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万引きで逮捕!後日逮捕の可能性とその確率は?その後の流れは?ニュースを例に解説

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万引きで逮捕!後日逮捕の可能性とその確率は?その後の流れは?ニュースを例に解説

  • つい出来心で・・・初めて万引きをして逮捕されてしまった。
  • 以前にしてしまった万引きに罪悪感を感じて夜も眠れない。
  • どうしても万引きを繰り返してしまう。

万引きのことで不安を抱えている方がいるかもしれません。

今から正しい知識をつけて、解決していきましょう。

『万引き家族』という映画が話題になりました。

ショッキングな題名と内容ですが、極端に現実離れしているわけでもなさそうです。

先日このようなニュースがありました。

家族で万引きしたとして、佐賀北署は8日、盗みの疑いで、福岡県福岡市に住む無職の父親(46)ら家族4人を現行犯逮捕したと発表した。4人が暮らす自宅を捜査したところ、盗んだとみられるバッグなども出てきており、盗品を転売して生計を立てていたとみて、余罪を調べる。(略)

逮捕容疑は5日午後1時15分ごろ、4人で共謀し、佐賀県佐賀市内の大型商業施設内の店舗で、圧力鍋など計4点(合計5万3762円相当)を盗んだ疑い。(略)

家族4人で、しかも17点もの物を万引きしています。

さらに以前から同様の犯行をしていたようで警察からマークされていたようですね。

『万引き家族』が話題になったばかりということもあり、社会的関心の高いニュースでしょう。

この事件では現行犯で逮捕されていますが、後日逮捕についても確認していきましょう。

万引きで後日逮捕は難しい?何日か経ったら逮捕されない?

「万引きって現行犯で逮捕されなければ大丈夫なんでしょ?」

そう思っている方も少なくないかもしれませんが、そうとは言えないんですね。

後日逮捕される可能性も十分にあるんです。

どのような場合に後日逮捕されているのか、この後詳しく見ていきます。

後日逮捕とは?逮捕の種類を解説

まず、後日逮捕とはどういうものなのでしょうか?

アトム法律事務所の弁護士に教えていただきましょう。

後日逮捕とは、捜査機関が裁判所発付の逮捕状に基づいて行う逮捕で、刑事訴訟法が定める原則的な逮捕の方法です。

正式には通常逮捕といいますが、その場で逮捕される現行犯逮捕との対比で、一般に後日逮捕と呼ばれることが多いです。

現行犯逮捕と対になる言葉として後日逮捕があるのですね。

違いを図で表すとこういうことですね。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い

図のように、後日逮捕では逮捕状を元に逮捕されるようです。

では逮捕状はどのように発付されるのでしょうか?

逮捕状は、逮捕状を請求する権利のある者(警察官、検察官、検察事務官など)が、その発付を裁判官に請求することによって作成されます。

逮捕状の請求は、一定の証拠にもとづいて行われます。

証拠を集めるのに時間を要することもあり、早ければ数日、事案によっては数年以上経過して逮捕状が出されることもあります。

いつ被害届が提出されるか、いつ逮捕状が請求されるかはわからないものです。

ですから、万引きしてからどれくらいしてから後日逮捕されるかはわからないです。

後日逮捕の件数は多くない?

万引きでは現行犯逮捕がほとんどと言われています。

これを示す正確なデータは見つかりませんでした。

が、万引きの場合、実際には現行犯逮捕されるケースが多くを占めています。

参考までに、万引きの認知件数と検挙件数についてまとめておきましょう。

認知件数とは警察が犯罪の発生を認知した件数のことで、検挙件数とは警察で事件を送致・送付した件数のことを言います。

この2つを比較することによって、警察が認知した万引きの件数の内どれくらいの割合で事件として扱われたか(検挙率)がわかります。

万引きの認知件数、検挙件数と検挙率
  認知件数 検挙件数 検挙率
平成27 117,333 82,557 70.36%
平成28 112,702 78,131 69.32

平成29年版犯罪白書による

この表によると、警察が万引きを認知すると7割は検挙されているということになります。

万引きは刑法で定める窃盗の一類型です。

他の窃盗についても、検挙率を見てみましょう。

窃盗の検挙率(平成28年)
  自転車窃盗 置き引き 車上荒らし
検挙率 5.75 24.4 19.43

平成29年版犯罪白書による

万引き以外の窃盗の検挙率と比べるとわかるように、万引きの検挙率は非常に高いです。

防犯カメラや顔認証付き万引き防止ゲート等によって犯人が特定され、この高い検挙率につながっているのかもしれません。

事件の発生から犯人の特定までごく短時間であることから、万引きは現行犯逮捕のケースが多いと考えられます。

万引きで後日逮捕される確率を事例から検討する

それではこの後、万引きで後日逮捕されたニュースを見ていきましょう。

例①308万円のやかん万引き

まずはこちらのニュースをご覧ください。

13日午後7時55分ごろ、京都市中京区妙満寺前町の金属工芸品店「清課堂(せいかどう)」で、店内に陳列していた純銀製のやかん(販売価格308万円)が盗まれたと社長の男性(48)から110番があった。京都府警中京署が窃盗事件として捜査している。

