窃盗罪の示談金の相場2018!示談書の書き方、示談交渉の流れとは

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弁護士事務所の掲載順と弁護士の力量とは無関係です。相性を考慮して、ご自身に合った弁護士をお探しください。

あなたが、あなたのご家族・ご友人が、窃盗事件の加害者だったとします。

弁護士の先生に弁護をお願いしたら、「被害者と示談しましょう」と言われました。

…でもそもそも、示談ってなあに?

示談金の相場はいくらくらい?

示談書の書き方示談交渉の流れもわからない…

疑問や不安でいっぱいになることでしょう。

でも、大丈夫!

ここでは、窃盗事件の示談について、徹底調査の結果を大公開しています。

法律的な部分の解説は、テレビや雑誌でおなじみの弁護士、岡野武志先生にお願いしましょう!

よろしくお願いします。

窃盗事件の示談について、最新の動向も押さえながら、示談金の相場なども紹介していきます。

窃盗罪の示談とは

窃盗罪の示談とは

窃盗罪の解決には示談が有効だって聞いたことあるけど、そもそも示談って何?

専門家の先生にくわしく聞いてみよう!

窃盗罪の示談とは、窃盗罪によって生じた賠償金をめぐるトラブルを、窃盗罪の加害者と被害者の合意をもって解決することをいいます。

示談書の作成は、示談の成立の必要条件ではありません。

しかし、その後のトラブル(示談が成立した、しないの言い合い)を防ぐためにも、示談書を作成することが大切です。

示談するとき示談書の作成は必須じゃなかったの!?

でも口頭だと不安だし、やっぱり書面は作っておいたほうがいいですよね!

まとめ

窃盗罪の示談とは

示談書あり 示談書なし
意味 賠償金をめぐるトラブルが加害者と被害者の合意をもって解決した
有効性 有効に成立 有効に成立
→但し後日トラブル発生のリスクあり

示談成立の効果は?

示談の成立は、具体的にどういうことを意味してるんだろう。

弁護士先生、示談をすると、窃盗罪にどんな影響があるんでしょうか?

窃盗罪の示談が成立したということは、窃盗罪によって生じた賠償金のトラブルが当事者間の合意によって解決したということを意味します。

示談が成立すれば、窃盗罪の加害者は、被害者に対して、示談金を支払い、その他の示談の条件を履行する義務を負います

窃盗罪の被害者は、加害者が示談の条件を履行しない場合は、成立した示談書を証拠として、その後の民事手続きを有利に進めることができます。

そうなんだ!

民事手続きの点で示談はプラスに働くっていうわけですね。

まとめ

示談成立の効果は?

加害者側 被害者側
意味 窃盗罪の賠償金のトラブルが当事者間の合意によって解決した
権利・義務 示談金の支払い義務が生じる 示談金を受け取る権利が生じる

加害者側の示談のメリットは?

では、刑事手続きの面ではどうなんでしょうか。

示談が成立してると、何か刑事処分に影響はあるのでしょうか?

ここって、みんな知りたいとこだと思うんです!

窃盗罪の示談が成立すれば、窃盗罪の加害者は、その後の刑事手続きにおいて、示談が成立しなかった場合と比べて有利に取り扱われます。

具体的には、刑事裁判にならない可能性や、不起訴で前科がつかない可能性が高まります。

示談が成立したことで、軽微な窃盗事件であれば不起訴になることも多く、窃盗罪の前科がつかないメリットは大きいです。

そうだったんですね!

示談ができているかどうかって、すごく大きな差になることがあるんですね!

まとめ

加害者側の示談のメリットは?

加害者側のメリット
刑事手続きへの影響 窃盗罪の刑事手続きで加害者側に有利に考慮される
前科との関係 不起訴になり、前科がつかない可能性もある
賠償金との関係 示談金の支払いで賠償義務を免れる

被害者側の示談のメリットは?

