傷害罪の示談金相場を丸比べ!示談金額2020年決定版を公開中
傷害事件を起こしてしまい、示談金を払わなくてはならないあなたへ。
ご安心ください。
ここでは、数多くの示談を取り扱ってきた弁護士の先生をお呼びしました。
傷害罪の示談金の相場について、キニナル点をどんどん質問して、疑問を解消していきましょう。
傷害事件の加害者となってしまった今は、
- 自分の人生はこの先どうなってしまうんだろう…
- 示談金って、支払える額なのかな…
- 示談金の相場がわからないから、お金を用意しようにもしようがない…
など、不安でいっぱいですよね。
このページを最後までしっかり読んで、傷害事件を示談で解決していきましょう^^
法律的な部分の解説は、テレビでもお馴染み、アトム法律事務所の弁護士にお願いしています。
目次
傷害罪の示談金、こんなことにお悩みではありませんか?
そもそも傷害がどんな犯罪かわからない…
飲んだ後に酔っ払って人を殴って、ケガをさせてしまった…
ケガ自体は全治2週間ということだけど、警察に傷害の容疑で呼び出されている…
そもそも傷害罪ってどんな犯罪なの?
…そんなお悩みをお持ちの方も多いことでしょう。
ご安心ください。
このページをしっかりと読み進めていけば、傷害がどんな犯罪なのか、しっかり見えてきます!
傷害事件は、示談しないといけないの?
よく示談、示談と聞くけれど…
示談は、どういう時に誰がするものなのか。
示談はしないといけないのか?
示談しないという選択肢はあるのか?
示談するとどうなるのか?
…疑問が山積みですよね^^;
傷害事件で示談するとはどういうことなのか。
示談するとしたら、示談の流れ、示談金の相場はどんな感じか。
弁護士の先生に聞きながら、最後までしっかり皆さんをナビゲートします!
傷害罪の示談金を支払えるか不安…相場は?
傷害罪の示談金といっても、相場がわからない…
そもそも自分に支払える額なのか、というところからして、分からないですよね。
傷害罪の示談金相場を知るには、いくつかのステップがあります。
まずは傷害罪がどんな犯罪なのかを押さえましょう。
そして示談の流れを見たあとで、私が過去に取り扱ってきた実際の事件のデータから、示談金の相場を公開します。
おおっと!コレは期待!
実際にあった生の事件の情報が公開されるのですね。
これはしっかりチェックしないと。
皆さん、最後まで目が離せませんよ……?!
傷害罪の基礎知識を押さえて、示談金相場を知ろう
そもそも傷害罪ってどんな犯罪?
そもそも、傷害罪ってどんな犯罪?
どれくらい重大な犯罪なのか…
どんな刑罰が待っているのか…
いきなり傷害罪の加害者扱いされても、はじめは何もわかりませんよね。
何もわからないと、不安が募ります。
まずは、傷害罪のキホンのキだけでも押さえて、モヤモヤした不安を取り除きたいものです。
はい、傷害罪というのは、人の身体を傷害することによって成立する犯罪をいいます。
傷害罪の規定が守りたいと思っているのは、人の身体の安全です。
人の身体の安全が犯されたときに、傷害罪を犯したとして、加害者に刑罰が加えられることになります。
簡単にいうと、傷害罪は人をケガさせる犯罪ですね。
傷害罪に科される刑罰はどれくらい?
傷害罪は人にケガをさせる犯罪、ということでした。
じゃあ、たとえば全治2週間のケガをさせる傷害罪の刑罰って、どれくらいでしょう?
全治2週間ということは、そんなに重いケガではないし…
刑罰もあまり重くないのかな?
