逮捕されると執行猶予はつかない?逮捕後の流れから執行猶予の条件などを知る
逮捕されると執行猶予はつかなくなってしまうのでしょうか。
逮捕と執行猶予の関係をみながら、執行猶予の意味についてくわしくせまっていきたいと思います。
- 逮捕~執行猶予がつくまでの流れ
- 執行猶予がつく条件とは
- 闇金・窃盗・薬物…事件別にみる執行猶予の可能性
このような視点から、執行猶予や逮捕について解説していきたいと思います。
法律面の解説は法律の専門家にお願いしています。
アトム法律事務所の弁護士です。
目次
逮捕から執行猶予がつくまでの流れ・期間を解説
執行猶予は逮捕されたからといってすぐにつくわけではありません。
執行猶予についてのニュースを見つけました。
こちらをご覧ください。
死産した乳児の遺体を紙袋に入れ、前橋市内の老人保健施設の出入り口に放置したとして、死体遺棄罪に問われた(略)に対し、前橋地裁(中野哲美裁判官)は11日、「自己保身に走ったものと言わざるを得ず、社会的に許されるものではない」として懲役1年2月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。(略)
出典:毎日新聞(2018年7月12日)
死産した乳児の遺体を遺棄したという事件での判決が伝えられています。
「懲役1年2月、執行猶予3年」が言い渡されているようです。
執行猶予は、逮捕・勾留→起訴→裁判→判決という一連の刑事手続きの流れのなかでも最後のほうに登場する制度です。
逮捕後の流れをおさえて、逮捕と執行猶予の関係をみていきましょう。
逮捕後の流れを確認
刑事事件をおこして逮捕されたら、時間制限に沿って刑事手続きがすすめられていくことになります。
こちらをご覧ください。
出典:https://atomfirm.com/wp-content/uploads/nagare2.png
警察などに逮捕されると、まず48時間以内に検察に送致される段取りが組まれます。
送致をうけた検察官は、24時間以内に勾留請求するかどうかなどの検討をおこないます。
勾留が決定すると、警察署の留置場などでの生活が余儀なくされます。
逮捕に続き勾留されることになると、起訴までに原則として最大23日間身体拘束を受けることになります。
起訴された後は約1ヶ月後に刑事裁判が開かれて、有罪か無罪かの審理がおこなわれます。
日本における刑事裁判では、起訴されると約99.9%、有罪判決が言い渡されると言われています。
有罪判決には、懲役など刑務所に入れられる刑罰が言い渡されることになります。
ですが…
執行猶予付きの判決が言い渡されれば、すぐさま刑務所には入れられることはありません。
出典:https://atomfirm.com/wp-content/uploads/keijinonagare_5.png
懲役刑が言い渡されたとしても執行猶予付きの判決であれば、自宅に帰ることができます。
逮捕の流れについて詳しくはこちらの動画をご覧ください。
【参考】逮捕後の流れについて
執行猶予とは?執行猶予がつく条件…逮捕との違いは?
執行猶予の意味!逮捕ではなく懲役と深い関係
執行猶予は、刑事裁判において有罪判決の内容とともに伝えられることが分かりました。
執行猶予は、懲役・禁錮といった身体の自由をうばう刑罰に付けられることが多くなっています。
でも、そもそも執行猶予がついたら具体的にはどのようなことになるのでしょうか。
ニュースなどでよく目にすることはあっても、いまいちよく分からないという方も多くらっしゃるようです。
執行猶予の基本からおさえていきたいと思います。
執行猶予とは
有罪で刑罰が言い渡されても一定期間のあいだ刑の執行が猶予され、再犯を犯すなどなく過ごすことができれば最終的に刑罰が執行されない制度
執行猶予の期間を何事もなく過ごしていれば、基本的には今まで通りの生活を送ることができます。
犯した犯罪については有罪ではあるものの、今すぐに刑務所にいれるには重すぎるという判断から執行猶予がつけられることになります。
刑務所に今すぐ入れて更生をうながそうとするのではなく、
「再度、事件をおこしたら確実に刑務所に入れられる」
このような心理的圧力をあたえることで、社会の中でみずから更生・反省がうながされる制度になっています。
執行猶予は、逮捕ではなく懲役などの刑罰と深い関係にあることが分かりました。
執行猶予についてくわしくはこちらの動画もごらんください。
例)懲役1年・執行猶予3年はどんな期間?