じゃあ今度は、被害者側の立場で考えてみるとどうなんだろう。

示談成立で何かいいことって、あるのかなぁ。

窃盗罪の示談が成立すれば、窃盗罪の被害者は、民事裁判などの面倒な手続きを経ることなく、賠償金を受け取ることができます。

もっとも、示談の成立と同時に賠償金を受け取らなければ、その後に加害者に逃げられてしまうリスクもあるため、注意が必要です。

加害者に逃げられてしまった場合は、賠償金を受け取るためには、示談書を証拠として民事裁判などの手続きを取る必要が出てきます。

なるほど~

示談書は民事裁判の証拠としても活用できるんですね。

やっぱり口頭じゃなく、示談書は作っておくべきですね!

窃盗罪の示談に関するQA

窃盗罪の示談に関するQA

窃盗罪の示談金の相場は?初犯の場合の相場は?

それじゃあ、いよいよ今度は示談金の相場についてのお話を伺います!

先生、ズバリ、窃盗罪の示談金の相場って、おいくらなんですか?

初犯であることも、金額に影響するんでしょうか?

窃盗罪の示談金の相場は、ケースによってさまざまです。

初犯の窃盗罪だからといって示談金が安くなることはあまりなく、窃盗罪によって生じた結果の大小や、被害者の処罰感情によって金額が左右されることが多いです。

窃盗罪の被害がそれほど大きくない場合は、被害額+α程度の示談金でまとまるケースも多いです。

窃盗罪の被害者の側としても、実際に盗まれた財産の補てんに加えて、プラスアルファとして一定の慰謝料を貰えれば、誠意が伝わったとして満足するケースが多いからです。

これに対して、窃盗罪によって生じた損害が大きい案件に関しては、示談金が総額で100万円を超えることも珍しくありません。

被害額が多ければ、実際に民事裁判になれば数百万円から数千万円以上の損害賠償が認められることもあります。

そのため、当事者の話し合いでまとまる示談においても、示談金の金額が高くなる傾向にあります。

刑事事件としての窃盗罪の場合は、加害者が刑務所に入ってしまえば、いくら民事裁判で損害賠償が認められたとしても、実際に賠償金を回収するのは困難です。

賠償金の回収を重視する被害者の方は、民事裁判で認定される可能性がある賠償金の金額よりも安い金額で示談してしまうのも一つです。

示談であれば、「示談金を実際に受け取ってから示談書を作成する」という前払いの方式を取ることが可能で、お金が回収できないリスクを回避することができるからです。

そんなに高額な示談金になることもあるんですね!

被害の程度や被害者の感情って、示談金の額にダイレクトに影響するんですね~

まとめ

窃盗罪の示談金の相場は?初犯の場合の相場は?

高額になるケース 低額で済むケース
示談金の判断基準 ①窃盗事件の結果の大小
②被害者の処罰感情
およその金額 数十万円以上 10万円以下

示談拒否で、窃盗罪の示談に応じない場合は?

それでは、示談が成立しなかったときの展開はどうなっていくんですか?

示談はいつもうまく成立するものじゃないし、もし示談ができなかった場合には、被害者・加害者どちらにも影響するんじゃないでしょうか。

先生、この点について詳しく解説お願いします!

窃盗罪の加害者が示談に応じない場合、被害者としては、自らが窃盗罪で被った損害を取り戻すためには、自らで法的な手段を取る必要があります。

まずは、窃盗罪の加害者に対して、内容証明郵便で窃盗罪にもとづく損害賠償を請求してみるなど、何らかのアクションを起こしてみましょう。

もし加害者がそれでも示談を拒否する場合は、窃盗罪で被害を被ったことを理由とした民事裁判民事調停を起こすことも可能です。

ただし、たとえ窃盗罪で被害を被った場合であっても、民事の手続きで弁護士を立てる場合は、自らで弁護士費用の大半を負担する必要が出てきます。

これに対して、窃盗罪の被害者が示談に応じない場合、加害者としては、刑事手続において刑罰が重たくなるリスクを負います。

具体的には、示談が成立すれば不起訴になったのに示談が不成立だったから罰金や刑事裁判になるリスクがあります。

また、示談が成立すれば執行猶予になったのに示談が不成立だったから実刑になるリスクを負うことになります。

窃盗罪の被害者が示談に応じない場合、加害者は、刑事手続が終わった後も、窃盗罪により損害を与えたことを理由とする民事の損害賠償責任を負い続けることになります。

加害者にとって示談ができないということは、大きなリスクを背負うことになるんですね。

示談と実刑のリスクがこんなに深い関係にあるなんて、専門家の先生に聞いておてよかった!

