前科回避!「示談」で不起訴を獲得?示談不成立なら不起訴の可能性がさがる?

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前科を回避するためには、示談不起訴を獲得するしかない?

今後の人生のためにも、前科がつくような事態は回避したいと思います。

そこで重要になってくるのが「不起訴」です。

本日は、「前科回避に欠かせない不起訴をもたらす示談」をテーマに解説をすすめます。

示談と不起訴処分の関係

前科があると示談しても不起訴処分の獲得は厳しい?

事件別にみる、示談で不起訴のケース

法律面での解説は、刑事事件をあつかう法律の専門家にお願いしています。

解説者は、弁護士の岡野武志先生です。

示談成立と不起訴処分(前科つかない)の関係性

示談成立と不起訴処分(前科つかない)の関係性

不起訴なら「前科つかない」の意味

不起訴なら前科がつかないというつぶやきを見つけました。

本当なのでしょうか。

そもそも、前科とは何をさしていうのでしょうか。

前科の定義から確認していきたいと思います。

前科とは

刑事裁判で有罪判決が確定したという事実

刑務所から出てきた人に、前科がついているというようなイメージがあるかもしれません。

懲役刑だけでなく拘留、罰金、科料などの刑罰を言い渡されたことをいいます。

検察官は、裁判所に刑事事件の裁判を求める権限をもっています。

不起訴というのは、検察官が刑事裁判で刑事事件の審理をおこなわない処分をくだすことです。

つまり、そもそも前科がつく可能性がある刑事裁判をおこなわないということになります。

不起訴処分が獲得できれば、「前科つかない」とはこのような意味になります。

不起訴処分には示談成立・示談不成立が影響

不起訴処分となることで、前科を回避できるという意味が分かったと思います。

この不起訴処分には、「示談」がカギをにぎっているようです。

示談とはいったいどのようなものなのでしょうか。

示談とは

さまざまなトラブルにおいて、当事者双方の「合意」をもって民事上のトラブルを終結させること

法的なトラブルは、裁判所で裁判をおこなって解決するイメージがあると思います。

一方、示談は裁判によってトラブルを解決するのではありません。

実際の事件で、示談が成立したというニュースを見つけました。

こちらをごらんください。

東京地検は23日、タクシーの男性運転手を殴ったとして、警視庁に暴行容疑で現行犯逮捕された(略)について不起訴処分とした。(略)

東京都中野区のJR東中野駅前でタクシーから降りる際、タクシーの男性運転手の顔を数回殴ったとして、警視庁に逮捕され、後に釈放された。(略)

運転者との間で19日に示談が成立していたという。

タクシー運転手を殴ったという傷害事件です。

示談が成立しており、不起訴処分となったようです。

このように、刑事事件において示談は非常に重要な影響を与える可能性があります。

トラブルの当事者同士の話し合いをもって、民事上のトラブルを終結させることが示談となります。

刑事事件におけるにおける示談では、

被害回復の実現またはその見込み

被害者の許し(宥恕)

このような内容がふくまれた示談を締結させることが必要になります。

特に、器物損壊罪に代表されるような親告罪では、示談によって告訴取消となれば必ず不起訴となります。

示談は被害者に対する償いの意味を持ちますが、加害者にとっては刑事処分に影響をあたえる重要なものなのです。

前科があると示談しても不起訴処分はむずかしい?

前科があると示談しても不起訴処分はむずかしい?

前科者が逮捕…示談は重要だが不起訴は不確実?

前科者が再び罪を犯し、逮捕される再犯事件はあとを絶ちません。

再犯の場合となると、示談が成立したとしても不起訴処分を得るのはむずかしいのでしょうか。

再犯の場合、厳しい刑事処分がくだされることが予想される

刑事事件の内容によって、くだされる刑事処分の内容もさまざまです。

ですが、一般的には前科があることは刑事処分に影響します。

検察官は起訴・不起訴を判断するにあたって、さまざまな情況から総合的に検討します。

考慮する情況とは?