執行猶予の意味が分かったところで…
執行猶予がついた期間はどのように過ごすことができるのでしょうか。
「懲役1年・執行猶予3年」を例に、執行猶予期間についてシミュレーションしてみたいと思います。
例
懲役1年・執行猶予3年の期間はどう過ごす?
意味 | 懲役1年が言い渡されたが、判決が確定した日から3年間はその執行を猶予する |
---|---|
住居 | 自宅など |
仕事 | 資格や会社の規定などで制限があるもの以外なら、特に制限はない |
運転免許 | 運転免許の取得、車の運転ができる |
海外旅行 | パスポートの取得自体に制限はないが、渡航できるかは渡航先の国による |
基本的には、執行猶予がつけば今まで通りの生活を送ることができるでしょう。
ただ、執行猶予期間中に事件をおこして有罪判決が言い渡されることになると執行猶予が取り消されることもあります。
とくに交通事故をおこすと執行猶予が取り消される可能性が出てくるので、車の運転は控えたほうが無難だと思います。
執行猶予の取り消しについては後ほど、詳しく説明します。
執行猶予の条件!逮捕歴があっても執行猶予はつく?
どんな刑事事件でも、執行猶予となる可能性はあるのでしょうか。
たとえば、逮捕歴があったりすると、執行猶予がつかなくってしまったりすることになってしまうのでしょうか。
執行猶予がつくには、どのような条件があるのか気になります。
執行猶予の要件は、「刑法」のなかで規定されています。
懲役3年以下の刑罰が言い渡されているなど、「すべての条件」を満たさなければ執行猶予はつきません。
すべての条件とは、どのような条件なのでしょうか。
刑法を開いて、確認してみたいと思います。
次に掲げる者が三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から一年以上五年以下の期間、その執行を猶予することができる。
一 前に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
二 前に禁錮以上の刑に処せられたことがあっても、その執行を終わった日又はその執行の免除を得た日から五年以内に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
出典:刑法第25条1項
法律を普段から読み慣れていないと、専門用語などが多くて分かりづらいですね。
執行猶予がつく条件をまとめてみました。
要件①
懲役刑・禁錮刑に今までに処せられたことがない
または
懲役刑・禁錮刑に今までに処せられたことがあっても、執行が終了してから5年以内に懲役刑・禁錮刑に処せられていない
要件②
3年以下の懲役もしくは禁錮・50万円以下の罰金の範囲内で、今回の刑罰が言い渡されていること
要件①②をすべて満たすことで、執行猶予がつけられる可能性があります。
執行猶予の条件としては、逮捕歴ではなく有罪判決の内容が関係していることが分かりました。
執行猶予についてくわしくはこちら
窃盗・詐欺・闇金などで逮捕!初犯の執行猶予の可能性を解く
逮捕される可能性のある事件の種類は多岐にわたります。
どのような事件でも、初犯であれば執行猶予がつく見込みはあるのでしょうか。
刑事処分の結果はどうなるのか、関心度の高い事件をピックアップしてみていきたいと思います。
- 窃盗(万引き)
- 振り込め詐欺
- 闇金業
- 覚醒剤、大麻など薬物
- 脱税
このような事件を中心に、解説をすすめていきたいと思います。
窃盗(万引き)で逮捕…執行猶予はつきやすい?