同署によると、同日午後5時40分ごろ、入店した男がショーウインドーに飾られていたやかんをかばんに入れて立ち去る様子が防犯カメラに記録されていたという。(略)

非常に高額なやかんですね・・・。

逮捕の決め手となったのが防犯カメラです。

公開された防犯カメラの映像を見たところ、犯人は帽子を被っていて、顔まではっきり写っていないようにも思えました。

しかし、その映像が逮捕の決め手となったようです。

まとめ

308万円のやかん万引き79歳男、防犯カメラの映像が決め手となり後日逮捕

例②盗んだ服着用、店員が偶然他所で遭遇 少年2人逮捕

こんなパターンもあります。

岐阜県多治見市のリサイクルショップでシャツを万引したとして多治見署は5日までに、窃盗の疑いで住居不定、無職の少年(19)を逮捕、窃盗ほう助の疑いで住居不定、無職の少年(19)を逮捕した。

窃盗容疑で逮捕された少年が万引したエスニック調の派手な柄シャツをさっそく着て、本巣市のショッピングセンターを訪れたところを、偶然にも居合わせたリサイクルショップの店員に見つかり、あえなく逮捕された。

(略)

万引きした衣服を身に着けていたら、偶然被害店の店員と遭遇し110番通報されました。

いつ、どこで、誰に見られているか考えると、万引きした商品を使用するリスクがわかりますね。

まとめ

万引きした服を着用中、偶然店員と出くわし後日逮捕

例③フリマアプリで転売

次は今流行りのフリマアプリ経由で通報されたパターンです。

人気スポーツブランドの衣類などを狙って万引きを繰り返したとして、警視庁は、いずれも19歳で大学2年の少年2人=ともに埼玉県川口市=を窃盗の疑いで逮捕し、4日発表した。2人とも容疑を認めているという。(略)

「これまで300点近く万引きし、フリーマーケットアプリで転売して370万円くらいもうけた」と話しているという。(略)

近頃はフリマアプリが増え、誰でも簡単に個人間での売買ができるようになりました。

もちろん便利ではありますが、一方で信頼性の低い商品も出回りやすくなっています。

そんな中、大手オンラインショッピングサイトが新たに盗品流通防止策を始めました。

警察や全国万引犯罪防止機構と連携して、犯人逮捕につなげていくようです。

この先、他のフリマアプリ等も対策に出るのではないでしょうか。

まとめ

盗品をフリマアプリで転売した少年ら、通報され後日逮捕

万引きで逮捕されたらその後どうなる?流れは?

逮捕の流れ

さて、次は万引きで逮捕されたらその後はどうなるのか見ていきましょう。

動画にもあるように、逮捕されると留置場で生活することになります。

逃亡や証拠隠滅を防ぐことが目的です。

そして留置場にいる間、逮捕から48時間以内に検察に送致されるかどうかが決められます。

送致が決まれば、検察官により送致から24時間以内に勾留請求されるか決められます。

被疑者勾留が決まると、原則として、最大で20日間は勾留されることになります。

ということは、逮捕から起訴されるまで最大で23日間留置されることになります。

まとめ

逮捕の期間は最大72時間

被疑者勾留の期間は逮捕から最大20日間

より詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。

逮捕その後のリスク

逮捕されると会社や学校を休まざるを得なくなります。

日常生活に支障を来すことになるでしょう。

逮捕されると、会社に欠勤の連絡も入れられなくなるようです。

逃亡や証拠隠滅のおそれがあるとされると身柄の拘束は続きます。

そのため、何日も無断欠勤が続くこととなり、会社からの信頼を損なうことになります。

しかし、会社が従業員の私生活上の行為を理由に処分をすることは、ほとんどありません。

とはいえ、懲戒処分にならないにしても、その後会社に居づらくなることはあるかもしれません・・・

では、学校はどうでしょうか。

学生の場合、その後に進学、就職、結婚とまだまだライフイベントが待っています。

学生にとって逮捕されることで負うリスクはかなり高いと言えるでしょう。

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最後に一言

最後に一言、弁護士からアドバイスをいただきました。

刑事事件の解決にはタイムリミットがあります。

早い段階で弁護士に相談することで、逮捕や起訴されずに済む場合もあります。

万引き事件の解決に大切なのは、

1.被害者への謝罪

2.被害弁償

3.再犯防止策を講じる

この3点です。

迅速に対応することで、早く穏やかな日常生活を取り戻してください。

まとめ

後日逮捕がどのようなものなのか万引きで逮捕されるとどうなるか

を中心にお伝えしました。

不安な日々を過ごしておられる方も中にはいるかもしれません。

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他にも万引きや後日逮捕に関する記事がたくさんありますので、より詳しく知りたい方は関連記事から探してみてください!