性格

年齢と境遇

犯罪の軽重

情状

犯罪後の情況

前科があるかどうかは、起訴・不起訴の判断に影響を与えることになります。

初犯の場合より、前科がある方が不起訴獲得はむずかしいかもしれません。

ただ、一概にむずかしいとは言い切れません。

初犯でも再犯でも、事件一つ一つの情況によって起訴・不起訴の判断は変わってくるでしょう。

刑事事件ごとにみる、示談による不起訴のケース

刑事事件ごとにみる、示談による不起訴のケース

ここからは、示談成立が少なからず影響して不起訴が得られた刑事事件をケース別に紹介していきたいと思います。

刑事事件のなかでも、示談が重要になってくる

窃盗事件

傷害事件

盗撮事件

このような事件に焦点をあててみていきたいと思います。

刑事事件①窃盗事件を示談で不起訴に

一つ目の刑事事件は、窃盗事件です。

まずはこちらのケースをごらんください。

窃盗事件①
事件の概要
大手チェーンの電気店にて商品(ポータブルハードディスク)25800円を万引きした窃盗事件
示談金
25800
刑事処分
不起訴

大手電機店で、商品を万引きしたという事件では、示談金「2万5800円」で示談が成立しています。

万引きした商品を買い取るということで、窃盗によって与えた被害を回復しようと務めたようです。

つづいてのケースではどうでしょうか。

窃盗事件②
事件の概要
コンビニで4回にわたり、ゲームのカード約100枚とおにぎりなど計1万円弱を万引きした窃盗事件
示談金
12万円
刑事処分
不起訴

こちらの万引きによる窃盗事件では、示談金「12万円」で示談が成立しています。

丁寧な対応をおこない、謝罪文や嘆願願書なども準備して数度の話合いの上で示談が無事成立したとのことです。

つづいてのケースではどうでしょうか。

窃盗事件③
事件の概要
居酒屋で飲み会に参加中、従業員用の更衣室に忍び込み従業員のカバンから十数万円抜きとった窃盗事件
示談金
合計35万円※
刑事処分
不起訴

※被害者は2人で、それぞれ15万円と20万円ずつの示談金

飲食店の従業員用の更衣室に侵入して、従業員のお金を盗んだという事件では、示談金「35万円」で示談が成立しています。

被害者は2人おり、それぞれと示談が成立したとのことです。

窃盗事件では、被害金額の弁償にくわえて迷惑料といった慰謝料がプラスされることもあるようです。

刑事事件②傷害事件を示談で不起訴に

二つ目の刑事事件は、傷害事件です。

まずはこちらのケースをごらんください。

傷害事件①
事件の概要
電車内で乗客同士がトラブルとなり、被害者の足を十数回蹴り上げるなどの暴行を加え、傷害を負わせた傷害事件
示談金
61万円
刑事処分
不起訴

トラブルから傷害事件に発展したこちらの事件では、示談金「61万円」で示談が成立しています。

不起訴処分で事件は終了しています。

つづいてのケースではどうでしょうか。

傷害事件②
事件の概要
交通トラブルをきっかけに、被害者の顔面を3発殴るなどの暴行を加え、加療3週間の傷害を負わせた傷害事件
示談金
75万円
刑事処分
不起訴

いさかいから傷害事件に発展したこちらの事件では、示談金「75万円」で示談が成立しています。

不起訴処分で事件は終了しています。

つづいてのケースではどうでしょうか。

傷害事件③
事件の概要
元交際相手と口論になり、投げ飛ばすなどして傷害を負わせた傷害事件
示談金
100万円
刑事処分
不起訴

元交際相手とのいさかいから傷害事件に発展したこちらの事件では、示談金「100万円」で示談が成立しています。

不起訴処分で事件は終了しています。

傷害事件については、治療費にくわえて慰謝料などがプラスされるようです。

刑事事件③盗撮事件を示談で不起訴に

三つ目の刑事事件は、盗撮事件です。

まずはこちらのケースをごらんください。

盗撮事件①
事件の概要
駅構内の男子トイレにて、個室に入っていた旅行客の男性を隣の個室の敷居上からスマホで盗撮した事件
示談金
30万円
刑事処分
不起訴

駅のトイレで盗撮をおこなったこちらの事件では、示談金「30万円」で示談が成立しています。

不起訴処分で事件は終了しています。

つづいてのケースではどうでしょうか。

盗撮事件②
事件の概要
書店内でカバンに忍ばせたスマホをつかって、女性客のスカートの中を盗撮した事件
示談金
50万円
刑事処分
不起訴

書店内で女性客を盗撮したというこちらの事件では、示談金「50万円」で示談が成立しています。

不起訴処分で事件は終了しています。

つづいてのケースではどうでしょうか。

盗撮事件③
事件の概要
駅のエスカレーターにおいて、前方を歩く被害者のスカートの下にスマホを差し入れ、盗撮した事件
示談金
0
刑事処分
不起訴

駅のエスカレーターでの盗撮事件では、示談金「0円」で示談が成立しています。

0円とはおどろきです。

示談は、当事者同士の合意によるものなので必ずしも金銭が発生するわけではないようです。

ただし、被害者からは「宥恕」という許しをもらうことが重要です。

示談金が発生してもしなくても、被害者に対する誠実な「謝罪」が必要になります。

前科回避は弁護士による示談交渉を検討!

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最後に一言アドバイス

最後に一言、弁護士からアドバイスをいただきます。

前科の回避をのぞむなら、まずは不起訴を目指しましょう。

不起訴の獲得には、示談が重要です。

起訴前までの弁護活動が大切になってきます。

今すぐに、弁護士を探して相談していただくことをおすすめします。

刑事事件での示談交渉に精通した弁護士に依頼することがポイントです。

まとめ

示談によって不起訴の可能性をあげ、前科を回避する法方法について解説してきました。

疑問は解消できたでしょうか。

被害者の方と交渉する示談は、慎重な対応が求められます。

法的なリスクを回避するためにも、弁護士のアドバイスは欠かせません。

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