被害者にとってもメリットが大きいことなんですね~

まとめ

示談拒否で、窃盗罪の示談に応じない場合は?

加害者 被害者
取り得る手段 ①自ら加害者と交渉
②民事裁判
③民事調停
メリット 加害者に対して厳罰を求めることができる
デメリット ①刑罰が重くなるリスクを負う
②民事の損害賠償責任を負い続ける
早期に賠償金を得られない

窃盗罪で示談しない場合は?

示談をしない場合には刑事処分にマイナスの影響がでるかもって聞いたんですが・・・

これって、民事の側面でも何かデメリットになるの?

意外にみんな知らないと思うから、先生教えてください!

窃盗罪の示談をしない場合、窃盗罪の加害者は、その後の刑事手続において、示談が成立した場合と比べて重い処罰を受けるリスクを負います。

また、窃盗罪の示談をせずに刑事処罰を受けたとしても、窃盗罪の加害者は、窃盗罪によって相手に与えた損害につき、引き続き損害賠償責任を負い続けることになります。

これに対して、窃盗罪の被害者としては、窃盗罪の示談をしないで刑事手続きが終わった場合でも、引き続き加害者に対して損害賠償を請求し続けることができます。

示談金の金額や示談の条件に納得がいかない場合は、窃盗罪によって被った損害につき、民事裁判や民事調停などの法的な手続きをとって、窃盗罪の加害者に賠償を求めるのも一つです。

ただし、窃盗罪の加害者が刑務所に入ってしまった場合は、現実的に賠償金の回収が困難なので注意が必要です。

なるほど~

やっぱり民事の問題としても示談の成否は大きく関係してくるんですね。

窃盗罪の示談書の書き方は?

示談が大事なのはわかりました。

でも、肝心の書き方がわからないのですが・・・

窃盗罪の場合、何を書いたらいいんですか?

窃盗罪の示談書の書き方は、通常の示談書の書き方と同様です。

示談書の冒頭で、窃盗事件が起こった日時・場所、窃盗罪の加害者と被害者の氏名などを記載して、事件の内容を特定することになります。

また、窃盗罪の示談書には、示談金の金額やその支払い方法を記載します。

示談書の作成は、加害者と被害者の双方がサインをすることで完了します。

示談金の一括払いが難しい場合は、示談金の分割払いの合意を結ぶことも可能です。

窃盗罪の示談書に、「被害者は加害者のことを許す」旨の宥恕条項(ゆうじょじょうこう)を設けた場合は、その後の刑事手続きで、加害者に有利に考慮されます。

そうなんですね!

では、被害者の「許す」っていう言葉があれば、示談書としては一番いいわけですね!

まとめ

窃盗罪の示談書の書き方は?

書き方 要否
事件の特定 窃盗事件が起こった日時・場所、窃盗罪の加害者と被害者の氏名などを記載する
一般的によく盛り込まれる
示談金の記載 示談金の金額と支払い方法を明記する
清算条項 示談書に記載されたもの以外の賠償義務がないことを記載する
署名 被害者と加害者双方がサインする
宥恕条項
告訴取消
加害者を許す旨の文言と告訴を取り下げる旨の文言を書く 任意

窃盗罪の示談の流れや示談の方法は?

具体的に、示談はどうやって行えばいいんでしょうか?

初めて示談する人にも分かりやすいように教えてください!

窃盗罪の示談の流れは、通常の事件の示談の流れと同様です。

窃盗罪の加害者が被害者の連絡先を知っている場合は、当事者同士で示談の話し合いを進めることができます。

示談成立の流れとしては、

①話し合い
        ↓
②示談条件の確定
        ↓
③示談書の作成
        ↓
④示談金の支払い
        ↓
⑤示談書にサイン

という流れを経ることが多いです。

これに対して、窃盗罪の加害者が被害者の連絡先を知らない場合は、窃盗罪の示談を進めるためには、弁護士を選任する必要があります。

弁護士を選任すれば、警察官や検察官から被害者の連絡先を聞くことができるケースが多いからです。

弁護士を選任した後の示談の流れとしては、弁護士が被害者と話し合って、示談が成立することになります。

最終的に、お互いが合意して示談書にサインするわけですね。

弁護士を頼るという手もあるんですね!

