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逮捕や勾留の流れを図解説|大麻・詐欺・万引など…書類送検との違いは?

  • 逮捕,流れ

大麻・詐欺・酒気帯び運転・万引きなど…

警察に逮捕される理由はさまざまです。

もしも逮捕されたとしたら、どのような流れで事件はすすんでいくのでしょうか?

逮捕された後って分からないことが多いですよね。

 ー逮捕されたらかならず「勾留」されるのか?

本日は、目で見て分かりやすい「図」を用意しています。

気になる記事の内容は…

  • 図解で早わかり、逮捕とは
  • 逮捕の種類を知る
  • 書類送検ってなんだろう?
  • 事件別に逮捕をみる

注目したいポイントがたくさんです!

逮捕のことを知るなら、法律の専門家に伺っていきたいと思います。

テレビや雑誌でおなじみの弁護士に解説をお願いしています。

アトム法律事務所の弁護士です。

もしも逮捕されるのがはじめてなら戸惑うことが多いと思います。

とくに、手続きの流れを知らなければ不安がつのることでしょう。

弁護士としての経験にもとづいて解説をすすめていきたいと思います。

よろしくお願いします。

逮捕の流れを知るために、逮捕のキホンからおさえていきましょう。

それでは、スタートです。

【図解】逮捕から勾留、起訴や裁判までの流れ

逮捕されたらどうなるのでしょうか…

逮捕はどのような流れでおこなわれるのか不安や疑問がたくさんあると思います。

図解で分かりやすく解説していきますので、しっかりとおさえていきましょう。

「逮捕の流れ」を図で確認!

逮捕の流れ

こちらは、逮捕から刑事裁判で判決が言い渡されるまでの流れを示した図です。

なんとなく逮捕後の流れのイメージをつかむことはできたでしょうか?

さらにこの図にそって、各スポットごとにくわしく解説していきます。

逮捕

警察官に逮捕されると、警察署で取り調べがおこなわれます。

その後、「48時間以内」に検察官に送致するかどうか検討されます。

検察官に引き継がれなければ、釈放されます。

送致

検察官に送致されると、検察官による取り調べがおこなわれます。

検察官は取り調べの結果によって、

  • 裁判官に勾留請求する
  • 起訴する
  • 釈放する

これらのどれかを検察官は決定します。

勾留

勾留が決定すると、まず「10日間」留置場で勾留されることになります。

勾留延長

さらに継続して捜査の必要がある場合は、「10日間以内」の間、延長されます。

起訴

捜査の結果、起訴されれば約1か月後に刑事裁判が開かれることになります。

保釈が認められないかぎり、裁判が終了するまでは勾留され続けます。

刑事裁判

裁判官によって、事件の審理が行われます。

判決

裁判官によって、有罪か無罪かの判決が言い渡されます。

有罪の場合は、刑罰の内容が伝えられます。

逮捕から勾留、刑事裁判までのおおまかな流れはこのようになっています。

勾留は検察官の請求によって、裁判官が決定します。

  • 証拠を隠すおそれがない
  • 逃亡するおそれがない

裁判官がこのような判断をくだすと、留置場に一旦帰ってそのまま釈放されることになります。

勾留されるかどうかは、検察官の判断がポイントになってくるのですね。

逮捕・勾留された場合の事件の流れをもっと分かりやすくするために、動画を用意しました。

こちらをごらんください。

逮捕・勾留された場合の流れをまとめた動画を紹介しました。

一般的な刑事事件というと、「逮捕」の印象が強いかもしれませんね。

もしかしたら、逮捕されなければ起訴されないようなイメージもあったかもしれません。

ですが、自宅にいながら起訴され、刑事裁判をうけるケースもあります。

こちらの図をごらんください。

刑事事件の流れ

大まかには、自宅で過ごすか、留置場で過ごすかのちがいといってもいいでしょう。

起訴されれば、逮捕されていなくても刑事裁判を受けることになります。

逮捕の流れについては、こちらの記事もくわしくレポートされています。

あわせてご確認ください。

逮捕とは?後日逮捕と現行犯逮捕の流れ

「〇〇の罪であなたを逮捕します。」

刑事ドラマや映画でよく耳にするセリフですよね。

そもそも逮捕とは法律的にどういう意味なのでしょうか。

逮捕とは?