窃盗事件は、刑事事件のなかで最も多い犯罪であるといわれています。
身近な犯罪ともいえる「万引き」では、執行猶予の可能性はあるのでしょうか。
窃盗でも万引きのようなケースでは、初犯であれば不起訴処分となることが多いです。
起訴されたとしても罰金で済むケースも多く、懲役刑でも言い渡されるのがはじめてなら執行猶予が付く場合が多いです。
もっとも、組織的で悪質な窃盗事件のような場合は、初犯でも執行猶予がつかない懲役が言い渡されることもあります。
初犯と一口に言っても、窃盗事件の内容によって刑事処分や刑事処罰はさまざまとなるようです。
実際に初犯の窃盗事件で起訴された場合の判決内容をいくつか紹介したいと思います。
事件の概要 |
---|
複数のスーパーで酒を盗むなど5件の窃盗をおこなった ・缶ビールなど2点(販売価格合計372円) ・缶ビールなど2点(販売価格合計323円) ・焼酎など2点(販売価格合計992円) ・缶ビール1本(販売価格195円) ・缶ビール1本(販売価格265円) |
量刑 |
懲役2年 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
書店で書籍4冊(販売価格合計6825円)の窃盗をおこなった |
量刑 |
懲役1年6月 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
書店で書籍4冊(販売価格合計32,760円)の窃盗をおこなった |
量刑 |
1年 |
執行猶予 |
なし |
初犯であっても、万引き事件の内容によって執行猶予がつく場合とつかない場合があるようです。
振り込め詐欺の受け子で逮捕…執行猶予はつかない?
振り込め詐欺の受け子やかけ子で逮捕・起訴されることになったら、執行猶予がつく可能性はあるのでしょうか。
振り込め詐欺のようなケースで実行犯であったのならば、執行猶予はつかず実刑判決となる可能性が高くなっています。
詐欺罪は罰金刑がなく、懲役刑のみが法定刑となっています。
言い渡される懲役の期間によっては執行猶予もあり得ます。
もっとも、振り込め詐欺の場合は実刑となることが多いです。
振り込め詐欺では実刑判決となる可能性が高いものの、執行猶予となる可能性も残っているようです。
執行猶予がついたケースを紹介したいと思います。
何年ほどの執行猶予となるのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。
事件の概要 |
---|
被害者の息子になりすましてサラ金から借金500万円の返済を迫られているように偽り、現金500万円を詐取しようとした詐欺未遂事件 |
量刑 |
懲役3年 |
執行猶予 |
4年 |
事件の概要 |
---|
被害者の息子になりすまして置き引き被害によって現金をうばわれたと偽り、現金320万円を詐取しようとした詐欺未遂事件 |
量刑 |
懲役3年 |
執行猶予 |
5年 |
事件の概要 |
---|
被害者の息子になりすまして会社の通帳が入ったカバンを紛失したように偽り、現金100万円を詐取しようとした詐欺未遂事件 |
量刑 |
懲役3年 |
執行猶予 |
5年 |
振り込め詐欺事件は、社会的に大きな問題とされています。
社会全体へ振り込め詐欺防止の効果を期待して、厳しく処罰される傾向にります。
執行猶予がついて社会生活に戻ることができる可能性もありますが…
初犯でも数年~10年間の刑務所での生活が待ちうける可能性も高くなっています。
闇金業で逮捕…執行猶予は?
貸金業は、貸金業法にもとづいて業者としての登録が必要な事業です。
貸金業者としての登録なしに貸金業をおこなうことを闇金といわれています。
正規の貸金業者であれば借入時には審査がおこなわれます。
闇金はとくに審査はおこなわれず、利息が非常に高いのが特徴です。
執行猶予がついたケースを見てみたいと思います。
事件の概要 |
---|
無登録で貸金業を営んだという賃金業法違反事件 |
量刑 |
懲役2年、罰金200万円 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
貸金業者として県知事の登録をうけずに貸し付けをおこなった貸金業法違反事件 |
量刑 |
懲役2年、罰金200万円 |
執行猶予 |
3年 |
※会社に対しては、罰金300万円が言い渡された
事件の概要 |
---|
暴力団組織に所属する被告人が、配下の組員などに貸し付け行為や取り立てをさせるなどして、貸金業者としての登録をうけず、組織的に高金利の貸金業をつづけた貸金業法違反事件 |
量刑 |
懲役3年、罰金100万円 |
執行猶予 |
5年 |
※「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」などの違反も該当している
闇金事件では執行猶予がつくこともあるようです。
ただ、懲役と併科して罰金が言い渡されることもあるようです。
罰金が支払うことができないと、労役場留置となります。
【参考】刑事事件と罰金刑の関係|罰金を払えない時は分割払いできる?罰金は誰に支払う?
