警察逮捕までの流れ|逮捕の前兆は?逮捕状をもった警察官がくる時間はいつ?

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警察逮捕までの流れについて知りたい…

事件の報道などみていても、どのようにして逮捕されるに至ったかまではよくわかりません。

そこで、本日は逮捕までの流れに焦点をあてていきたいと思います。

事件捜査の端緒があって逮捕される?

事件別に警察逮捕までの流れをみる

逮捕の前兆などはあるのか?

「逮捕されるかもしれない」という不安をお持ちの場合、気になる点が多いと思います。

法律家としての目線からアドバイスいただくのは、弁護士の岡野武志先生です。

警察逮捕までの流れ…事件捜査の端緒とは

警察逮捕までの流れ...事件捜査の端緒とは

逮捕とは

警察逮捕までの流れの解説に入る前に、逮捕そのものの意味についておさえておきたいと思います。

逮捕とはいったいどのようなものなのか考えてみます。

新聞やニュースでもよく耳にする言葉ですし、言葉の意味なんてあらためて考えることはないかもしれませんね。

逮捕には、犯罪を犯した人が警察によって手錠をかけられ警察署に連行されるイメージがあると思います。

一般的な解釈としては問題ないですが、法律的な意味を解説していきます。

逮捕とは

捜査機関などの強制処分で、事件の嫌疑がかけられている者を拘束すること

逮捕は、事件捜査の一環としておこなわれます。

犯罪を犯した嫌疑があり、逃亡や証拠隠滅のおそれがあると判断された場合に逮捕されることになります。

逮捕には、通常逮捕(後日逮捕)現行犯逮捕緊急逮捕の3つの種類があります。

逮捕はあくまで事件捜査の一環なので、逮捕されたからといって刑罰が言い渡されたりするわけではありません。

逮捕されると、警察署での取り調べが待ちかまえています。

逮捕について、あわせてこちらの動画もチェックしてみてください。

逮捕は警察が刑事事件を認知してから

警察に逮捕される事態になるということは、警察が刑事事件について認知していることになります。

事件捜査のきっかけのことを「事件の端緒」といいます。

この事件の端緒はさまざまなケースが考えられます。

事件捜査の端緒は?
被害届
告訴・告発
職務質問
マスコミの報道
自首

それぞれのケースにおける刑事事件の端緒をみていきたいと思います。

①通報・被害届で逮捕

通報や被害届を端緒として、逮捕されるケースが多くあります。

通報は「110番」で事件発生を警察に知らせることですが、被害届はどのようなものなのでしょうか。

被害届とは

被害があった事実を捜査機関に申告するために、「被害者」が作成する書面

通報や被害届の提出によって犯罪を知った警察は、事件の捜査をはじめます。

②告訴・告発で逮捕

告訴や告発を端緒として、逮捕されるケースが多くあります。

告訴とは

犯罪があった事実を捜査機関に申告して、犯人への処罰を求める「被害者」の意思表示

告発とは

犯罪があった事実を捜査機関に申告して、犯人への処罰を求める「被害者以外」の意思表示

告訴や告発によって犯罪を知った警察は、事件の捜査をはじめます。

③職務質問で逮捕

職務質問を端緒として、逮捕されるケースがあります。

職務質問とは

挙動不審な人物などを警察官が呼び止めておこなう質問

犯罪を起こしたと疑われたり、起こす可能性があると疑われる者に対しておこなわれます。

職務質問は犯罪の予防などを目的とする警察官の職務の一つですが、事件の端緒となることも多いです。

④マスコミの報道で逮捕

マスコミの報道が端緒として、逮捕されるケースがあります。

こちらの記事をごらんください。

元政策秘書の男性に「ハゲー」などの暴言を浴びせ、暴行を加えたなどと週刊新潮6月22日号で報じられ、自民党を離党した(略)衆院議員(略)に、埼玉県警が事情聴取をしていたことが、関係者への取材で分かった。(略)

