暴行罪の刑法的な意味・定義と構成要件とは?暴行罪のポイント大公開

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暴行の容疑をかけられてしまった…

でもそもそも、暴行罪ってどんな犯罪なの?

ここでは、暴行罪の意味定義構成要件について、徹底調査しました。

法律的な部分の解説は、テレビや雑誌でおなじみの弁護士、岡野武志先生にお願いします。

よろしくお願いします。

暴行罪とはどのような犯罪かについて、わかりやすく説明していきます。

暴行罪の定義とは

暴行罪の定義とは

暴行罪って、どんな犯罪かわかりますか?

ケンカとか、酔っ払いのトラブルとかのイメージですかね。

傷害罪とどう違うのかわからないけど、とりあえず弁護士の先生に聞いてみよう!

暴行罪とは、人の身体に暴行を加えることによって成立する犯罪をいいます。

刑法208条は「暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」と定めています。

へえ!

暴行罪っていうのは、傷害に至らなかったときなんだ。

じゃあ傷害の手前段階が、暴行罪で処罰されるってことですね。

まとめ

暴行罪の定義とは

暴行罪
被害者 暴行されたがケガはしていない
定義 人の身体に暴行を加えること
刑罰 下記のいずれか

  • ・2年以下の懲役
  • ・30万円以下の罰金
  • ・拘留(※1)
  • ・科料(※2)

※1 拘留とは、1日以上30日未満身体を拘束する刑罰です。
※2 科料とは、1000円以上1万円未満の金銭を取り上げる刑罰です。

暴行罪の構成要件とは

暴行罪の構成要件とは

え、これは何??

こうせいようけん??

先生、何のことか全然わからないんですけど。。

暴行罪の構成要件とは、暴行罪が成立するための要件のことです。

暴行罪の構成要件が認められれば、正当防衛などで違法性が認められない、精神障害などで責任が認められないなどの特別の事情がない限り、暴行罪が成立します。

ふーん、構成要件っていうのは、犯罪成立の条件かあ。

でも構成要件がそろっていても、それが正当防衛だったり、精神に障害がある場合は、暴行罪が成立しないんだね。

暴行罪の構成要件の判断方法は?

暴行罪の構成要件とやら・・・

具体的にはどんな内容なんでしょうね?

先生、もっとわかりやすくお願いしますよ。

暴行罪の構成要件の該当性は、

  1. ①暴行罪の暴行を加えたか、
  2. ②暴行罪の故意が認められるか、

によって判断されます。

ああ。

わざと暴行を加えたら、暴行罪の構成要件該当なんだね。

暴行罪の構成要件のポイント

暴行罪の構成要件のポイント

暴行罪の保護法益は?

今度はなんですか?

保護法益?一体なんのこと?!

保護法益とは、法律が守ろうとしている利益のことです。

暴行罪の保護法益は人の身体の安全です。

へえ~!

じゃあ暴行罪の規定があることで、人の身体の安全が守られてるんだね。

暴行罪の実行行為は?

次々と難しい言葉が出てきてあっぷあっぷですが・・・

暴行罪の実行行為。

次はこれを教えてもらいましょう。

暴行罪の実行行為は人の身体に暴行を加えることです。

暴行罪における「暴行」の意義は、「人の身体に対する不法な有形力の行使」であると言われています。

典型的なものは、殴る、蹴る、突く、押すなど、身体へ直接、物理的に働きかけることです。

過去の裁判例の中には、人の顔や胸に塩を振り掛ける行為や、人の衣服を引っ張って電車に乗らせまいとする行為も、暴行にあたるとしたものがあります。

なるほど。

つまりこういう行為を「わざと」やるのが、暴行なんですね。

暴行罪の故意は?

犯罪の多くは「わざと」やって初めて有罪になるって、知ってました?

この暴行罪も、そういう犯罪の一つ。

暴行罪でいう「故意」とはどんなものか、先生に聞いてみましょう。

暴行の故意は、人の身体に暴行を加えることの認識です。

これは、未必の故意(みひつのこい)でも足りるとされています。

未必の故意とは、積極的に暴行をしようと思っているわけではなくても、「自分のしていることは暴行になってしまうのかもしれないが、それでも構わない」と考えることです。

この考えさえあれば、暴行の故意ありとされるのです。

なるほど!

「私が今この人を殴ったら傷害まではいかなくて、きっと暴行になるな」・・・

ってところまで具体的に認識してなくても、暴力を振るうことさえわかってれば、故意ありなんだね。

暴行罪が未遂の場合はどうなる?

殺人未遂とか、詐欺未遂とか聞くけど・・・

あれって、暴行にもあると思う?

暴行未遂も、犯罪なんだろうか。

暴行罪の未遂を処罰する規定はありません。

ですから暴行行為をすると直ちに暴行罪が成立します。

暴行罪に未遂の考えはないんだね。

まとめ

暴行罪の構成要件のポイント

暴行罪
保護法益 人の身体の安全
実行行為 人の身体に暴行を加えること
故意 人の身体に暴行を加えることの認識

暴行の相談なら弁護士にお任せ!

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ここまで、暴行について、岡野弁護士の解説と共にお送りしました。

これで一般的なことはカバーできました。

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まとめ

暴行罪という犯罪について、弁護士の先生に聞いてきました。

傷害、つまり相手にケガをさせるところまではいかないけど、暴力を振るいました。

こういうのを、暴行罪と呼ぶんだね。

これで暴行罪の概要がわかった。

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総まとめ
暴行罪
被害者 暴行されたがケガはしていない
定義 人の身体に暴行を加えること
刑罰 下記のいずれか

  • ・2年以下の懲役
  • ・30万円以下の罰金
  • ・拘留(※1)
  • ・科料(※2)
保護法益 人の身体の安全
実行行為 人の身体に暴行を加えること
故意 人の身体に暴行を加えることの認識

※1 拘留とは、1日以上30日未満身体を拘束する刑罰です。
※2 科料とは、1000円以上1万円未満の金銭を取り上げる刑罰です。

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