むしろ、そっちのほうが安心かも。

まとめ

窃盗罪の示談の流れや示談の方法は?

加害者側 被害者側
相手の連絡先を知っている 自分で示談を進めることが可能 自分で示談を進めることが可能(※)
相手の連絡先を知らない 弁護士を選任する必要がある

※ただし、加害者の側から示談の申し入れがあるまで待つことも多い

窃盗罪は示談すれば不起訴になる?示談しても起訴される?

示談の重要性がわかってきたところで、もう一つ質問したいことが!

先生、示談すれば不起訴もありえますか?

示談がうまくいけば裁判しなくてよくなるっていうことはないんですか?

窃盗罪は親告罪ではないので、窃盗罪の示談が成立したからといって、必ず不起訴になるわけではないという点をまず理解する必要があります。

もっとも、窃盗罪の被害がそれほど大きくない場合は、窃盗罪の被害者と示談が成立すれば、起訴猶予による不起訴の可能性が高まります

被害者と示談が成立すれば、加害者を起訴する必要性が低くなるからです。

これに対して、示談しても起訴されるケースというのは、窃盗罪の被害が甚大な場合や、留守を狙った空き巣窃盗など、行為が悪質な場合です。

完全に不起訴になるっていうわけじゃなくても、不起訴の可能性はぐんと高まるんですね!

起訴か不起訴かって、すごく重要な分岐点になるし、やはり示談できるかは深刻な問題ですね・・・

まとめ

窃盗罪は示談すれば不起訴になる?示談しても起訴される?

加害者 被害者
示談成立のメリット ①賠償責任を免れる
②不起訴の可能性が高まる
早期に賠償金を得られる
示談成立のデメリット 加害者に対する刑事処罰が軽くなる

窃盗罪の示談が不成立だった場合はどうなる?

もう一度整理しますが、示談がうまくいかなかったときには、どんなマイナス点がありますか?

先生、一言でいうとどうでしょうか??

窃盗罪の示談が不成立の場合は、窃盗罪の加害者は、その後の刑事手続において、重い処罰が課されるリスクを負います。

示談が不成立だった事実は、示談が成立している場合と比べて、窃盗罪の加害者側に不利な事情として取り扱われるからです。

なお、示談が不成立だったとしても、窃盗罪によって負わせた損害の賠償を完了している場合は、その限りにおいて、窃盗罪の加害者側に有利な事情として取り扱われます。

これに対して、窃盗罪の被害者は、窃盗罪の示談が不成立である以上、刑事手続きが終わった後も引き続き、加害者側に対して、窃盗罪によって負った損害の賠償を請求し続けることができます。

やっぱり窃盗罪は示談がキーワードになるんですねぇ。

すごく勉強になりました!

まとめ

窃盗罪の示談が不成立だった場合はどうなる?

加害者 被害者
示談不成立のメリット 加害者に対して厳罰を求めることができる
示談不成立のデメリット ①賠償責任を負い続ける
②刑事処罰が軽くならない
早期に賠償金を得られない

なお、その他の示談金の相場もこちらからかんたんに確認できるようにしておきました!

窃盗の示談の相談なら弁護士にお任せ!

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ここまで、窃盗の示談について、岡野弁護士の解説と共にお送りしました。

これで一般的なことはカバーできました。

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窃盗の示談でお困りの皆さん。

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しかし、刑事事件の解決はスピードとタイミングが勝負です。

落ち込んでいる暇はありません。

早い段階でご相談いただくことで、弁護士としてもやれることが増えます。

まずはとにかく、弁護士に積極的にご相談ください。

まとめ

窃盗罪は被害者のいる犯罪なので、やはり示談の議論は欠かせないですね。

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総まとめ

加害者 被害者
示談成立のメリット ①賠償責任を免れる
②不起訴の可能性が高まる
早期に賠償金を得られる
示談成立のデメリット 加害者に対する刑事処罰が軽くなる
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