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刑事事件の「流れ」と「示談」の関係|弁護士がポイント解説

  • 刑事事件,流れ,示談

刑事事件流れ示談は、事件によっては重要な関係となる場合があります。

どのような点で、重要になってくるのでしょうか。

「刑事事件の流れと示談」について、くわしく解説していきたいと思います。

  • 刑事事件の流れを知る
  • 刑事事件で示談をする意味とは
  • 交通事故における示談とは

このような点について解説をすすめていきます。

法律の専門家としてアトム法律事務所の弁護士からお話を頂きます。

刑事事件の流れをおさえる

刑事事件の流れをおさえる

刑事事件は、ニュースなどで目にする機会が多いと思います。

ただ、ニュースで取り上げられるのは、事件発生や犯人が逮捕されたなど特定の時点のみの話題だと思います。

どのような流れで、刑事事件はすすんでいくのか解説していきたいと思います。

まずは、こちらをごらんください。

刑事事件の流れ

刑事事件は、大きくこのような流れで進んでいきます。

注目のポイントは、逮捕・勾留されているかどうかという点です。

逮捕されていない場合は、「在宅事件」と呼ばれています。

在宅事件

自宅にいる状態で、刑事事件の捜査をうける

警察などの捜査機関によって取り調べなどを受ける際は、その都度、呼び出しを受けることになります。

一方、逮捕・勾留された場合は、「身柄事件」と呼ばれています。

身柄事件

留置場などの刑事施設に入れられた状態で、刑事事件の捜査をうける

身柄事件は、留置場で生活を送りながら取り調べなどの捜査を受けることになります。

在宅事件とちがって、身柄事件は厳格な時間制限のなかで捜査がすすめられていきます。

逮捕の流れ

警察に逮捕されると、48時間以内に検察官に送致されるかどうかが決められます。

検察官が事件の送致をうけると、

  • 釈放する
  • 勾留する
  • 起訴する

これらいずれかの判断が24時間以内にくだされることになります。

勾留は10日間で、この間に取り調べなど厳しい捜査をうけることになります。

勾留が延長されると、さらに最大10日間も勾留がつづくことになります。

逮捕から勾留へとつづけば、最長で23日間ものあいだ留置場などで生活しなければなりません。

その間、仕事や学校にいくこともできないので、早期釈放にむけた対応が重要になります。

検察官によって起訴する判断がくだされれば、刑事裁判が待ちうけています。

裁判で事件の審理を受け、有罪・無罪の判決が言い渡されることになります。

刑事事件の流れと示談の関係とは

刑事事件の流れと示談の関係とは

刑事事件で示談する意味

刑事事件の流れが分かったとところで、刑事事件ではなぜ示談が重要になってくるのでしょうか。

まず、示談そのものの意味について確認しておきたいと思います。

示談の意味とは

争いごとの当事者同士が、民事上の事件解決のための「合意」を話し合いによって結ぶこと

示談は、当事者同士の話し合いによって民事上の事件の解決が期待されます。

刑事事件において、起訴するかどうかは検察官によって決められます。

起訴か不起訴の判断は、被疑者のさまざまな情状が考慮されることになります。

自白のケースで不起訴処分となるには、

  • 自らの罪を十分に反省している
  • 被害者に対する謝罪がおこなわれている
  • 被害者と示談成立となっている

このような情状が考慮されます。

示談は、刑事手続きのなかで重要なポイントとなります。

傷害事件を例に示談の流れを確認

刑事事件で示談する意味がお分かりいただけたところで…

実際に、示談はどのような流れで交渉がすすんでいくのでしょうか。

ある傷害事件のニュースを例に、示談の流れを解説していきたいと思います。

まずは、こちらをごらんください。

東京地検は23日、病院の警備員にけがをさせたとして、傷害などの疑いで書類送検されたプロ野球巨人の(略)投手(30)を不起訴処分とした。

球団は被害者と示談が成立したとしており、起訴猶予とみられる。(略)

