	80万円	事件化せず
⑦	風俗店を利用した際に、興奮のあまり禁止されている本番行為を行った事件。	100万円	事件化せず

実際の例を見てみると1万円～100万円まで大きく差がありましたね。

事件の内容や状況によって大きく変化しそうです。

具体的な事案については、専門家である弁護士に相談しましょう。

風俗店利用時の盗撮行為をした場合の示談金（慰謝料）相場

次は風俗店利用時に盗撮行為をしてしまった場合の示談金相場です。

具体例を4件みてみましょう。

実例

風俗店の女性に盗撮行為をした場合の示談金（慰謝料）

	事件内容	示談金	刑事処分
①	風俗店を利用した際に、店の女性を盗撮をした事件。	10万円	事件化せず
②	風俗店を利用した際に、携帯電話を用いて複数回にわたって女性従業員を盗撮した事件。	20万円	事件化せず
③	ホテルで性的サービスを利用した際に、スマートフォンを用いてサービス内容を動画撮影した事件。	50万円	事件化せず
④	ホテルに呼んだデリヘル嬢をビデオカメラで盗撮した事件。	80万円	事件化せず