各犯罪の刑罰は、刑法をはじめとした法律の条文に書いてあります。
傷害罪について規定した刑法204条には、「人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」と書かれています。
人をケガさせると、最長15年の懲役刑か、最高50万円の罰金になる、ということです。
全治2週間のケガを負わせた傷罪害の刑罰も、この法律の範囲内で言い渡されることになります。
実際に言い渡される刑期は、傷害罪によって生じた結果の重大性や、傷害罪の行為の悪質性の程度によって異なってきます。
全治2週間というと、後遺障害が残るような非常に重い傷害罪と比べると、刑罰もそれほど重くはならないでしょう。
傷害事件は示談すべきか?示談しないのはアリ?
示談についても、心配ですよね。
刑事事件を起こしたら、加害者は被害者と示談するのが良いとされています。
たとえば全治1週間とか2週間の傷害事件でも、示談しないといけないのでしょうか?
そもそも、示談しないという選択肢はあり得るのでしょうか?
示談するとしても、示談の流れってどんな感じになるのでしょう。
加害者・被害者ともに積極的に示談すべきです。
特に犯罪の加害者にとって、示談しないメリットはないといっても過言ではありません。
そもそも、傷害事件の示談とは、傷害事件によって生じた賠償金をめぐるトラブルを、加害者と被害者の合意をもって解決することをいいます。
示談が成立すると、加害者は被害者に対して、示談金を支払い示談の条件を履行する義務を負います。
示談が成立すると、被害者は加害者に対して、示談金の支払いや示談の条件の履行を請求する権利を持ちます。
傷害事件の示談が成立すれば、加害者はその後の刑事手続きにおいて、示談が成立しなかった場合と比べて有利に取り扱われます。
具体的には、刑事裁判にならない可能性や、不起訴で前科がつかない可能性が高まります。
示談が成立したことで、軽微な傷害事件であれば不起訴になることも多いです。
不起訴になれば前科がつかないです。
前科がつかなければ、その後の就職・転職などへの悪影響も少ないので、不起訴になるメリットは非常に大きいです。
被害者も、示談が成立すれば、早い段階で賠償金を受け取ることができます。
これは被害者にとって、大掛かりな裁判になるよりもずっと便利でメリットが大きいのです。
実際の示談金の一覧表を大公開!全治1週間〜重症・骨折まで、実例をまとめたチャートを掲載中
傷害事件では、示談がとっても大切なようですね。
さて、そろそろ傷害罪の示談金相場を見せてくれますよね?
先生が実際に取り扱ってきた生の事件のデータとやらを、はやく見せて欲しいです!
お待たせしました^^;
私の事務所で過去に実際に取り扱った事件から、いくつかの傷害事件をケガの内容別に持ってきました。
これらはすべて、実際にあった事件で、示談金もすべて加害者が被害者に実際に支払った金額です。
参考にしてください。
さあ皆さん、ついにお披露目です!
全治1週間のケガから骨折・重傷まで、ケガの程度別に見て行きましょう。
ちなみに、どの表も示談金の金額が低いものから順に、だんだんと高くなっていきますので、しっかりご覧ください。
全治1週間の傷害の示談金相場をチェック
事件の概要 | 示談金の金額 |
---|---|
深夜のナイトクラブで、客として来ていた被害者と体が接触して揉めた際、被害者の顔面を手拳で殴打し全治1週間の怪我を負わせた事件。 | 10万円 |
深夜のクラブイベントにおいて、被害者とトラブルになり、顔面を手拳で殴打し暴行を加え、全治1週間を要する怪我を負わせた事件。 | 20万円 |
ハローワーク内において、被害者夫婦に対し、顔面を手拳で数回殴打するなどの暴行を加え、全治1週間を要する怪我を負わせた事件。 | 32万209円 |
信号で停車した際に、被害者が運転する車両に近づき、被害者の胸を両手で突き飛ばし、更に被害者の顔面を手拳で数回殴打した上、爪でひっかくなどの暴行を加え、全治1週間を要する怪我を負わせた事件。 | 40万円 |
公衆トイレで用便中の被害者女性に対し、隣のトイレから壁面を超えて個室に侵入し、同女を押し倒してわいせつな行為をしたところ、その際の暴行により被害者に全治1週間程度の右膝関節打撲症の傷害を負わせた事件。 | 50万円 |