罰金の支払いのめどが立てられるか確認しておきたいところです。
覚醒剤・大麻など薬物で逮捕…執行猶予となるケースとは
覚醒剤・大麻・麻薬…
薬物に関連する事件はあとを絶ちません。
このような薬物事件で逮捕・起訴されることになったら、執行猶予となる可能性はあるのでしょうか。
薬物事件は、「自己使用などの目的」と「利益を得るための営利目的」で刑罰の重さが変わってきます。
自己使用目的である場合は、初犯であれば執行猶予がつくことが見込まれます。
ただ、薬物事件は再犯が多い傾向にある事件です。
執行猶予中や執行猶予が終わってすぐ再犯を起こした場合は、執行猶予がつかずに実刑判決となる可能性が高くなります。
営利目的の場合は、初犯であっても厳しく処罰され、執行猶予がつくことはほぼありません。
薬物事件において、自己使用の目的であれば執行猶予の可能性があることが分かりました。
執行猶予がついたケースを紹介したいと思います。
事件の概要 |
---|
覚醒剤を若干量、注射したりして使用した覚醒剤の使用事件 |
量刑 |
懲役1年6月 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
大麻がふくまれた乾燥植物片を約1.5g所持していた大麻の所持事件 |
量刑 |
懲役6月 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
麻薬(コカイン)を若干量、吸引するなどして使用した麻薬の使用事件 |
量刑 |
懲役1年6月 |
執行猶予 |
3年 |
刑罰の重さは事件の内容によるので一概に言い切ることはできませんが…
調査した印象では、薬物事件の場合、初犯で自己使用の目的であれば「懲役1年6月に執行猶予3年」となるケースが多いように感じました。
脱税で逮捕…執行猶予はつく?
脱税事件で執行猶予がついたケースを紹介したいと思います。
執行猶予は、どのくらいの期間なのでしょうか。
事件の概要 |
---|
東日本大震災の復興関連事業で得た所得を申告せずに約4600万円を脱税した事件 |
量刑 |
懲役1年、執罰金1000万円 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
相続税を約1億1700万円を脱税した事件 |
量刑 |
懲役1年6月、罰金2800万円 |
執行猶予 |
3年 |
事件の概要 |
---|
某暴力団の総裁が所得を申告せずに約3億1900万円を脱税した事件 |
量刑 |
懲役3年、罰金8000万円 |
執行猶予 |
なし |
事件の内容によっては、執行猶予がつかないこともあるようです。
ここで、脱税事件における執行猶予について興味深い資料を見つけたので紹介したいと思います。
こちらをご覧ください。
所得税法違反 | 法人税法違反 | 相続税法違反 | |
---|---|---|---|
総数 | 19人 | 53人 | 7人 |
執行猶予 | 17人 | 50人 | 7人 |
実刑率 | 10.5% | 5.7% | 0% |
※犯罪白書(平成27年版) 資料編 「資料1-9 財政経済犯罪 通常第一審における懲役刑科刑状況」より作成
この資料では、脱税事件において執行猶予がつく可能性が高いことが分かります。
脱税行為をした場合は、
- 修正申告や納税がおこなわれている
- 前科の有無
- 犯行の内容
などにもとづいて、執行猶予付きの判決となるかが決まるようです。
【参考】検察に逮捕されるケース|警察の逮捕と流れに違いはある?時間制限の有無
執行猶予中に逮捕されたら執行猶予は取り消し?
執行猶予中に逮捕されたら、この執行猶予は取り消しとなってしまうのでしょうか。
逮捕と執行猶予の関係についてせまっていきたいと思います。
執行猶予の取り消しに「逮捕」は関係する?