犯罪を疑われている人の身体を拘束すること

手錠をかけられて、警察署まで連れていかれるイメージだったと思います。

逮捕といってもいくつか種類があります。

逮捕の種類
  • 後日逮捕(通常逮捕)
  • 現行犯逮捕
  • 緊急逮捕

逮捕にはこのような種類があります。

しかし、実際には緊急逮捕のケースは多くはありません。

ですのでここからは、数多くの事件でおこなわれる後日逮捕現行犯逮捕について解説していきます。

後日逮捕は逮捕状が必要

まずは、後日逮捕(通常逮捕)についてみていきましょう。

こちらの図をごらんください。

後日逮捕の流れ

この図のとおり、事件発生現場から犯人は逃走しています。

法律用語的には「通常逮捕」といいます。

事件後日に逮捕されることから、後日逮捕と呼ばれています。

後日逮捕とはどのような意味なのでしょうか。

後日逮捕

事件発生から後日、逮捕状にもとづいて逮捕される。

後日逮捕は、警察官など捜査機関によっておこなわれる。

逮捕状って、ドラマとかでもよく耳にしますよね。

刑事さんが紙をもって「あなたを逮捕する!」と訪ねてくるシーンをみた記憶はありませんか?

この紙の正体が、逮捕状です。

逮捕状という「人を拘束してもよい権限」を認める令状(許可状)がなければ、逮捕罪という罪に問われます。

逮捕状にもとづく逮捕が、逮捕の原則になります。

事件の捜査としておこなう逮捕は、法律で規定されています。

刑事訴訟法の第199条1項です。

検察官、検察事務官又は司法警察職員は、被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるときは、裁判官のあらかじめ発する逮捕状により、これを逮捕することができる。

現行犯逮捕や緊急逮捕の場合をのぞき、逮捕状がなければ逮捕されることはありません。

これは、憲法で保障されている国民の権利です。

逮捕状の請求・発付の流れ

こちらの図にもあるように、逮捕状は警察官や検察官の請求によって裁判官が発付します。

この逮捕状にもとづいて、警察などの捜査機関は事件の犯人を逮捕することができます。

逮捕状の請求は、事件の犯人を特定するだけの一定の証拠にもとづいている必要があります。

このような証拠を入手するために要する時間は、事件の内容によって異なります。

  • 事件から1週間程度のケース
  • 事件から数年を経るケース

事件によってさまざまな期間を経て、逮捕状が発付されます。

後日逮捕は逮捕状にもとづいておこなわれる逮捕ということが分かりました。

逮捕状が発付されてから行われる逮捕が原則ということでしたが…

その例外にあたるのが、現行犯逮捕です。

現行犯逮捕についてくわしくみていきましょう。

現行犯逮捕の理由とは

ここからは、現行犯逮捕について解説していきます。

こちらの図をごらんください。

現行犯逮捕の流れ

この図では、事件発生のタイミングで逮捕がおこなわれています。

現行犯逮捕とはどのような意味なのでしょうか。

現行犯逮捕

犯行中あるいは犯行直後、逮捕状なしに逮捕できる。

現行犯逮捕は、警察官など捜査機関以外でも犯行を目撃したような一般市民でも逮捕できる。

逮捕は逮捕状にもとづくことが原則であることはお伝えしました。

ですが、現行犯逮捕は逮捕状なしで逮捕することができます。

刑事訴訟法の第213条をみてみましょう。

現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。

逮捕状なしにという点が規定されていますね。

もうひとつの注目のポイントが「何人でも」という点です。

現行犯逮捕の流れ(逮捕の種類)

逮捕状を請求できるのは、警察などの捜査機関でした。

つまり、一般人(私人)は逮捕状がないので警察がするような通常の逮捕はできません。

しかし、現行犯人であればだれでも逮捕することができます。

現行犯逮捕が認められるのは、犯罪が明白である場合のみになります。

現行犯逮捕のケース
  • 目の前で犯罪がおこなわれている最中
  • 犯罪をおこない終わったところを目撃

このような場合であれば、どんな人でも逮捕することが可能です。

現行犯逮捕した私人は、現行犯人を捜査機関に引き渡す義務があります。

現行犯逮捕は、少なくとも犯罪をおこない終わったところを目撃する必要があります。

そしてさらに、現行犯逮捕にちかい準現行犯逮捕も認められています。

準現行犯逮捕は、逮捕できるケースが現行犯逮捕より多いです。

準現行犯逮捕のケース
  • 犯人として追いかけられている
  • 明らかに犯罪につかったナイフといった凶器などをもっている
  • 身体や衣服に返り血をあびているなど明白な犯罪の形跡がある
  • 「誰だ、何をしている?」と問われて、逃げようとしている

