刑事事件の示談・和解の流れ。示談・和解の方法やメリットとは?
刑事事件・逮捕についてお悩みの方へ。
このページでは、「示談や和解を獲得するまでの流れ」や「獲得した場合のメリット」について調査した結果を報告しています。
弁護士の無料相談情報も掲載中です。
目次
被害者の方と示談や和解を締結する方法は!?
加害者となると、直接被害者に謝罪するのも困難なんですね!
刑事事件では当事者のみで示談交渉をすることは難しいが、それではいったいどのようにして示談や和解を締結するのか?
基本的に、刑事事件における示談交渉は弁護士を通じて被害者の方と示談や和解交渉をすることになる。
加害者が警察から被害者の連絡先などを聞くことは非常に困難だが、弁護士の場合には警察や検察官から聞き出せることが多いので、そこから被害者と示談交渉をすることができる。
だから事件を早く解決したい場合やなるべく刑罰を軽くしたい場合には、早急に依頼して示談や和解の締結をしてもらおう。
個人のみ | 弁護士に依頼 | |
---|---|---|
被害者が知人 | 示談可能 | 示談可能 |
被害者が他人 | 示談はほぼ不可能 | |
加害者が逮捕・勾留中 |
示談や和解を締結する具体的な流れは!?
代わりにってことは、私が逮捕・勾留されてても示談交渉できるんですね!
それでは、締結までの流れはどうなっているのか?
まず、弁護士は検察官から被害者の連絡先を教えてもらえる。
そして、被害者の方と面談して、依頼者に代わって謝罪する。この際に依頼者は、被害者への謝罪の気持ちを手紙に記してもらうことが多い。
そして、被害者と示談交渉を行って、示談の条件がまとまったら示談書を作成して、被害者のサインをもらうんだ。
示談交渉は基本弁護士が代わりに締結までの全てを行うことが多いから、逮捕・勾留中の場合であっても、示談交渉してもらうことができるから安心だ。
<示談や和解を締結する具体的なながれ>
① 検察官から被害者の連絡先を入手 |
---|
依頼者が被害者の連絡先を知っている場合には、弁護士が付いたことを連絡し、面会の日時を設定する。 連絡先を知らない場合には、検察官から弁護士が被害者の連絡先を教えてもらえるケースが多い。被害者自身も「弁護士であれば、、、」という安心から教えてもらえることが多い。 |
② 被害者の方と面談して、依頼者の代わりに謝罪 |
被害者との面会は、弁護士が依頼者の代わりに行う。加害者である依頼者が被害者と面会することは、被害者の強い希望がない限りはあまりない。強い希望とは、例えば被害者が「加害者が直接来て謝るのであれば、示談をかんがえる」というケース。 |
③ 示談書を作成し、被害者からサインを貰う |
被害者との面会において、謝罪のあと、適切な額の示談金を提示し、示談の締結に向けて交渉する。交渉の条件がまとまると、被害者からサインをもらい示談書を作成して、後日の紛争の蒸し返しを防止する。 |
示談や和解が締結できた場合のメリットは!?
示談締結は刑事事件では結構重要なことなんですね。
被害者と示談や和解が締結できれば、今後の刑事事件の手続きにおいて、依頼者にとって有利な事情となる。
つまり、示談を成立させることで、不起訴処分を獲得したり、留置場から早期に釈放されたり、判決に執行猶予を付けてもらったりする可能性が大いに高まることになる。
なぜなら、示談や和解を締結させることで、相手方である被害者と和解を締結させた以上、国家としても必要以上に重く処罰する必要がないと考えられるからなんだ。
また、示談や和解を締結させることは、民事事件にも派生する。
つまり、締結すれば、将来的に民事事件として損害賠償を請求される可能性がなくなるんだね。
まとめると、刑事事件で弁護士を選任して示談を締結させれば、刑事事件としても有利となるし、それと同時に民事事件としても一挙に解決できるのだ。
示談や和解の締結 | |
---|---|
できた場合のメリット | 不起訴処分獲得や、執行猶予の獲得などで有利な事情として認められる 民事事件で損害賠償請求の可能性がなくなる |
できなかった場合のデメリット | 将来的に民事事件として損害賠償を請求される可能性がある 不起訴処分の獲得や留置場からの早期釈放を実現するのは難しい |
なお、その他の示談金の相場もこちらからかんたんに確認できるようにしておきました!
また、示談について知っておきたい情報は『示談で被害者にゆるしてほしい!刑事処分が軽くなるトラブル解決方法』にまとめているので、興味がある方はご覧ください。
刑事事件の示談の相談なら弁護士にお任せ!
ここまでで、刑事事件の示談の一般的なことはカバーできました。
でもできれば、自分の事件に即した具体的なアドバイスも欲しいですよね?
…ということで、以下では、弁護士に無料で相談できるサービスをご紹介します。
今すぐ相談予約!24時間受付の無料相談窓口
こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。
いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。
来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。
急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。
刑事事件でお困りの方へ
ご希望される方はこちら
24時間365日いつでも全国対応
※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
ちなみに問合せは、全国対応で受け付けているとのこと。
誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。
地元の弁護士にじっくり相談するなら
なおコチラから、全国47都道府県の、刑事事件に強い弁護士を検索することができます。
使い方は簡単!
お住まいの地域をタップするだけです。
相談してみたい弁護士は見つかりましたか?
掲載されているのは、当サイトの編集部が厳選した頼りになる弁護士たちです。
きっと、お困りごとを相談できる先生が見つかるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?刑事事件の示談について、編集部の徹底調査の結果をお届けしてまいりました。
当サイト「刑事事件弁護士カタログ」には、他にもお役立ちコンテンツが満載です。
- 下の関連記事で情報をしっかり押さえて
- 24時間受付の無料相談窓口
- 全国47都道府県の全国弁護士検索
を活用してください。
弁護士への相談は、早いに越したことはありません。
あなたのお困りごと、まずは弁護士に相談してみましょう。