とあるプロ野球選手が、警備員に傷害を負わせたとして書類送検されたというニュースです。

示談が成立して、起訴猶予(不起訴)が得られたとのことです。

こちらの傷害事件を例に、示談の流れを確認していきたいと思います。

示談の流れ

示談交渉の流れは、このとおりです。

傷害事件など被害者に対して危害を加えたような犯罪においては、被害者の方は加害者との接触を拒まれることが多いです。

「おなじような被害にまたあうかもしれない」

このような恐怖から、加害者との連絡すら拒否されてしまうことがあります。

間に弁護士が入ることで、弁護士かぎりではと連絡を許してくれる被害者の方もいらっしゃるようです。

警察などの捜査機関は、加害者による被害者に対しての口封じといった行動に警戒しています。

直接、示談交渉しようとすれば、

  • 罪証隠滅
  • 証人威迫

このようなおそれがあると判断され、逮捕のリスクが高まることになります。

弁護士と検察官をとおして被害者の連絡先を入手してから、示談交渉がはじまる流れとなります。

示談書の書き方を弁護士が解説

示談書の書き方を弁護士が解説

示談書のテンプレ・ひな形を公開

実際に示談をすることになったら、示談書の作成は重要です。

示談書の書き方には、ルールがあったりするのでしょうか。

示談は、じつは口約束でも成立させられます。

ただこのような場合は、のちのち行った言わないのトラブルのもととなることが予想されます。

きっちりと示談の内容を書面に残しておくことが大切です。

示談書のテンプレひな形を紹介します。

こちらからどうぞ。

示談書をはじめてみるという方もいらっしゃると思います。

示談書の雰囲気はつかめたでしょうか。

インターネットの情報や書籍から、示談書をご自身で作成することも可能です。

ただ、法律の専門家である弁護士の目は最後に通しておくことをおすすめします。

弁護士のチェックをとおすことで、法的なリスクを減らすことができます。

弁護士相談は、30分程度からはじめることができます。

気軽に弁護士に相談してみましょう。

弁護士の仕事というと裁判のイメージが強いと思いますが、業務の多くは示談交渉だそうです。

刑事事件の示談交渉は、刑事事件を専門とする弁護士に相談してみることが大切です。

交通事故は民事・刑事の側面でも示談の流れが重要

交通事故は民事・刑事の側面でも示談の流れが重要

ここまでは、刑事事件における示談の一般的な流れなどを解説してきました。

ここからは、交通事故における示談について考えていきたいと思います。

交通事故における示談は、2つの側面をもっています。

  • 民事面での示談
  • 刑事面での示談

交通事故における民事面と刑事面、それぞれの示談について解説します。

民事面:任意保険があれば示談交渉は保険会社に任せる

交通事故の民事面では、

被害者に対してどのくらいの損害賠償を払うべきか

このような点が争点となります。

任意保険に加入されている場合、被害者に対する賠償金の支払いは保険会社がおこないます。

民事面での示談交渉は、基本的に保険会社に任せておいてよいでしょう。

事故の情況や被害者のけがの程度などから、総合的に示談金を保険会社は算出して支払います。

ただ、保険会社は加害者の刑事事件の対応まではおこなってくれません。

つぎは、刑事面での示談について解説します。

刑事面:被害者との示談交渉は弁護士に任せる

交通事故の刑事面では、

加害者に対してどのような刑罰が科されるか

このような点が争点となります。

示談金の支払いは民事の損害賠償義務の話です。

理論的には、刑事処分とは無関係といえます。

ただ刑事事件における、

  • 検察官の起訴・不起訴の判断
  • 裁判官の量刑判断

このような判断のタイミングでは、示談といった加害者の情状面が考慮されます。

加害者の情状面は、つぎのとおりです。

加害者の情状面
  • 交通事故の悪質性
  • 被害者の被害の程度
  • 加害者の年齢
  • 加害者の前科・前歴
  • 加害者の反省
  • 被害弁償・示談の成立
  • 被害者の許し(宥恕)

このような点が重視されます。

弁護士は、刑事手続きに影響をおよぼすような情状を検察官や裁判官に伝えます。

被害者の方によっては、加害者との連絡を拒否されるケースも少なくありません。

このような場合、弁護士が間に入って加害者に代わってまず謝罪し、示談交渉を申し出る流れになるでしょう。

刑事事件「示談」の流れは弁護士に聞く

刑事事件「示談」の流れは弁護士に聞く

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地元の弁護士に刑事事件の示談を相談する

地元の弁護士を探したい人には、地域別に弁護士を簡単にお探しいただける方法を紹介します。

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このような基準で掲載中の弁護士から探すことができます。

刑事事件の示談について直接、弁護士に相談したいのならこちらをご活用ください。

最後に一言アドバイス

最後に一言、弁護士からアドバイスをいただきます。

刑事事件における示談は、刑事手続きにおいてさまざまな影響をおよぼす可能性があります。

  • 逮捕の回避
  • 不起訴の獲得
  • 釈放される
  • 執行猶予の獲得

お悩みの事件においての示談はどのような可能性があるのか気になる方は、弁護士にご相談いただくことをおすすめします。

法律事務所によっては、30分の無料相談をおこなっていることもあります。

このような機会を有効に活用して、弁護士に示談の悩みを相談してみましょう。

まとめ

刑事事件の流れと示談の関係についての調査結果をお届けしました。

示談の重要性はお分かりいただけたでしょうか。

刑事事件は、それぞれの情況に応じた対応が求められます。

刑事事件を専門的にあつかう弁護士に相談することをおすすめします。

これらを使って、今すぐ弁護士とつながりましょう。

示談や刑事事件については、『示談で被害者にゆるしてほしい!刑事処分が軽くなるトラブル解決方法』でもまとめてあります。

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