執行猶予の取り消しに、「逮捕」は関係しているのでしょうか。
執行猶予中に逮捕されたことで、その執行猶予が取り消されるわけではありません。
あらたに有罪判決を受けるなどすることで、執行猶予が取り消される可能性が出てきます。
逮捕で執行猶予が取り消されるわけではなく、「有罪判決の内容」で取り消されることになる可能性が発生することが分かりました。
【参考】逮捕で気になる「取り消し」5つを解説!勾留・執行猶予も取り消しになるのか
執行猶予の取り消しとは?
執行猶予の取り消しとはそもそもどういう意味を持つのでしょうか。
執行猶予中に再犯を犯した場合は、厳しい処罰となることが予想されます。
執行猶予が取り消されることになる可能性も高くなるでしょう。
執行猶予の取り消しには2種類あります。
- 執行猶予の必要的取り消し
- 執行猶予の裁量的取り消し
どちらの取り消しに該当するかは、再犯事件の判決内容によって異なります。
2種類の執行猶予の取り消しについて、まとめてみたので確認してみましょう。
意味 | 必ず執行猶予が取り消され、刑が執行される |
---|---|
条件 | 執行猶予の期間中に、さらに罪を犯して「禁錮以上の刑」に処せらせ、その刑について「執行猶予の言渡しがない」ときなど |
意味 | 裁判官の判断で執行猶予が取り消され、刑が執行される可能性がある |
---|---|
条件 | 執行猶予の期間中に、さらに罪を犯して「罰金」に処せられたときなど |
いずれにせよ、執行猶予の取り消しとなれば…
「前回の判決で執行されるはずだった禁錮刑・懲役刑の刑期」
+
「今回、言い渡される禁錮・懲役といった刑の刑期」
このように懲役・禁錮の刑期を合計して、刑務所に入ることになります。
逮捕や執行猶予についての相談は弁護士へ
逮捕について今すぐ弁護士に相談
家族が突然、逮捕されたら「今すぐ」弁護士に相談したい!
そう思っても、仕事や家事で今すぐは動けないとお悩みではありませんか。
そんなあなたに、
- 24時間
- 365日
- 土日祝
いつでも受付対応中の窓口を紹介したいと思います。
こちらからどうぞ。
刑事事件でお困りの方へ
ご希望される方はこちら
24時間365日いつでも全国対応
※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
相談を受付ける窓口はこちらからお選びいただけます。
スマホの窓口
① 電話窓口
弁護士との対面相談の「予約」を取ることができます。
② LINE無料相談
LINEを通して弁護士とのやり取りが可能です。
今すぐ逮捕について相談したいという方は必見の窓口になっています。
執行猶予についてじっくり弁護士に相談
自身がおこした刑事事件では、執行猶予の可能性があるのか気になる…
でも刑事事件は気軽に誰にでも相談できるような話題ではありません。
じっくりと話ができる弁護士に相談したいと思います。
それなら地元の弁護士に相談してみませんか。
全国47都道府県ごとに弁護士を簡単に検索できる方法を紹介したいと思います。
こちらをご利用ください。
こちらは、全国の弁護士から「刑事事件」を専門的にあつかう弁護士をピックアップして掲載しています。
弁護士の数は、約4万人にものぼるといわれています。
このような数多くいる弁護士のなかから、逮捕や執行猶予について相談するなら刑事事件を専門とする弁護士に相談するようにしましょう。
また、弁護士費用がホームページなどではっきりと明記されている法律事務所ばかりなので料金面でも安心です。
執行猶予についてじっくり弁護士に相談するなら、こちらで地元の弁護士を探してみることからはじめてみましょう。
最後に一言アドバイス
最後に一言、弁護士からアドバイスをいただきます。
法律上の条件がそろっているだけでは、執行猶予付きの判決は得られません。
弁護士がついていれば、社会生活のなかで更生の見通しが立っていることなどを主張することができます。
逮捕されたらすぐに弁護士に相談することで、事件を早期解決へと導くことができるでしょう。
困ったと思ったら一人で悩みは抱えずに、弁護士にご相談ください。