このような場合も、どんな人でも逮捕することができます。

準現行犯逮捕は、直に目撃しなくても犯罪終了後から間もないことが明らかな場合に逮捕されます。

逮捕のまとめ

さいごに後日逮捕と現行犯逮捕の違いについてまとめた図を確認しておきましょう。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い

逮捕状のあるなしがポイントでした。

ほかにもポイントとなる点があるので、まとめの表も確認してみてください。

まとめ

後日逮捕と現行犯逮捕の違い

  後日逮捕 現行犯逮捕
逮捕のタイミング 事件発生から後日 犯行中、犯行直後
逮捕する人 捜査機関 だれでも
逮捕状 必要 不要

逮捕と書類送検の違いとは?

書類送検のキホンを知る!

書類送検はマスコミ用語?

逮捕のニュースとセットでよく耳にする「書類送検」という言葉があります。

どのような意味なのか具体的にご存知でしょうか?

まずは、こちらの記事をごらんください。

児童ポルノDVDの購入者リストに4都県警の警察官が含まれていた問題で、警視庁が今月初めまでに児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で同庁の警部補ら3人を書類送検していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

児童買春・ポルノ禁止法違反の容疑で、警察官を書類送検したという内容のニュースです。

「書類送検」という単語からも、なにかの書類を送ることだとは解釈できます。

実際には、どこに何を送り届けていることなのでしょうか。

書類送検とは

事件の捜査書類のみを検察官に送る(送致する)こと

書類送検という言葉は、法律の専門用語ではなくマスコミ用語なんです。

法律用語としては送致といいます。

事件の捜査資料である書類察官に致することから「書類送検」といわれています。

書類送検と逮捕の違い

刑事事件の流れというと、犯人を逮捕したあと「送致→起訴→刑事裁判」にかけられるというイメージが強いかもしれません。

ですが、かならずしも逮捕された状態で検察官に送致されるというわけではありません。

逮捕されていない状態で、事件の捜査書類だけを検察官に送致する書類送検をおこなうことがあります。

書類送検について、くわしくまとめられた動画を用意しました。

こちらをごらんください。

書類送検についての動画でした。

イメージをつかむことができたでしょうか。

逮捕されなくても、事件の捜査は続いていたんですね。

  • 逃亡のおそれがない
  • 証拠隠滅のおそれがない

このような事件では、逮捕なく捜査が進められるケースも多いです。

逮捕がない「在宅事件」の場合は、警察の初期捜査が一定程度済んだ段階で、事件は検察官に送られることになります。

これを書類送検と言います。

逃亡や証拠隠滅のおそれがなくても、刑事事件は刑事事件です。

特定の軽微な事件をのぞいては、検察官へ送致されます。

【厳選7ケース】大麻・詐欺・dvなど…警察に逮捕されるのはどんな事件?

ここからは、たくさんの関心が寄せられている事件の逮捕に注目していきたいと思います。

厳選した7ケース別に、くわしく解説していきます。

ケース①大麻所持で逮捕の流れ

大麻所持の逮捕の流れは、現行犯逮捕と後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

まずは、大麻所持の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

大麻所持の現行犯逮捕

大麻所持は、現行犯逮捕されるケースがほとんどです。

  • 職務質問(所持品検査)
  • 家宅捜索

などにより、大麻所持が発覚して現行犯逮捕される流れになります。

大麻は、覚醒剤とちがって「使用」は罪になりません。

尿検査をして大麻使用が判明しても、現行犯逮捕されることはありません。

ですが、大麻を吸引(使用)しているときは、大麻を所持していますので、大麻の「所持」で現行犯逮捕されることになります。

現行犯逮捕されたあとは、警察署の取り調べ室で取り調べを受けることになります。

そして、そのまま留置場にいれられるという流れになります。

つぎは、大麻所持の後日逮捕の流れを確認していきましょう。

大麻所持の後日逮捕

大麻所持の後日逮捕は、警察官が自宅まで逮捕状を持ってきて逮捕するのが一般的です。

大麻を所持する経緯はさまざまですが、密売人などから大麻を入手して所持するケースが多いです。

このような場合は、その取引の関係者の供述にもとづいて、大麻の「譲り受け」などの罪で後日逮捕がおこなわれる可能性があります。

大麻取引の関係者らから供述証拠が集まれば、大麻の譲り渡し譲り受けの罪にも問われます。

ケース②詐欺で逮捕の流れ

詐欺事件の逮捕の流れは、基本的に後日逮捕がほとんどです。

まれに、現行犯逮捕される場合もあります。

まずは、詐欺事件の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

詐欺事件の現行犯逮捕

振り込め詐欺などで受け子が現金をうけとっているような場面では、現行犯逮捕されることがあります。

ちょっとこちらのニュースをごらんください。

東京都墨田区の男性(83)から現金をだまし取ろうとしたとして、(略)詐欺未遂の疑いで、(略)を逮捕したと発表した。(略)

