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強制わいせつ罪で後日逮捕される?その後の流れも解説

  • 強制わいせつ,逮捕

2023年7月13日、強制わいせつ罪は「不同意わいせつ罪」に改正されました。

強制わいせつ事件を起こしてしまった…

現場では現行犯逮捕されなかったけれど…

この場合、あとから警察がきて、後日逮捕されるのか?

実際に逮捕されるのは、どんなケースなのか?

逮捕されるとしたら、その後の流れはどうなるのか?

ここでは、弁護士の先生に解説をしてもらいながら、強制わいせつ罪の逮捕について詳しく見ていきましょう。

よろしくお願いします。

強制わいせつ罪の逮捕について、時系列を追いながらしっかり解説していきます。

【追記】「逮捕の流れ」が、わかりやすいように解説動画を作りました。逮捕から勾留、起訴の決定、そして裁判になった場合までの流れを解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=PYLIqQiiCCI&feature=youtu.be

強制わいせつで逮捕される行為|実例も紹介

何が強制わいせつ罪になる?

今見たように、改正前刑法で強制わいせつ罪として懲役刑が科せられるのは

  1. ① 「13歳以上の者」に、暴行・脅迫を用いてわいせつな行為をしたことか、
  2. ② 「13歳未満の者」に対し、わいせつな行為をすること

です。

「13歳未満の者」に対しては、暴行や脅迫を使わなくとも罪が成立します。

電車で13歳未満に痴漢をすると、態様によっては強制わいせつ罪となり、懲役刑になる可能性があります。

なお、2023年7月13日に施行される不同意わいせつ罪は、暴行や脅迫を用いる場合だけでなく、相手方が同意していないような状況でわいせつ行為をすれば成立する可能性があります。

また、13歳以上16歳未満の者に対するわいせつ行為はたとえ同意があっても、被害者との年齢差が5歳未満である例外的な場合を除き原則として同罪が成立します。13歳未満の者に対するわいせつ行為には従来通り同意があっても不同意わいせつ罪が成立します。

 

そして、「わいせつな行為」とは

「性交、肛門性交又は口腔性交(性交等)」以外の性的羞恥心を害する行為

をいいます。

女性の性的な部分を直に触ることなどがその例です。

強制わいせつで逮捕された事例5選

具体的な事例を見てみましょう。

▼強制わいせつと認定された事例5選
事例①
女性に抱きつき、頭を押さえながらキスをし、口の中に舌を入れる。さらに臀部などを服の上から触る。
事例②
体当たりをし、その場にしゃがんだ女性の背後から臀部や乳房を揉む。
事例③
電車内で下着内に手を入れ、臀部をなでる。
事例④
電車内でスカートの上から陰部を触り、キャミソールの上から胸を触り、首筋に唇を押し当てた。
事例⑤
非常階段で10歳の子供に接吻。また複数回にわたり、非常階段で8から10歳の子供達の陰部を触り、撮影する。

以上が、強制わいせつ罪として刑罰が科される場合でした。

強制わいせつ罪と逮捕の関係

現行犯逮捕と後日逮捕(通常逮捕)の違いは?

今回は、強制わいせつ罪の逮捕について見ていきます。

強制わいせつ罪の逮捕には、大きく、①強制わいせつ罪の事件当日に逮捕される現行犯逮捕と、②強制わいせつ罪からしばらくした後に逮捕される後日逮捕(法律的には「通常逮捕」といいます)の二つのパターンがあります。

強制わいせつ罪の現行犯逮捕とは、強制わいせつ罪の当日に強制わいせつ事件の現場で逮捕されることをいいます。強制わいせつ事件が起こったその時その場所で目撃者や駆けつけた警察官によって逮捕されるのが一般的です。

現行犯逮捕された後は、強制わいせつ罪の加害者はそのまま警察署に連行されることになります。

これに対して、強制わいせつ罪の後日逮捕とは、強制わいせつ罪の逮捕状にもとづいて逮捕されることをいいます。強制わいせつ事件が起こった翌日以降に逮捕状をもった警察官によって逮捕されるのが一般的です。

強制わいせつ罪の逮捕状がいつ発行されるかは、強制わいせつ事件に対する捜査の進み具合によって異なります。

強制わいせつ罪の逮捕は主に2種類あります。

その場で逮捕される場合と、後から逮捕される場合ですね。

後から逮捕される場合、警察官は必ず逮捕状を持ってくるようです。

まとめ

現行犯逮捕と後日逮捕(通常逮捕)の違いは?