元衆議院が秘書に暴言や暴行などを加えたというニュースです。

テレビなどでも盛んに報道されていたので、記憶に新しい方も多いと思います。

元秘書の男性は被害届を提出したようですが、もともとは週刊誌による報道から発覚した事件です。

このように、マスコミの報道が事件の端緒となることもあります。

⑤自首で逮捕

自首を端緒として、逮捕されるケースがあります。

自首とは

犯罪の事実や犯人が誰なのか捜査機関に発覚する前に捜査機関に犯罪の事実を犯人みずから進んで申告し、処分を求めること

自首によって犯罪を知った警察は、事件の捜査をはじめます。

事件別!警察逮捕までの流れをチェック

事件別!警察逮捕までの流れをチェック

ここからは、事件別に警察逮捕までの流れをみていきたいと思います。

関心の高い3つのケースを用意しました。

事件別に警察逮捕までの流れをしる
✔業務上横領で逮捕までの流れ
✔詐欺で逮捕までの流れ
✔窃盗で逮捕までの流れ

ぞれぞれニュースから状況を整理し、警察逮捕までの流れを確認していきましょう。

業務上横領で逮捕までの流れ

業務上横領における逮捕までの流れを確認していきます。

まずは、こちらのニュースをごらんください。

福岡県警筑後署は29日、同県久留米市荒木町の無職女(58)を業務上横領の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は、同県筑後市の不動産会社経理係として勤務していた2012年1月から14年1月までの間、15回にわたってパソコンを操作して同社の口座から容疑者名義の口座に送金して約242万円を横領した疑い。

経理係として勤務する不動産会社の口座から、自身の口座に複数回送金していたという業務上横領事件です。

このようなケースを参考に、逮捕までの流れを想定していきたいと思います。

業務上横領

逮捕までの流れ

不動産会社の社長が業務上横領の被害に気付く

不正な資金の流れに気づいて、業務上横領事件が発覚します。

 ↓

被害届の提出
不動産会社の社長が警察に被害届を提出する

被害者である会社社長などが警察に被害届を提出します。

 ↓

事件の捜査開始
警察によって業務上横領事件の捜査が開始される

不正に送金していたといった犯罪の証拠を警察にあつめられ、裁判官に逮捕状が請求されます。

 ↓

被疑者の逮捕
逮捕状をもった警察が逮捕しにくる

業務上横領事件では、このような流れで捜査がすすめられます。

詐欺で逮捕までの流れ

詐欺における逮捕までの流れを確認していきます。

まずは、こちらのニュースをごらんください。

注文があったように装って健康食品を送り付け現金をだまし取ったとして、埼玉県警生活経済課などは30日までに、詐欺容疑で(略)8人を逮捕した。(略)

同課によると、(略)らは高齢女性を中心に、全国40都道府県に健康食品を1746件送り、約4870万円を売り上げたとみられる。(略)

70~80代の女性3人に「注文を受けていた商品が出来上がりました」などとうその電話をかけ、健康食品を代金引換で送り、計7万4400円を詐取した疑い。(略)

注文があったように見せかけて、注文した覚えのない健康食品を送りつけて現金をだまし取ったという詐欺事件です。

架空請求詐欺とも呼ばれるような事件です。

このようなケースを参考に、逮捕までの流れを想定していきたいと思います。

詐欺

逮捕までの流れ

注文した覚えのない商品が届き代金を支払ったが、詐欺だと気付いた

高齢者を狙うような事件では、その家族などが被害に気づくケースが多いようです。

 ↓

被害届の提出
詐欺の被害者が警察に被害届を提出する

被害者が複数いるような詐欺事件では、被害者一人一人の被害届が出されることになります。

 ↓

事件の捜査開始
警察によって詐欺事件の捜査が開始される

通話履歴など犯罪の証拠を警察にあつめられ、裁判官に逮捕状が請求されます。

 ↓

被疑者の逮捕
逮捕状をもった警察が逮捕しにくる

詐欺事件では、このような流れで捜査がすすめられます。

窃盗で逮捕までの流れ

窃盗における逮捕までの流れを確認していきます。

まずは、こちらをごらんください。

同僚の教諭が生徒から預かった現金を盗んだとして、(略)を窃盗容疑で逮捕した。(略)

