【実録】留置所や拘置所へ差し入れできるもの・できないもの一覧
- 留置所の家族に現金やものを差し入れしたい…
- 拘置所の友人にお菓子や食べ物を差し入れできるの…?
こんなことでお悩みの方、どこに相談すればいいのか分からずお困りですよね。
実際に留置所・拘置所に確認し、
- 留置所に差し入れできるもの・できないものリスト
- 拘置所所に差し入れできるもの・できないものリスト
を調べ上げましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、専門的な監修はテレビや雑誌でお馴染みのアトム法律事務所の弁護士にお願いしています。
よろしくお願いします。
実際にご家族から、留置場や拘置所への差し入れ代行を依頼されたことも多々ありますので、差し入れの実情を解説していきたいと思います。
目次
留置所や拘置所には、差し入れできるものと差し入れできないものがあるのは、イメージできると思います。
しかし、実際にどんなものが差し入れ可能で、どんなものが差し入れ不可能なのか、一般の方はそこまで詳しく知りませんよね。
実際に留置所や拘置所に電話で問い合わせた内容をまとめてみましたので、参考にしてください。
留置所に差し入れできるもの・できないものリスト
実際に問い合わせの多い物品を、複数の留置所に確認して、差し入れOK・差し入れNGのリストにしてみました。
これを参考に留置所に差し入れできるもの、できないものを事前にチェックしておきましょう。
表はあくまで目安であり、実際に数量や細かい取り決めが異なる場合があります。
たとえば、衣類であっても、寸法の規制や、ロゴがある物は不可とされる場合もあります。
実際に差し入れ可能かどうかは、留置場の係りに確認してもらうことが確実です。
差し入れOK
①服・衣類
服や衣類は基本的に差し入れ可能です。
しかし、自殺や自傷行為を予防する観点から、フード付きのパーカーやベルト、紐付きのスエットなどは差し入れすることができません。
スエットを差し入れする場合は、ヒモを取ってから差し入れすることになります。
②メガネ
メガネの差し入れは、通常使用する範囲であれば、特に制約は無いようです。
③コンタクト
普段使用しているコンタクトは差し入れができるようです。
ただし、液体で保管する特性上、液体に何が入っているか確認できないため、ワンデータイプのコンタクトや保存液は差し入れができないようです。
④本
一般の書籍、例えば、小説・雑誌・漫画等は差し入れ可能のようです。
ただし、犯罪の手口や薬物に関する本、猥褻な写真集等は差し入れができないようです。
⑤手紙
家族等からの通常の手紙の差し入れは可能のようです。
ただし、罪証隠滅の指示や脅迫めいた内容の手紙は差し入れできません。
⑥写真
3枚程度なら差し入れ可能のようです。
⑦便箋
一般的な便箋であれば、差し入れ可能のようです。
⑧現金
1回につき3万円まで差し入れ可能のようです
⑨歯ブラシ
一般的な歯ブラシであれば差入れ可能です。
ただし、電動歯ブラシや舌磨きがついた歯ブラシは差入れができないこともあるようです。
また、歯磨き粉は中身が確認できないので不可のようです。
差し入れNG
①靴
管理・運営上の理由で差し入れを受け付けていないようです。
留置場内では貸与のサンダルで過ごすようです。
ただし、釈放時に必要な場合には、差し入れを受け付けてくれる場合もあるようです。
②タオル
自殺や自傷行為を予防する観点から、タオルやハンカチはサイズに関係なく差し入れすることができません。
自分個人のタオルが欲しい場合は、留置所内で統一規格のタオルを購入する取り扱いとなっているようです。
③シャンプー
シャンプーは液体の中身が確認できないため、差し入れができないようです。
④食べ物・飲み物・お菓子
飲食物は保管場所がないため、差し入れができないようです。
⑤タバコ
規則で全面禁煙のため、差し入れ不可となっているようです。
⑥ゲーム
留置場内の規律が乱れるため、ビデオゲーム・ボードゲームなど、ゲーム類はすべて差し入れできないようです。
拘置所に差し入れできるもの・できないものリスト
今度は実際に拘置所に確認した内容をまとめた、主な差し入れOK・差し入れNGリストです。
これを参考に拘置所に差し入れできるもの、できないものを事前にチェックしておきましょう。
こちらの表もあくまで目安ですので、拘置所の職員に確認してもらうのが確実です。
ちなみに拘置所は留置場と管轄が異なり、運用も違ってきます。
留置場では飲食物の差し入れは一切認められませんが、拘置所では、ご家族様が拘置所内の売店で購入した物を差し入れることも可能です。
また、ご本人様が現金をお持ちであれば、週に何回かの日時に指定業者から飲食物やその他の物品を購入することもできます。
差し入れOK
①服・衣類
服や衣類は基本的に差し入れ可能です。
ただし、いくつか制約があり、現物を見て差し入れができない場合もあるようです。
フード付きのもの、紐付きのもの、チャックのつなぎが3.5センチ以上のもの、金属のついたもの、大きいロゴの入ったものなどが該当します。
②メガネ
メガネの差し入れは、通常使用する範囲であれば可能です。
ただし、色付きのメガネの場合は現物を見て差し入れができない場合もあるようです。
③コンタクト
ワンデータイプのコンタクトも差し入れ可能のようです。
ただし、保存液は差し入れができず、拘置所で購入することになるようです。
④本
小説・雑誌・漫画など一般の売店で売っている本であれば、1人3冊まで差し入れ可能のようです。
ただし、薬物関係の本や性風俗に関する本は差し入れできない場合もあるようです。
⑤手紙
郵送でのみ可能です。
⑥写真
10枚まで差し入れ可能のようです。
⑦便箋
弁護士を通して、理由が認められれば差し入れ可能のようです。
⑧現金
拘置所内で生活する上で、常識の範囲内の金額であれば上限はないようです。
⑨歯ブラシ
一般的な歯ブラシであれば差入れ可能です。
ただし、電動歯ブラシや舌磨きがついた歯ブラシは差入れができないこともあるようです。
差し入れNG
①靴
拘置所内ではサンダルで過ごすようです。
出所に必要な場合は1足差し入れが可能のようです。
②食べ物・飲み物・お菓子
外部で購入したものは不可ですが、拘置所内の売店で購入した物を差し入れすることは可能です。
また、現金を差し入れてもらって、拘置所の指定業者から購入することができます。
③タバコ
火災防止の観点から差し入れできないようです。
④ゲーム
一切差し入れ不可のようです。
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