種類現行犯逮捕後日逮捕
逮捕の時期犯行直後、犯行中後日
逮捕状の要否必要なし絶対に必要
逮捕者主に被害者、目撃者主に警察官
逮捕後警察署に連行される警察署に連行される

強制わいせつ罪で現行犯逮捕されるケースは?

現行犯逮捕の流れ

強制わいせつ罪で現行犯逮捕される場合、どのような流れになるのでしょうか?

現場の事情に詳しい弁護士の先生に聞いてみましょう。

強制わいせつ罪で現行犯逮捕されるケースの一つに、強制わいせつ罪の犯行が多くの人の前で行われている行為態様が悪質な場合があります。

強制わいせつの犯行が多くの人の見ている前で行われた場合事件では、目撃者や被害者側の関係者が警察に通報し、現場に駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されるが駆けつける場合が少なくありません。

また、強制わいせつ罪の手段として悪質な方法を用いた場合も、現行犯逮捕されるケースが多いです。この場合に、警察官が強制わいせつ罪の行為態様が悪質だと判断すると、その場で現行犯逮捕されることがよくあります。

具体例その1

加害者Aは被害者Bに対して、電車内で被害者Bのパンティ内に手指を差し入れて、その陰部をもてあそぶなどしたことで現行犯逮捕された。

具体例その2

加害者Aは被害者Bに対して、電車内路上で自己の陰茎を露出させ、眠っている被害者Bの頭部に陰茎を接触させた後をつけ回し抱きついたことで現行犯逮捕された。

現行犯逮捕は、目撃者がいたり、通報で警察官が現場にかけつけた場合です。

電車の中での痴漢行為も、現行犯逮捕されるイメージがあります。

まとめ

強制わいせつ罪で現行犯逮捕されるケースは?

現行犯逮捕あり現行犯逮捕なし
犯人犯人が誰か明白犯人が誰か不明確
犯行犯行が目撃されている犯行が目撃されていない
結果犯人は警察署に連行される犯人は現場から逃走する

強制わいせつ罪で後日逮捕(通常逮捕)されるケースは?

後日逮捕の流れ

では、強制わいせつ罪で後日逮捕されるのはどんな時なのでしょうか?

強制わいせつ罪で後日逮捕されるケースは、強制わいせつ罪の加害者が強制わいせつ事件に関する証拠を隠滅する可能性が高いケースや、現場から逃走しているケースに多く見られます。

警察としても、軽微な強制わいせつ事件で、証拠隠滅の可能性が低いケースでは、わざわざ裁判所に対して逮捕状を請求しないのが一般的です。

この点、また、強制わいせつ罪の容疑を不合理に否認している場合や、強制わいせつ事件の共犯者が多数存在する場合にもは、「証拠を隠滅する可能性が高い」として後日逮捕されるリスクが高まります。

具体例その1

加害者Aは被害者Bに対し、無理やりわいせつ行為に及んだ。しかしその後、多数の目撃者明確な証拠があるにも関わらず、容疑を不合理に否認Aは現場から逃走したため後日逮捕された。

具体例その2

加害者ABCは被害者Dに対し、無理やりわいせつ行為に及んだ。しかしその後、ABCの三者は今回の強制わいせつ事件を駆けつけた警察官に認めたが、事件に関して口裏合わせをして証拠を隠滅しようとしたため後日逮捕された。

犯人が逃走したり証拠隠滅をはかった場合は、現行犯逮捕のしようがないですね。

まとめ

強制わいせつ罪で後日逮捕(通常逮捕)されるケースは?

後日逮捕されやすい後日逮捕されにくい
証拠隠滅証拠隠滅の可能性が高い証拠隠滅の可能性が低い
逃亡逃亡の可能性が高い逃亡の可能性が低い

強制わいせつで逮捕された後の流れとは?

