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【特集】麻薬事件レポート|逮捕の流れを知る。あの芸能人・女優も?

  • 麻薬,逮捕

【特集】麻薬事件レポート|逮捕の流れを知る。あの芸能人・女優も?

芸能界に激震を与える麻薬での逮捕ニュース。

まさかあの女優も、この有名人も…?

ですが、芸能人にかぎった話ではありません。

「麻薬」など薬物に関連した危険な犯罪事件はあなたの身近にせまっています。

もしも家族が麻薬事件で逮捕されたら…

突然の逮捕だと、何が起こったのか分からずパニックになってしまうと思います。

そこで、本日は「麻薬事件、逮捕の流れ」をテーマに特集記事をお届けします。

麻薬の逮捕事件について知識を深めていきましょう。

トピック
  • 麻薬を規定する法律は?
  • 麻薬事件の逮捕の流れを知る
  • 麻薬事件の後日逮捕と現行犯逮捕

このような内容を軸に、みなさんの疑問におこたえしていきたいと思います。

解説は刑事事件の専門家、アトム法律事務所の弁護士です。

麻薬で逮捕されたらいったいどんな流れを経て、処分がくだされるのでしょうか。

基本からしっかりとおさえて、麻薬について見識を深めていきましょう。

大物芸能人の逮捕理由は麻薬…ニュースが絶えない麻薬の世界

芸能人有名人による麻薬や覚醒剤といった薬物での逮捕があとを絶ちません。

覚せい剤取締法違反などの罪に問われた歌手(略)に懲役3年、執行猶予4年を言い渡した(略)。

12日の判決によると、(略)被告は都内などで5月、覚せい剤と合成麻薬MDMAを使用、所持した。

ある歌手が覚醒剤と麻薬を使用・所持し、その判決がでたというニュースです。

連日、騒然としていた記憶があるのではないでしょうか。

この芸能人の行く末が気になるところではありますが…

本日のテーマは「麻薬事件、逮捕の流れ」です。

麻薬について、まずは法律のキホンからおさえていきましょう。

逮捕の可能性がある麻薬を規制する法律は?

世の中には、麻薬・大麻・覚醒剤などさまざまな違法薬物があります。

法律で規制されている薬物に関して、違法行為をおこなえば逮捕されてしまいます。

では、いわゆる麻薬はどんな法律で規制されているのかみていきましょう。

麻薬を規制する法律

麻薬及び向精神薬取締法

薬物とひとくくりにしがちですが、麻薬や向精神薬に関しての法律が存在しています。

では、麻薬向精神薬とは具体的にはどういうものなのでしょうか?

麻薬といってもいろんな種類があります。

法律名には麻薬や向精神薬と記されていますが、麻薬などはさまざまな名前で世の中に流通しています。

体表的な麻薬・向精神薬を紹介します。

代表的なもの
  • ヘロイン
  • モルヒネ
  • コカイン
  • MDMA
  • LSD
  • あへん
  • マジックマッシュルーム

など、このような薬物を麻薬・向精神薬としています。

薬物の原料はそれぞれ異なります。

ふくまれる成分も薬物ごとに異なり、使用した時の効果なども違います。

したがって、麻薬・大麻・覚醒剤など薬物の種類によって細かく法律が分けられ規制されています。

麻薬については「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されているということでした。

麻薬所持で逮捕されたら刑期は何年?

麻薬・向精神薬は、さまざまな種類があることが分かりました。

では、麻薬に関してどのような行為が違法行為とされているのかみていきましょう。

違法行為

麻薬及び向精神薬の

  • 施用
  • 所持
  • 譲渡
  • 譲受
  • 製造
  • 輸入
  • 輸出

など

麻薬に関して、このような行為が違法であると定められています。

では、違法行為をすると刑務所に何年くらい入ることになるのでしょうか?

