留置場・拘置所へ差し入れできる時間は?土日休日の差し入れは可能?
- 留置場や拘置所へ差し入れできる時間を知りたい…
- いつ、どのタイミングで差し入れできるの?
そのような疑問や悩みに応える情報をまとめました。
- 逮捕後に差し入れ可能時間
- 勾留後の差し入れ可能時間
また、法律や実務の専門的な部分の監修はテレビや雑誌でお馴染みのアトム法律事務所の弁護士にお願いしています。
よろしくお願いします。
私の事務所にも留置場や拘置所への接見・差し入れ代行といった相談は大変多く寄せられています。
実際の現場の経験を元に、逮捕・勾留されている方への差し入れについて解説していきます。
目次
「家族が突然警察に逮捕されてしまった!」
そんな時にまず気になるのは、
- いつ出てこられるのか?
- いつ会えるのか?
ということでしょう。
そして、もしも、「すぐには出てこられないかもしれない、面会できないかもしれない」となったら、
- せめて差し入れだけでもしてあげたい
- いつから、どのタイミングで差し入れできるの?
ということが気になりますよね。
「留置場の家族に衣服や本を差し入れしてあげたい!」
そんなご要望をかなえるための、お役立ち情報をこちらにまとめましたのでどうぞ!
「逮捕」されたら、いつ差し入れできる?
まずは、逮捕されて留置場へ入れられてしまった場合の差し入れについてです。
逮捕直後は原則的に差し入れできない
逮捕された直後は、差し入れの権利は認められていません。
しかし、実際の取り扱いとしては、留置の担当警察官が捜査担当の警察官に確認を取り、許可が下りれば差し入れができるという運用になっているようです(都内警察署の留置担当官による回答)。
逮捕後に差し入れ可能な場合
どうしても逮捕中に差し入れをしたいものがある場合には、担当警察官の許可が下りやすいように、留置の担当者に事情や必要性を詳しくお話しすると良いかもしれません。
また、弁護士であれば差し入れができる可能性もありますので、急を要する用件の場合は弁護士を通して差し入れを行うというのも一つの方法です。
弁護士であれば基本的に土日深夜であっても、いつでも面会が可能です。
正式に弁護活動の契約を結ぶ前であっても、面会や差し入れ代行の依頼を受け付けている事務所も有ります。
弁護士 | 一般人 | |
---|---|---|
差し入れ | いつでも可能 | 平日日中のみ |
面会 | いつでも可能 | 平日日中のみ |
「勾留」されたら、いつ差し入れできる?
次は、勾留中の差し入れについて見ていきます。
接見禁止でない場合
勾留に接見禁止の処分が付いていない限り差し入れをすることができます。
接見禁止中である場合は、一般の方が差し入れや面会をすることはできません。
接見禁止中の場合
接見禁止の処分が付いている場合でも、弁護士であれば差し入れが認められる物も多いので、衣服や書籍、その他の日用品を差し入れしたい方は、お近くの弁護士事務所までご相談ください。
なお、弁護士であれば、接見禁止の処分が付いていても、ご本人と面会することができます。
弁護士による面会の代行では、差し入れや緊急の要件について直接協議し、その後に差し入れを代行することが可能となります。
弁護士に接見を依頼する場合には、ご本人がどこの留置場・拘置所にいるのか分かってなければいけません。
弁護士 | 一般人 | |
---|---|---|
時間・回数 | いつでも・何度でも可能 | 平日日中・1日一回のみ |
接見禁止中 | 差し入れ・面会可能 | 差し入れ・面会不可能 |
差し入れ申し込みできる時間は?
大まかな流れは分かりましたか?
締めに、留置場と拘置所の具体的な面会時間をまとめてみました。
留置場の場合
留置場の場合、各警察署の執務時間内であれば差し入れの申し込みが可能なようです。
各警察署によって異なる場合もありますが、一般的には平日の8時30分~17時ころまでのようです。
土日や祝日は差し入れを受け付けていません。
拘置所の場合
拘置所の場合、窓口での受付時間は平日8時30分~12時、13時~15時30分までです。
土日や祝日は窓口での差し入れを受け付けていません。
ただし、郵送での差し入れは可能なようです。
差し入れできるものは日用品だけではありません。
家族からの手紙の差し入れが、ご本人の強い心の支えになったおかげで、警察の厳しい取り調べを耐え抜くことができた、という事例を多く目にしてきました。
ご本人に家族の気持ちを届けるためには、曜日や時間を選ばずに依頼できる弁護士に相談するのが最善かもしれません。
差し入れを弁護士に無料相談
面会や差し入れについて無料相談を行っている法律事務所は沢山あります。
積極的に無料相談を利用して今後の見通しなどをたずねてみるのがよいでしょう。
今すぐ相談予約!24時間受付の無料相談窓口
こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。
いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。
来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。
急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
ちなみに問合せは、全国対応で受け付けているとのこと。
誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。
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最後に一言アドバイス
最後に一言、弁護士のアドバイスを紹介します。
差し入れは、生活に必要な物だけでなく、家族からの心の支えを届けることでもあります。
ご家族が直接行うのが難しければ、なるべく早く弁護士に無料相談してみてください。
きっと活路が開けるはずです。