逮捕されるまでの流れ|現行犯逮捕と後日逮捕に分けて解説

逮捕という言葉自体はニュースなどでよく耳にします。

実際に逮捕されたら、その後はどのような流れになるのでしょうか。

逮捕後の流れについて、先生に聞いてみましょう。

強制わいせつ罪の逮捕の流れは、大きく現行犯逮捕の場合と後日逮捕(通常逮捕)の場合に分けられます。

現行犯逮捕の流れ

強制わいせつ罪の現行犯逮捕の流れは、強制わいせつ事件の現場で強制わいせつ事件の直後に逮捕される点に特徴があります。

強制わいせつ事件の被害者目撃者現場に駆けつけた警察官が加害者を直接逮捕するのが、強制わいせつ罪の現行犯逮捕です。

現行犯逮捕された後は、そのまま警察署に連行されることになります。

①強制わいせつ事件の発生
  ↓
②被害者、第三者や駆けつけた警察官による現行犯逮捕
  ↓
③警察署への連行

後日逮捕の流れ

強制わいせつ罪の後日逮捕の流れは、逮捕状をもった警察官に逮捕される点に特徴があります。

強制わいせつ事件の加害者を後日逮捕するためには、裁判所が発行する逮捕状にもとづく必要があります。

実際の後日逮捕の現場では、警察官が強制わいせつ事件の加害者に逮捕状を示して、逮捕が執行されることになります。

①強制わいせつ事件の発生
  ↓
②警察官による逮捕状の請求
  ↓
③裁判官による逮捕状の発行
  ↓
④警察官による後日逮捕
  ↓
⑤警察署への連行

これで逮捕から警察署に連行されるまでの流れが、整理できました。

まとめ

強制わいせつ罪の逮捕の流れは?逮捕までの流れは?

現行犯逮捕後日逮捕
逮捕する人主に被害者、目撃者主に警察官
逮捕の場所犯行現場限定なし
逮捕の時期犯行中、犯行直後後日
逮捕状なしあり
警察署への連行ありあり

逮捕された後の流れ

では最後に、逮捕された後の流れについてです。

逮捕された後に勾留という刑事処分がまっています。

勾留というのは、逮捕されたあと一定期間、身体を拘束されることです。

これはどれくらいの長さになるのでしょうか?

逮捕の期間

強制わいせつ罪の逮捕の期間は、72時間です。

強制わいせつ罪で逮捕されてから48時間以内に送致され、24時間以内に勾留が請求されなければ、基本的に釈放されます。

強制わいせつ罪での勾留が認められない限り、留置場で一、二泊して釈放されるというイメージになります。

勾留(拘留ではありません)の期間

強制わいせつ罪での勾留の期間は、最初は10日間、さらに10日間延長される可能性があり、強制わいせつ事件が起訴されればさらに長引くことになります。

一度勾留が決定されれば、弁護士が介入し途中で示談が成立するなどの特段の事情がない限り、最低でも10日間は警察署の留置場で生活しなければなりません。

その後、さらに10日間ほど勾留が延長される可能性があります。

さらに、強制わいせつ罪で起訴(公判請求)された場合は、その後に保釈が認められるか執行猶予判決が言い渡されるまで、ずっと留置場または拘置所で生活しなければなりません。

もし早期の釈放が必要な場合は、弁護士に積極的に動いてもらった方がよいでしょう。

弁護士が示談を成立させたり、保釈を請求することで、比較的早く留置場から釈放されるケースも多いからです。

まず、逮捕後の身体拘束は3日間。

その後10日間から、最長20日間続くことになります。

ちなみに、「勾留」は「拘留」と混同しやすいですが、意味が違います。

「拘留」は刑罰の一種で、「勾留」とは全くの別物になります。

まとめ

強制わいせつ罪で逮捕された後の勾留期間は?

起訴されるまで起訴された後
逮捕72時間以内
勾留・最初は10日間
・その後最長10日間の延長あり
保釈が認められない限り判決言い渡しまで(※)
※保釈が認められれば裁判所に保釈金を納付して釈放されます。

強制わいせつ罪の逮捕に関するQA

逮捕されない強制わいせつ罪はある?

強制わいせつ罪は、どんな事件でもすべて逮捕されるのでしょうか。

逮捕されない強制わいせつ罪もあるのでしょうか?