同校の職員室で、同僚の机の上から現金1万2000円入りの封筒を盗んだとしている。(略)

部費など生徒の現金を預かっていた教諭の机から、現金を盗んだという窃盗事件です。

このようなケースを参考に、逮捕までの流れを想定していきたいと思います。

窃盗

逮捕までの流れ

職員室においていた現金が盗まれていることに気付いた

預かっていた現金がなくなっていることに教諭が気づいて、窃盗事件が発覚します。

 ↓

被害届の提出
窃盗の被害者が警察に被害届を提出する

被害者である教諭が警察に被害届を提出します。

 ↓

事件の捜査開始
警察によって窃盗事件の捜査が開始される

荷物検査や指紋などの証拠が集められて、裁判官に逮捕状が請求されます

 ↓

被疑者の逮捕
逮捕状をもった警察が逮捕しにくる

窃盗事件では、このような流れで捜査がすすめられます。

警察逮捕の「前兆」はある?逮捕前に電話はかかってくる?

警察逮捕の「前兆」はある?逮捕前に電話はかかってくる?

逮捕の前兆や前触れは分かる?

警察に逮捕される前兆などはあるのか気になります。

逃げるつもりはなくても、逮捕されることになったら不安だと思います。

逮捕されるのかどうなのか分かっていれば、心構えをすることができます。

逮捕の前兆がわかる術はあるのでしょうか。

逮捕は、なんの前兆もなく突然やってくるケースのほうが多いです。

ある日、事件を担当する複数名の警察官が逮捕状をもって自宅にやってきます。

場合によっては、会社にくることもあります。

警察が逮捕状をもつのは、捜査によって一定の証拠を集めて裁判官に認められてからです。

証拠の入手にかかる時間は、刑事事件の内容によってさまざまです。

事件発生から数日後

事件発生から数年後

そのため、事件を犯した張本人でさえ忘れた頃にやってくることも多いそうです。

逮捕前に警察から電話で呼び出し?

逮捕前に警察から電話がかかってくることはあるのでしょうか。

逮捕前に警察からの連絡はありません。

逮捕状が出ているかどうかを確認する術もありません。

もっとも、任意同行を求めるために電話で呼び出しをうけるケースはあります。

任意同行は、本人の同意があることが前提です。

任意同行で取り調べを受け、犯罪の容疑があきらかになればその後そのまま逮捕されることも考えられます。

逮捕状をもった警察官はどのくらいの時間にくるの?

逮捕状をもった警察官はどのくらいの時間にくるの?

警察の逮捕は「朝」が多い?何曜日に逮捕される?

逮捕は逮捕状にもとづいていることが原則です。

では、逮捕状をもった警察がくる時間はいつ頃なのか気になります。

ネット上ではが多いなんていう話があるようですが、本当でしょうか。

何曜日に逮捕がおこなわれるのかも気になります。

逮捕状にもとづいておこなわれる逮捕(通常逮捕)は、平日の朝におこなわれるケースが多くなっています。

出勤前などの朝方や午前中は、被疑者が自宅にいる可能性が高いと判断されるためです。

仮に被疑者が留守だった場合は、後日に逮捕しに来ることになります。

留守だった場合は、同居する家族などに「逮捕状が出ているので自分から署まで出頭して。」と伝えられることもあるようです。

朝に警察が逮捕しに来るというのは本当だったようです。

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さいごに一言

さいごに弁護士から一言いただきたいと思います。

ご自身や身近な方が逮捕されてしまうのではないかという状況は、非常に不安だと思います。

逮捕・勾留されてしまうと、日常生活に大きな影響を与えることになります。

事件の内容によりますが、被害者との示談をおこなったり、逮捕される前の対応で逮捕を回避できる可能性があります。

弁護士は、逮捕前・逮捕後でも法律のプロとして適切な対応をおこなうことができます。

事件の当事者となったなら、まずは弁護士にご相談ください

まとめ

警察逮捕までの流れについての解説をすすめてきました。

逮捕のきっかけとなる事件の端緒

逮捕は前兆もなくおとずれることがある

逮捕は朝にされることが多い

逮捕までの流れについての理解は深まったでしょうか。

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