駅のホーム先頭付近において、50代男性と口論になりその男性のマフラーを掴んで下に叩きつけた上、後方の線路に落とす等暴行を加え、全治約1週間を要する頭部挫創の傷害を負わせた事件。 | 100万円 |
電車内において、左隣りの座席に座っていた被害者に「鞄が膝にあたっている」と注意されたことで腹を立て、持っていた腕時計を右手に巻きつけたうえで被害者の顔面を殴打し全治1週間程度の怪我を負わせた事件。 | 70万円 |
通行中の被害者の後方から近づき、被害者の後頭部を凶器で殴打して転倒させ、被害者が所有していた現金約2万円等の入ったバッグをひったくって強取し、被害者に全治1週間程度の左後頭部挫創の傷害を負わせた事件。 | 150万円 |
全治2週間の傷害の示談金相場をチェック
事件の概要 | 示談金の相場 |
---|---|
公園内において、当時17歳の被害者に対し、その顔面などを自転車のサドルなどで殴打する暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 10万円 |
会社の元従業員に対し、その後頭部をノコギリ(刃カバー付)で殴打し全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 25万円 |
路上に停車したタクシーと走行進路について言い争いとなり、被害者であるタクシー運転手の首元及び腕を掴んで押さえつける等の暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 30万円 |
公園内において、当時14歳の少年に対し、手拳で顔面を殴打し、顔面を膝蹴りする等の暴行を加え、更に共犯者が腹部を足蹴りにする等の暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 30万円 |
飲食店の男子トイレにおいて、飲食店店長である被害者の両腕を掴み、被害者の首筋を右手で掴むなどの暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 40万円 |
駅構内において、60代男性と体が接触し、立腹のあまりその男性を足で数回蹴り、頭突きをするなどの暴行を加え、全治2週間を要する怪我を負わせた事件。 | 50万円 |
階段において、当時19歳の被害者女性に対し痴漢行為をし、逃走する際、自転車後部荷台にしがみついた被害者をその場に転倒させ、数メートルにわたり引きずるなどの暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 50万円 |
駅構内のエスカレーターにおいて、その横を通り抜けようとした男性被害者とぶつかったことでトラブルになり、男性に対し蹴るなどの暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 100万円 |
路上で、被害者の自転車の運転に腹を立て、文句を言うために自転車の前に立ちはだかり、自転車に乗っていた被害者と子供を自転車もろとも転倒させ、2人に対し全治2週間の怪我を負わせた事件。 | 130万円 |
風俗店事務所内において、風俗店従業員である女性被害者が無断で他店に勤務したことに憤慨し、被害者の顔面を数回殴打し、さらには頭髪を切除する等の暴行を加え、全治2週間程度の怪我を負わせた事件。 | 130万円 |
骨折(傷害)の示談金相場をチェック
事件の概要 | 示談金の相場 |
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中学生が、男子トイレ内に被害者を連れ込み、頭部を殴打し、両手で首を絞めつけ、胸部に膝蹴りする等の暴行を加え、全治約4週間を要する頭部打撲、頚椎ねんざ、左肋骨骨折の傷害を負わせた事件。 | 15万円 |
当時15歳の被害者に対し因縁を付け、被害者を地面に倒し、顔面を足蹴りし、右手拳で殴打して鼻を骨折させる傷害を負わせた事件。 | 28万3295円 |
中学生が、共犯者とともに、被害者である同級生に対し、手拳で顔面を殴打、腹部を足蹴りする等の暴行を加え、被害者に加療約68日間を要する顔面打撲、右眼窩底骨折、複視の傷害を負わせた事件。 | 41万円 |
