【示談の事例集】刑事事件の示談によって不起訴、刑の軽減、釈放に至った事例を一挙ご紹介!
刑事事件・逮捕・示談についてお悩みの方へ。
このページでは、カタログ編集部が「刑事事件の示談により不起訴、刑の軽減、釈放に至ったケース」について調査した結果を報告しています。
刑事事件を良い結果で終わらせるためには早期に被害者と示談をすることが大切です。弁護士への相談は、早いに越したことはありません。
弁護士の無料相談情報もご紹介しています。
目次
示談成立によって刑事事件が不起訴になった事例
示談成立は被害者との間で民事上の問題が解決したということになるため、検察官から反省と謝罪の意を汲み取られ、不起訴処分を獲得する可能性が大いに高まります。
また、不起訴処分を獲得した場合には、前科が付くことはなくなります。
ただし、なるべく不起訴処分を獲得するためには早期の示談締結が重要ですから、できるだけ早い段階でで弁護士へ相談することが大切です大切です。
示談締結で不起訴処分を獲得した事例
痴漢(示談締結で不起訴) |
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依頼者が平日の朝、通勤途中の電車内で乗客女性のお尻を衣服の上から触った容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任、依頼者には2件の同種の前科があったが、弁護活動の結果、3日の身柄拘束の後に釈放され、被害者との示談締結をすることができ、不起訴で終了となった。 |
盗撮(示談締結で不起訴) |
依頼者が平日の朝、駅のエスカレーターで女子高生のスカート内を携帯電話で盗撮した容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任、弁護活動の結果、3日の身柄拘束後に釈放され、示談締結によって不起訴で終了となった。 |
住居侵入(示談締結で不起訴) |
依頼者が土曜日の未明、他人の部屋を盗聴するために被害者のマンションのベランダに侵入した容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任、弁護活動の結果、被害者と示談が成立し不起訴で終了となった。 |
自動車運転過失傷害(示談締結で不起訴) |
依頼者が、平日の昼間、自家用車で走行中に前の車と衝突し相手の運転手らに頸椎捻挫の傷害を負わせた容疑で検挙された事件。 逮捕される前に弁護活動をスタートし、被害者と示談を締結したため逮捕されることなく不起訴で終了となった。 |
窃盗(示談締結で不起訴) |
依頼者が平日の昼間、入店したパチンコ店で忘れ物と思われるブランド財布を発見して、それを置き引きした容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、3日の身柄拘束後に示談締結し不起訴で終了となった。 |
器物損壊(示談締結で不起訴) |
依頼者が、平日の朝、通勤途中の電車内で、乗客女性のスカートをはさみで切った容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任、依頼者は同種余罪が複数あったが、弁護活動によりすべての被害者と示談締結し、告訴取消を得て、再逮捕されることなく不起訴で終了となった。 |
強姦(示談締結で不起訴)※ |
依頼者が、平日の朝、ゲームサイトを通して知り合った女児と性交した容疑で逮捕された事件。 逮捕前に受任し、弁護活動の結果、被害者と示談が成立し、留置場から直ちに解放され不起訴で終了となった。 |
※2017年7月13日に改正刑法が施行され、強制性交等罪(旧強姦罪)は親告罪ではなくなりました。しかし依然として、強姦事件で示談が成立し、告訴が取り消されれば、不起訴になる可能性は高くなります。
示談の成立によって刑罰が軽くなった事例
どうして、示談することで裁判において決められる刑罰が軽くなるのでしょうか?