あります。すべての強制わいせつ罪の加害者が逮捕されるわけではありません。

強制わいせつ罪を犯してしまっても、強制わいせつ罪の行為が悪質でない場合は、逮捕されないケースも多いです。

もっとも、逮捕されない強制わいせつ罪の場合でも、被害届が受理されれば、在宅(ざいたく)のまま捜査や取り調べが行われることになります。

在宅事件の場合は、警察署の留置場で生活する必要はありません。自宅で生活することができます。

しかし、警察から呼び出しがあった場合は、その呼び出しに応じて自宅から警察署に出向き、強制わいせつ事件の捜査や取り調べに協力することが求められます。

はい、すべての強制わいせつ罪が逮捕されるわけではないんですね。

すぐに逮捕されなかったからといって、事件が終わったわけではありません。

取調べに呼ばれる可能性は、依然として残ります。

まとめ

逮捕されない強制わいせつ罪はある?

逮捕されない逮捕される
被害届被害届の受理あり被害届の受理あり
嫌疑の程度嫌疑が低い嫌疑が高い
起訴の可能性起訴され刑事裁判になる可能性が低い起訴され刑事裁判になる可能性が高い
捜査の方法呼ばれるたびに自宅から出向く警察署の留置場で生活

強制わいせつ罪の逮捕条件は?

そもそも逮捕には、条件があります。

強制わいせつ罪の逮捕条件について確認しておきましょう。

強制わいせつ罪の逮捕条件は、現行犯逮捕の場合と、後日逮捕(通常逮捕)の場合とで異なります。

現行犯逮捕の要件

強制わいせつ罪の現行犯逮捕は、基本的に、強制わいせつ事件を現に確認した者によってその現場で行われる必要があります。

現行犯逮捕できるのは、基本的にその時その場限りです。

強制わいせつ事件の現行犯逮捕は、目撃者や被害者側の関係者、現場に駆けつけた警察官によって行われることが多いです。

後日逮捕の要件

強制わいせつ罪の後日逮捕は、裁判官が発行する逮捕状にもとづいて行われる必要があります。

逮捕状の発行を請求するのは、一般的に警察官です。

逮捕状の発行は、逮捕の理由逮捕の必要性が認められる場合に限られます。

逮捕の理由とは、「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由」のことです。

逮捕の必要性とは、「被疑者が逃亡するおそれ」や「被疑者が罪証を隠滅するおそれ」があることです。

逮捕の種類ごとに、ルールが細かく決められています。

警察も、怪しいと思ったらいつでもどこでも逮捕できるわけではありません。

逮捕条件に当てはまらない逮捕は、違法ということになるのでしょうか。

まとめ

強制わいせつ罪の逮捕条件は?

現行犯逮捕後日逮捕
逮捕する人犯行現場を目撃した人逮捕状を持った警察官
逮捕の場所犯行現場限定なし
逮捕の時期犯行中、犯行直後後日(逮捕状発行後)
逮捕状の要否不要必要(※)
※逮捕状は、逮捕の理由と逮捕の必要性が認められる場合に限り発行されます。

強制わいせつ罪から後日逮捕されるまでの期間は?

現行犯逮捕でなければ、後日逮捕になるわけですが・・・

後日といっても、どれくらい後になるのでしょうか。

後日逮捕の場合、何日後に警察が来るのでしょうか。

後日逮捕されるまでの期間に、法律上の決まりはありません。

強制わいせつ罪を犯してから後日逮捕されるまでの期間は、捜査の進み具合によるところが大きいです。

単純な強制わいせつ事件の場合

単純な強制わいせつ事件で捜査がスムーズに進む場合は、強制わいせつ事件から一か月以内に後日逮捕されるケースが多いです。

複雑な強制わいせつ事件の場合

複雑な強制わいせつ事件で捜査が困難な場合は、後日逮捕までの期間が長引く傾向にあります。

特に、強制わいせつ事件の関係者が複数いるなどして捜査が難航しているケースでは、後日逮捕までの期間が長引くことになります。

複雑な強制わいせつ事件で捜査が難航している場合は、強制わいせつ事件から半年後一年後に後日逮捕されることもあります。

1ヶ月以上、もっと長引くこともあるようです。

理論的には強制わいせつ罪の公訴時効が成立しないと安心できないということですね。

強制わいせつの時効については『強制わいせつ罪の時効|刑事・民事・慰謝料の時効は何年?』をご覧ください。

まとめ

強制わいせつ罪から後日逮捕されるまでの期間は?