逮捕されたら、何年くらいの刑期になるのかやっぱり気になります。

ここからは、違法行為の多くをしめる所持の刑期についてくわしくみていきます。

麻薬所持の刑期を知る前に…

まず、麻薬及び向精神薬取締法では薬物を3種類に分けて刑罰が決められています。

  • ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)等の麻薬
  • ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)等以外の麻薬
  • 向精神薬

この3つの種類でそれぞれ刑罰の重さがちがいます。

麻薬や向精神薬の種類による、それぞれの刑期について解説します。

所持の刑期
  • ジアセチルモルヒネ等の麻薬:10年以下の懲役
  • ジアセチルモルヒネ等以外の麻薬:7年以下の懲役
  • 向精神薬:3年以下の懲役

薬物の種類によって、懲役の年数がちがうのですね。

ジアセチルモルヒネ等の麻薬は、10年以下の懲役と特に重く処罰されます。

このような麻薬の刑期が長い理由は、薬物としての依存性が強いからとされています。

まとめ

麻薬及び向精神薬所持の刑罰

ジアセチルモルヒネ等 ジアセチルモルヒネ等以外 向精神薬
刑罰 懲役 懲役 懲役
刑期 10年以下 7年以下 3年以下

麻薬事件の逮捕の流れ!逮捕の次に待ちうける手続きとは

【図解】麻薬事件の逮捕から勾留、起訴までの流れ

麻薬事件「逮捕の流れ」の図を確認

逮捕の流れ

こちらは、逮捕から刑事裁判で判決が言い渡されるまでの流れを示した図です。

なんとなく逮捕後の流れのイメージをつかむことはできたでしょうか?

さらにこの図にそって、各スポットごとにくわしく解説していきます。

逮捕
麻薬事件で警察官に逮捕されると、警察署で取り調べがおこなわれます。
そのあと、「48時間以内」に検察官に送致されます。

検察官に送致されないときは、釈放されます。

送致
検察官に送致されると、検察官による麻薬事件の取り調べがおこなわれます。

検察官は取り調べの結果によって、

  • 裁判官に勾留請求する
  • 起訴する
  • 釈放する

これらのどれかを検察官によって決定されます。

勾留
勾留が決定すれば「10日間」留置場で勾留されます。

勾留延長
さらに継続して麻薬事件の捜査の必要があれば「最長で10日間」勾留が延長されます。

起訴
麻薬事件の捜査の結果、起訴されれば約1か月後に刑事裁判が開かれます。

保釈が認められないかぎり、麻薬事件の裁判が終了するまでは勾留されつづけます。

刑事裁判
公開の法廷で、麻薬事件の審理がおこなわれます。

判決
麻薬事件の有罪か無罪かの判決が言い渡されます。

有罪なら、刑罰の内容が伝えられます。

麻薬事件における逮捕から勾留、刑事裁判までのおおまかな流れはこのようになっています。

逮捕の流れをまとめた動画も用意しています。

興味のある方は、こちらもぜひご覧ください。

逮捕からの流れについて、詳しくはこちらの記事もごらんください。

麻薬事件で逮捕・勾留される理由は?

麻薬事件の罪を犯したことを疑う相当な理由があると裁判官に判断されると、逮捕されることになります。

勾留は、逮捕に引きつづいておこなわれる身体拘束です。

勾留は、裁判官によって次のような点が検討され、決められます。

勾留される理由
  • 被疑者の住居が不定
  • 証拠を隠すおそれがある
  • 逃亡するおそれがある

このような理由から裁判官が勾留の判断をすると、勾留されることになります。

勾留が決定されると、被疑者は引き続き、留置場に留め置かれることになります。

麻薬事件の逮捕とは?現行犯逮捕と後日逮捕がある理由

麻薬事件の逮捕の流れは、現行犯逮捕後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

現行犯逮捕と後日逮捕そのものの意味などについては、こちらをどうぞ。

麻薬事件、ガサ入れで現行犯逮捕される?