それは、示談成立によって被告人の反省と謝罪や更生の意思を客観的にも示すことができ、裁判官に対して心証を良くすることができるからです。
また、示談の成立は被害者が被告人を許しているという証拠にもなるため、被告人にとってより有利な事情にもなります。
事件に対して真摯な態度で反省し、これから更生する意思を示すことで、情状酌量が認められ刑罰が軽くなるかのうせいがあります。
死亡事故(示談締結で刑罰が減軽) |
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依頼者が、原付バイクで走行中、被害者と衝突し、脳挫傷の傷害により死亡させた容疑で検挙された事件。 逮捕前に受任し、弁護活動の結果、被害者遺族と示談が締結し逮捕されることなく、略式罰金で終了となった。 |
振り込み詐欺(示談締結で刑罰が減軽) |
依頼者が、共犯者と共謀し、見知らぬ他人に「示談金が300万円いる」等のうその電話をかけ、合計635万円を騙し取った容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、被害者全員と示談成立し、加害者側に有利な事情が証明され、求刑をくつがえして執行猶予で終了となった。 |
傷害(示談締結で刑罰が減軽) |
依頼者が、深夜の路上で、通行人と喧嘩し暴行を加え、全治6か月の頭蓋骨骨折等の傷害を負わせた容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、執行猶予で終了となった。 |
危険運転致傷(示談締結で刑罰が減軽) |
依頼者が深夜、自宅で酒・抗パニック障害材・抗不安剤等を服用し、酩酊状態のまま自動車を走行させ、トラックやバイク等と衝突し、合計4名に傷害を負わせた容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、4人中3人と示談が成立し、求刑を覆して執行猶予で終了となった。 |
詐欺関連の窃盗(示談締結で刑罰が減軽) |
依頼者が、後輩と共謀し、コンビニの現金自動世払機から振り込め詐欺の被害金を2回に分けて引き出させた容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、余罪の多くは立件されず、起訴された事件も示談が成立し執行猶予で終了となった。 |
暴力行為等処罰、傷害(示談締結で刑罰が減軽) |
前科で執行猶予中の依頼者が、平日の夜、路上で同僚と一緒に、タクシー運転手に対して暴行を加え、加療約3か月を要する顔面挫創等の傷害を負わせた容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、暴力行為等の処罰に関する法律違反の点は不起訴となり、傷害の点は略式罰金で終了、執行猶予は取り消されずに留置場から釈放された。 |
傷害、恐喝未遂の少年事件(示談締結で刑罰が減軽) |
保護観察中の依頼者が、平日の未明、友人と一緒に公園で被害者の顔面を自転車のサドル等で殴り、現金50万円を用意するようにと恐喝した容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果、検察官からの「長期の少年院送致」を覆し、試験観察を経ての保護観察で終了となった。 |
示談の成立によって、留置場や拘置所から釈放された事例
ここまでメリットあるとなると、万が一刑事事件を起こしてしまった場合には、示談は必須ですね!
なぜ示談を成立させることで留置場や拘置所から早期に釈放されることになるのでしょうか?
留置場等から早期に釈放されるためには「事件の証拠を隠滅する又は事件から逃亡するおそれがない」と思われることが必要です。
被害者と示談をすることができれば、事件や被害者に対する反省・謝罪・更生の意思を検察官や裁判官に示すことができ、「証拠隠滅・逃亡はしないだろう」と判断してもらえます。
また、示談成立によって不起訴処分が見込まれる場合には、これ以上捜査の必要性がないと検察官が判断し、早期の釈放が実現することになります。
器物損壊(示談締結で刑事施設から釈放) |
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依頼者が、平日の夜、コインパーキングの配線を切断した容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、依頼者には同種余罪が多数あったが、弁護活動の結果示談が成立し、告訴の取り消しを得たため、再逮捕されることなく留置場から直ちに釈放され不起訴で終了となった。 |
暴力行為等の処罰違反(示談締結で刑事施設から釈放) |
依頼者が、平日の夜、同僚と一緒にタクシーの運転手の胸倉をつかむなどの暴行を加えた容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、依頼者の勾留は延長されずに留置場から釈放され不起訴で終了となった。 |
恐喝未遂、傷害(示談締結で刑事施設から釈放) |
依頼者が、同僚と共謀し、取引先の相手に暴行を加え、200万円を脅し取ろうとした容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、依頼者は留置場から釈放され、不起訴で終了となった。 |
威力業務妨害(示談締結で刑事施設から釈放) |
依頼者が、インターネットのライブ映像配信サイトで、包丁を振りかざして「ぶっ殺す」などと同号した容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、保釈金を納付後直ちに留置場から釈放され執行猶予で終了となった。 |
公務執行妨害、暴行(示談締結で刑事施設から釈放) |
依頼者が、平日の深夜、酒を飲んで騒いでいたところ店員と口論になり暴行を加え、駆け付けた警察官の頬を平手打ちした容疑で逮捕された事件。 逮捕後に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、暴行の点は不起訴処分、公務執行妨害の点は略式罰金で終了し、留置場から直ちに釈放された。 |
児童福祉法違反(示談締結で刑事施設から釈放) |
依頼者が、土曜日の昼間、自宅で教え子の女子生徒に対し、陰部に指を挿入するなどの性交類似行為をした容疑で逮捕された事件。 逮捕前に受任し、弁護活動の結果示談が成立し、留置場から直ちに釈放され、事件は不起訴で終了となった。 |
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ここまでで、刑事事件の示談の一般的なことはカバーできました。
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まとめ
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いかがでしたか?刑事事件の示談について、編集部の徹底調査の結果をお届けしてまいりました。
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