深夜、スナック店内で被害者に抱き着いて押し倒す暴行を加え、よって後頭部を縫う怪我および肋骨骨折などの傷害を負わせた事件。 | 46万円 |
職場の店舗において、被害者である40代上司と仕事上のトラブルから口論となり激高し、同人に左脇腹を右手拳で1回殴打する暴行を加え、同人に3週間の加療を要する左助骨多発骨折の傷害を負わせた事件。 | 50万円 |
商業施設において、仕事上のトラブルから店長代理と口論になり、左脇腹を右手拳で1回殴打する暴行を加え、左助骨多発骨折を負わせた事件。 | 50万円 |
自宅アパート居室内において、同居していた未成年の女性被害者に対して、顔面を手拳で数発殴るなどの暴行を加え、頬骨を骨折させる傷害を負わせた事件。 | 59万365円 |
体育館倉庫内において、被害者である70代の同僚と口論になり、顔面を殴打し、眉間や鼻を骨折させる傷害を負わせた事件。 | 110万円 |
電車内において、口論となり、被害者の顔面を殴打するなどの暴行を加え、鼻を骨折させる傷害を負わせた事件。 | 143万5850円 |
深夜、路上において、喧嘩を止めに入った友人に対し、その顔面を拳で殴る暴行を加え、同人に入院加療16日間を要する下顎正中部・左側下顎角部骨折の傷害を負わせた事件。 | 176万円 |
重症(傷害)の示談金相場をチェック
事件の概要 | 示談金の相場 |
---|---|
中学生が、共犯者とともに、被害者である同級生に対し、手拳で頭部を殴打し、両手で首を絞めつけ、さらに胸部に膝蹴りする等の暴行を加え、全治約4週間の頭部打撲、頚椎捻挫、左肋骨骨折の傷害を負わせた事件。 | 15万円 |
駅構内で、盗撮をしているところを周囲の男性に目撃され逃走を図るも、その男性に追いつかれ、腕を振り払ったときに加療約3週間を要する左手首靭帯損傷の傷害を負わせた事件。 | 25万円 |
深夜、自宅アパートの一室内において、同居していた交際相手の顔面を手拳で数発殴るなどの暴行を加え、頬骨骨折等全治4週間の重症を負わせた事件。 | 59万円 |
交通トラブルをおこし、被害者に対し、顔面を3発殴る等の暴行を加え、全治約3週間の傷害を負わせた事件。 | 75万円 |
飲食店の客である被害者Aと口論の末、手拳で殴打する等の暴行を加え、それを制止しようとした被害者Bに対しても暴行を加え、被害者Aには全治1ヶ月の鼻骨骨折、被害者Bには全治3日の左顎打撲の傷害を負わせた事件。 | 75万円 |
新幹線内において、前方の座席に座っていた被害者に対し、座席を数回蹴るなどの暴行を加え、休業約3週間を要する頚部挫傷,頭部打撲傷等の傷害を負わせた事件。 | 179万7405円 |
これはすごいっ!
これだけ数と種類があれば、自分の事件もどれかしらに当てはめて、示談金の相場を把握できそうですね。
傷害事件の示談金の相場は、10万円~150万円超えということでした。
高額なケースだと、180万円近いのもありましたね。
同じ傷害でも、ケガの程度によって、示談金の金額にはずいぶんと開きがあるようです。
なお、その他の示談金の相場はこちらからかんたんに確認できるようにしておきました。
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では先生、最後に何かアドバイスをお願いします。
傷害事件で示談金を支払うといっても、相場がわからなければ、お金も用意しようがありませんよね。
大切なのは、早め早めの準備です。
弁護士を見つけて準備を進めるためには、ある程度時間がかかります。
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まとめ
いかがでしたか?
もし傷害事件の示談金についてもっともっと知りたい!という方は、『【傷害事件の示談金の相場2020】示談の仕組みと重要性を解説』も併せてご覧ください。
また、本記事以外で、傷害事件に関して知っておきたい情報は『傷害事件で逮捕・前科を回避するための正しい対処法』にまとめているので、興味がある方はご覧くださいね。
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