早い逮捕遅い逮捕
法律上の要件法律上の決まりは特にない法律上の決まりは特にない
証拠の状況単純複雑
捜査の進展順調難航
一般的な期間事件から一か月以内事件から半年~一年後

強制わいせつ罪の逮捕や勾留を回避するためには、被害者との示談が不可欠です。

強制わいせつ罪の示談については、『強制わいせつ罪の示談金の相場2022|示談書・示談交渉の総合解説』で解説しているので、興味がある方はご覧ください!

強制わいせつの逮捕のことは、弁護士に相談を

ここまで、強制わいせつの逮捕について、弁護士の解説と共にお送りしました。

これで一般的なことはカバーできました。

でもできれば、自分の事件に即した具体的なアドバイスも欲しいところです。

ということで、以下では、弁護士に無料で相談できるサービスをご紹介します。

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誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。

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まずはとにかく、弁護士に積極的にご相談ください。

まとめ

今回は、強制わいせつ罪と逮捕について、弁護士の先生に聞いてきました。

逮捕には、現行犯逮捕と後日逮捕の2種類があること。

逮捕されたら、その後3~20日間ほど身体を拘束されること。

どれも大切な情報でした。

本記事以外で、強制わいせつ罪に関して知っておきたい情報は『強制わいせつで前科をつけずに解決するための対処法と手続きの流れ』にまとめているので、興味がある方はご覧くださいね。

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総まとめ
現行犯逮捕後日逮捕
逮捕する人主に被害者、目撃者主に警察官
逮捕の時期犯行中、犯行直後後日(逮捕状発行後)
逮捕の場所犯行現場限定なし
逮捕状の要否不要必要
警察署への連行ありあり
取り調べ留置場から取調室に出頭留置場から取調室に出頭
逮捕までの期間なし(その場で逮捕)事件により幅がある
拘束時間72時間以内72時間以内
起訴前勾留・逮捕後まず10日間
・その後最長10日間の延長あり
・逮捕後まず10日間
・その後最長10日間の延長あり
起訴後勾留判決言い渡しまで判決言い渡しまで

強制わいせつ罪に関するQ&A

現行犯逮捕と後日逮捕(通常逮捕)の違いって?

強制わいせつ罪の逮捕には、大きく、①強制わいせつ罪の事件当日に逮捕される現行犯逮捕と②強制わいせつ罪からしばらくした後に逮捕される後日逮捕(法律的には「通常逮捕」といいます)の二つのパターンがあります。現行犯逮捕された後は、強制わいせつ罪の加害者はそのまま警察署に連行されることになります。 強制わいせつ罪の逮捕の種類

強制わいせつ罪で逮捕されない場合もある?

あります。すべての強制わいせつ罪の加害者が逮捕されるわけではありません。強制わいせつ罪を犯してしまっても、強制わいせつ罪の行為が悪質でない場合は、逮捕されないケースも多いです。もっとも、逮捕されない強制わいせつ罪の場合でも、被害届が受理されれば、在宅(ざいたく)のまま捜査や取り調べが行われることになります。 強制わいせつ罪で逮捕されない場合とは

強制わいせつ罪での逮捕の流れは?

現行犯逮捕された場合は、①強制わいせつ事件の発生→②被害者、第三者、警察官による現行犯逮捕→③警察署への連行という流れになります。後日逮捕の場合は、①強制わいせつ事件の発生→②警察官による逮捕状の請求→③裁判官による逮捕状の発行④警察官による後日逮捕→⑤警察署への連行という流れになります。 強制わいせつ罪の逮捕の流れ

強制わいせつ罪から後日逮捕されるまでの期間は?

後日逮捕されるまでの期間に、法律上の決まりはありません。強制わいせつ罪を犯してから後日逮捕されるまでの期間は、捜査の進み具合によります。純粋な強制わいせつ事件の場合、単純な強制わいせつ事件で捜査がスムーズに進む場合は、強制わいせつ事件から一か月以内に後日逮捕されるケースが多いです。複雑な強制わいせつ事件の場合、複雑な強制わいせつ事件で捜査が困難な場合は、後日逮捕までの期間が長引く傾向にあります。 強制わいせつの後日逮捕までの日数について