男性から現金100万円をだまし取ろうとしたとしている。(略)

近くの神社で現金を受け取りに来た(略)を署員が現行犯逮捕した。

ある詐欺事件で、受け子が現行犯逮捕されたというニュースです。

詐欺事件でも現行犯逮捕されることがあるんですね。

振り込め詐欺の受け子などがだまして現金を受け取ろうとした現場で、現行犯逮捕されることもあります。

たとえば…

振り込め詐欺・オレオレ詐欺などの特殊詐欺で受け子が現金を受け取っている場面で、現行犯逮捕されることがあります。

つぎは、詐欺事件の後日逮捕の流れを確認していきましょう。

詐欺事件の後日逮捕

詐欺事件の逮捕の多くが後日逮捕です。

詐欺事件の解明には時間がかかることが多いです。

詐欺の被害者が被害届を提出し、捜査を経て犯人がある程度特定された段階で後日逮捕に踏み切られる流れになります。

詐欺犯人の特定には、時間をかけて行われます。

  • 関係者の供述
  • 銀行口座の履歴

などこのような証拠を集めるため、詐欺事件から逮捕されるまで1〜2年かかることもあります。

警察などの捜査機関は、水面下で着実に詐欺の証拠を固めているのですね。

振り込め詐欺の場合は、書類送検では済まず逮捕されるケースが多いです。

詐欺を繰り返している場合は、逮捕につづき再逮捕となる可能性があります。

ケース③DVで逮捕の流れ

DV事件の逮捕の流れは、現行犯逮捕と後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

まずは、DV事件の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

DV事件の現行犯逮捕

DV事件の被害者が、暴行の被害を受けて警察に通報します。

かけつけた警察官により、現行犯逮捕されるケースが多いです。

現場に駆けつけた警察は、夫婦間のトラブルに介入するべきかどうかを慎重に判断します。

そのため、警察官が到着してもその場の話し合いで解決し、逮捕にいたらないケースも多いです。

  • 包丁といった凶器などを振り回す
  • 首を絞めていた

このような場合は、現行犯逮捕の可能性が高まります。

つぎは、DV事件の後日逮捕の流れを確認していきましょう。

DV事件の後日逮捕

ナイフといった凶器を使った悪質なDV事件では、現行犯逮捕の必要性があります。

しかし、加害者側がその場から逃げ去った場合は、後日逮捕される可能性があります。

とくに、DV事件は被害者に対して暴力が繰り返される傾向にあります。

加害者は被害者との関係が近いため、証拠隠滅をはかる可能性が高いと考えらえます。

そのため逮捕の要件にあてはまりやすく、逮捕にいたるケースが多いです。

DVは傷害や暴行の罪に問われることになります。

ケース④酒気帯びで逮捕の流れ

酒気帯び運転の逮捕の流れは、現行犯逮捕と後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

まずは、酒気帯び運転の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

酒気帯び運転の現行犯逮捕

自動車の検問などで酒気帯び運転が発覚すれば、現行犯逮捕される可能性があります。

現行犯逮捕されたあとは、警察署の取り調べ室で取り調べを受ける流れになります。

酒気帯び運転は、アルコールの検査など証拠によって犯行があきらかとなります。

血中アルコール濃度を計測したり呼気検査によって客観的にアルコール摂取量を測定し、現場で逮捕の有無が判断されます。

つぎは、酒気帯び運転の後日逮捕の流れを確認していきましょう。

酒気帯び運転の後日逮捕

自動車の検問から逃げたり、酒気帯び運転によって事故を起こせば、後日逮捕される可能性があります。

近年、捜査機関による交通事故の捜査は、防犯カメラや科学的な捜査手法を駆使しています。

  • 自動車のナンバープレートを割り出す
  • 現場に残された車の塗装の破片、部品から車種を特定

などこのような捜査によって本人が特定されます。

このような証拠にもとづいて裁判官から逮捕状が発付され、後日逮捕にいたる流れになります。

酒気帯び運転では、現行犯逮捕も後日逮捕どちらも可能性としてあるということでした。

ケース⑤無免許運転で逮捕の流れ

無免許事件の逮捕の流れは、現行犯逮捕が基本です。

自動車の検問などで無免許運転が発覚すれば、その場で同種の前科があるかなどを調べられます。

このような無免許運転の場合は、現行犯逮捕される可能性があります。

無免許運転と一口にいっても、