まずは、麻薬事件の現行犯逮捕の流れを確認していきます。

麻薬事件は、現行犯逮捕されるケースが多いようです。

たとえば街中であやしい不審な動きをし、警察に呼び止められることがあります。

  • 職務質問(所持品検査)
  • 尿の簡易検査

などにより、麻薬の所持や使用が発覚して現行犯逮捕される流れとなります。

麻薬の所持や使用で現行犯逮捕されると、ただちに警察署に連行されることになります。

警察署では取り調べが行われ、「使用」の疑いがあるときには尿検査や血液検査も進められます。

逮捕当日から、警察署内の留置場でしばらく生活を余儀なくされます。

現行犯逮捕は、ガサ入れ(家宅捜索)によっておこなわれる場合もあります。

ガサ入れという言葉を聞いたことあるのではないでしょうか。

ガサ入れが行われるケースとしては、まず麻薬密売人の逮捕が発端になることがあります。

密売人が逮捕されたことで、その売人がもつ購入者名簿を捜査機関が入手します。

名簿をもとにマークされ、捜索差押令状をもった捜査員が自宅に来ます。

自宅の中をくまなく捜され、麻薬所持が発覚します。

違法薬物であるかどうかの簡易検査が現場で行われ、違法性が確認されるとその場で現行犯逮捕される流れになります。

麻薬事件の後日逮捕は逮捕状が必要

麻薬事件における後日逮捕の流れとはどのような流れなのでしょうか。

麻薬事件の後日逮捕では、

逮捕状をもった警察官が自宅まで来て逮捕される

ことが一般的です。

麻薬はさまざまな入手ルートが考えられます。

その中でも、密売人などから麻薬を入手するルートが多いです。

密売人の供述内容から麻薬を購入するなどの一定の証拠が集まれば、麻薬「譲り受け」などの罪で後日逮捕されることになるでしょう。

後日逮捕と現行犯逮捕のちがいについて、こちらの動画も参考にごらんください。

麻薬で逮捕されたら弁護士に相談

スマホから麻薬の逮捕事件を相談する

ある日、大切な家族が麻薬で逮捕された…

弁護士に今すぐ相談したい!

そう思っても、突然のことだと法律事務所まで行く時間が取れずに困っているという方が多いようです。

そんなときに便利なスマホを使った方法を紹介します。

24時間365日、順次、無料相談の受付をおこなう窓口です。

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麻薬の逮捕について、急いで弁護士に相談しなきゃいけないことは分かっているけど身動きが取れない…

とお手上げ状態の方におすすめしたい窓口です。

麻薬の逮捕事件にくわしい弁護士を全国から探す

麻薬で逮捕されたらこれから一体どうなるのか…

スマホから相談できるのも便利だけど、弁護士に依頼するならまずは会ってみたい!

それでは、麻薬事件にくわしい弁護士をどうやって探しますか?

対面で相談したいなら、地元の弁護士がいいと思います。

弁護士の探し方をどうやって探したらいいか分からないという方はこちらをどうぞ!

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お住いの地域をタップするだけで、近くの弁護士を一目でチェックすることができます。

家族が麻薬で逮捕されたという方は、こちらを使って弁護士を見つけましょう。

最後に一言アドバイス

それでは、最後に一言アドバイスをいただきたいと思います。

麻薬事件で逮捕されてしまったら、まずは弁護士に相談することが重要です。

逮捕されてもすぐに弁護士に相談できれば、取り調べを乗り切るポイントをアドバイスしてくれます。

弁護士のサポートがあれば、厳しい取り調べでも心強いです。

また、弁護士は早期釈放に向けた弁護活動に尽力します。

早い段階で元の生活に戻ることができれば、社会復帰もスムーズです。

麻薬事件は一人で悩まずに、弁護士と相談しながら一緒に乗り越えていきましょう。

まとめ

麻薬事件で逮捕されたらという内容で特集記事をお送りしました。

いかがでしたでしょうか?

  • 麻薬を規制する法律は「麻薬及び向精神薬取締法」
  • 麻薬逮捕の流れについて
  • 麻薬の現行犯逮捕と後日逮捕について

このような角度から麻薬の逮捕について解説してきました。

あなたが抱える麻薬についてのギモンは解消できたでしょうか。

麻薬事件の早期解決には、弁護士の存在が欠かせません。

これらを活用して、弁護士と今すぐにつながりましょう。

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