  • 免許の期限切れ
  • 免許の不携帯

という場合もあります。

このような場合で、余罪・同種前科がなければ、基本的には現行犯逮捕されることはありません。

ケース⑥万引きで逮捕の流れ

万引き事件の逮捕の流れは、現行犯逮捕と後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

まずは、万引き事件の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

万引きの現行犯逮捕

万引き事件の場合は、店員や客といった目撃者によって現行犯逮捕されることが多いです。

万引きGメンなんかも聞いたことがあると思います。

万引きの現場を目撃すれば、現行犯逮捕が可能です。

現行犯逮捕されたあとは、店内の事務室で店長などから事情が聴取されます。

その後、警察官に引き渡される流れになります。

警察官に引き渡されたあとは、留置場に入れる必要があるかの検討がなされます。

留置の必要があると判断されれば、留置場にはいることになります。

つぎは、万引きの後日逮捕の流れを確認していきましょう。

万引きの後日逮捕

万引きの瞬間がとらえられた防犯カメラの映像などが証拠となれば、後日逮捕される可能性があります。

怪しい動きをして店内の事務所で事情を聞かれたとします。

警察がかけつけてもなお否認をした場合、犯罪の証拠があれば、逮捕令状が請求されることがあります。

万引き事件では、現行犯逮捕のケースが多いようです。

万引きの初犯の場合は、逮捕されずに書類送検となるケースがあります。

ケース⑦傷害で逮捕の流れ

傷害事件の逮捕の流れは、現行犯逮捕と後日逮捕のケースにおおきく分けられます。

まずは、傷害事件の現行犯逮捕の流れを確認していきましょう。

傷害の現行犯逮捕

傷害事件の場合、被害者が警察に通報してかけつけた警察官により、現行犯逮捕されるケースがあります。

事件の目撃者、店員や駅員などによって現行犯逮捕されるケースもあります。

現行犯逮捕されたあとは、警察署の取り調べ室で取り調べを受ける流れになります。

留置場での生活が続くかは犯行態様や犯行結果の重大性によります。

  • 凶器を使うなど犯行態様が悪質であった
  • 犯行を否認している

このような場合は、逮捕につづいて勾留の可能性が高まります。

つぎは、傷害事件の後日逮捕の流れを確認していきましょう。

傷害の後日逮捕

事件後、被害届が出され診断書も提出された場合は後日逮捕になる可能性が高いです。

傷害事件の捜査を慎重におこなうようなケースでは、後日逮捕までの期間が長引くことがあります。

関係者が複数いたりする複雑な事件の場合は、傷害事件から半年後1年後に後日逮捕されることもあります。

捜査がスムーズにいくと、1ヶ月以内に後日逮捕となるケースもあるようです。

傷害の初犯でケガの結果が軽いような場合は、逮捕されずに書類送検となるケースがあります。

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最後に一言アドバイス

最後に一言アドバイスをいただきたいと思います。

逮捕されたらまず、弁護士を選任することが大切です。

逮捕されても勾留の決定前なら、弁護活動によって勾留を阻止できるケースがあります。

弁護士は、検察官や裁判官に勾留の必要がない事情を伝えます。

勾留が阻止できれば、逮捕から2~3日で留置場から出ることができます。

たとえ、勾留が決定しても弁護士はあきらめずに勾留期間の短縮・勾留の不服申し立てをおこない釈放を求めます。

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書類送検されてしまったら、弁護士は不起訴を獲得できるよう尽力します。

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と思ったら、今すぐに弁護士に相談することが大切です。

まとめ

逮捕の流れについてくわしく見てきました。

いかがでしたでしょうか?

  • 逮捕の種類
  • 書類送検との違い
  • 事件別でみる逮捕の流れ

といった内容を中心に逮捕について解説しました。

逮捕の基本的な部分はお分かりいただけたと思います。

ですが、ご自分の事件にそったアドバイスを弁護士にしてもらうことが大切です。

これらをうまく活用して、弁護士とつながりましょう!

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