逮捕間近?なら必見!逮捕回避で助かる方法を逮捕の流れから逆算してみた
このページをご覧になっているということは、逮捕間近?ということでしょうか…
刑事事件を起こして逮捕されそうという相談…
このサイトにもたくさん寄せられています。
逮捕されたあとの仕事や生活を考えたら、なんとかして逮捕回避したいところですよね。
逮捕回避さえできれば、実名報道なども避けられそうだし、今後の人生にとって良いことが多そうです。
それにしても、逮捕を回避することなど可能なんでしょうか?
このページでは、その辺りの事情をしっかり調査して、まとめてみました。
答えは、果たして…
法律的な部分の解説は、テレビや雑誌でお馴染みのアトム法律事務所の弁護士にお願いしました。
よろしくお願いします。
逮捕を回避する方法や回避できた実例について、これまでの弁護活動の経験にもとづいて、しっかりと解説していきたいと思います。
【追記】「逮捕の流れ」が、わかりやすいように解説動画を作りました。逮捕から勾留、起訴の決定、そして裁判になった場合までの流れを解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=PYLIqQiiCCI&feature=youtu.be
目次
逮捕回避できる?できない?逮捕の流れから逆算してみた
刑事事件を起こしたけれども逮捕されない方法、気になりますよね。
でもちょっと待ってください。
逮捕、逮捕と日常生活で使う言葉ですが、そもそも逮捕とは法律的にどのような意味なのでしょうか?
逮捕の基礎知識まとめ
逮捕とは?逮捕の種類は?
逮捕なんて、子供でも知ってる言葉…なんて思いませんか?
でも実際に、「逮捕とは何ですか?」と聞かれたら、答えられなそうです^^;
ここでは、逮捕の法律的な意味を確認していきましょう。
罪を犯した疑いのある人を、一般に容疑者といいますね。
逮捕とは、容疑者が実際に犯罪を犯したのかどうかを調べるためのものです。
逮捕は、警察などの捜査機関が、容疑者の身柄を一定期間拘束する、という方法により行われます。
逮捕は大きく分けて2種類あります。
現行犯逮捕と後日逮捕です。
現行犯逮捕の流れは?

現行犯逮捕。
これは日常的にも耳にしますよね。
チカンの現行犯逮捕とか、刑事ドラマで犯人が犯行現場で捕まる時とか…
現行犯逮捕の流れは実際はどんな感じなのか、先生に教えてもらいましょう。
現行犯逮捕は、事件の現場で事件の直後に逮捕されるのが特徴です。
現行犯逮捕は逮捕状なしでも可能です。
被害者や目撃者などの一般人が、加害者を直接逮捕することもあります。
現行犯逮捕された後は、通報を受けた警察官が現場に駆けつけるので、そのまま警察署に連行されます。
後日逮捕の流れは?

後日逮捕。
文字通り、犯行から数日経った後日に改めて逮捕されるという認識でいいのでしょうか?
皆さん、後日逮捕ってあまり聞いたことがなくないですか??
後日逮捕は、逮捕状をもった警察官に逮捕される点に特徴があります。
事件の加害者を後日逮捕するための必須要件に、裁判所が発行する逮捕状があります。
実際の逮捕現場では、警察官が事件の加害者に逮捕状の内容を読み上げて、逮捕が執行されることになります。
そしてその後、警察署へ連行されるのです。
他にも逮捕の詳しい情報をまとめておきました。
逮捕回避の方法まとめ
逮捕間近でも逮捕されない方法は?
ではでは。
本当に逮捕間近でも逮捕されない方法などあるのでしょうか?
特に、横領や窃盗、大麻や覚醒剤、傷害などの事件で気になりますよね。
死亡事故や器物損壊の場合も、逮捕されたり、逮捕されなかったり、両方のパターンがあるようです。
それでは、次の章に進みましょう。
逮捕回避に成功した実例にもとづく、逮捕間近でも逮捕されない方法とは
逮捕が間近な場合でも、逮捕を阻止することができるって本当?
そもそも「逮捕が間近」とはどういう状況か?
「逮捕されるかも」という不安は、実は「取り越し苦労」のことも多いと思うのです。
逮捕が間近といえる状況は、どのような状況なんでしょうか?
具体的に教えてください。
逮捕が間近とは、つまり、警察が逮捕状を請求する準備に入っているということです。
刑事事件を起こしたあとに現行犯逮捕されていない以上は、逮捕されるケースというのは「逮捕状にもとづく後日逮捕」の場合しかあり得ません。
逮捕状を請求するのは、通常、警察官です。
逮捕状を請求するためには、逮捕の必要性を基礎づける一定の証拠が必要です。
この逮捕状を請求するための証拠が収集されている段階こそ、「逮捕が間近な段階」ということができます。
逮捕状を請求するための証拠とは、どのような証拠をいうのでしょうか?
まずは供述証拠です。
被害者がいる場合は被害者の供述、関係者や共犯者がいる場合は関係者や共犯者の供述です。
警察がこれらの者を呼び出して、念入りに供述調書を作成している場合は、逮捕の準備に入っている可能性があります。
逮捕と勾留の制限期間は、合わせて最長23日間です。
捜査機関としては、この23日間の間に捜査を終える必要があるので、逮捕の前にある程度の証拠を固めてから、後日逮捕に入ることが多いです。
そういう事情があるのですね…
関係者が呼び出されている…
身に覚えがありそうで怖いですね^^;
ところで、どうやったら逮捕状の請求に入っているかどうか分かるもんですか?
警察に電話?
それともネットで検索?でしょうか…
警察に電話してもダメです。
容疑者が逃走してしまってはいけないので、警察は何も教えてくれません。
逮捕は秘密裏に進められてこそ意味があります。
もし「逮捕されるのでは…」と不安な場合は、刑事事件に強い弁護士に相談してみましょう。
私たち刑事事件の専門家である弁護士からすれば、逮捕が間近かどうか判断できるケースもあります。
というのも、すでに述べたとおり、逮捕状の請求には一定の証拠が必要で、警察の関係者や被害者への聞き取り状況等を総合的に検討することで、「あ、警察はいま逮捕状請求の準備に入っているな。」と判断できることもあるからです。
逮捕が間近な場合でも、逮捕を阻止する方法とは?
そうなんですね…
もし逮捕が間近なら、僕なんて諦めてしまいそう^^;
逮捕されたら実名報道や炎上が心配ですよね…
パソコンの中にため込んだエロ動画も、LINEの通話履歴も全部見られてしまうかもしれませんね…
それは困る!
ということで、逮捕が間近でも逮捕されない方法を聞いてきました。
結論としては、二点。
「??」で逮捕を回避する方法と、「???」の付き添いで逮捕を回避する方法です。
では見てみましょう。
その1:「示談」で逮捕を回避する方法
最初の答えは、示談で逮捕を回避する方法でした。
示談が成立すれば、逮捕は必ず回避できるのでしょうか?
軽微な犯罪であれば、示談が成立すれば、逮捕はまず回避できるので安心です。
軽微とは、例えば、けがの程度が軽い傷害や、条例違反の痴漢・盗撮などのケースです。
被害者が存在する事件というのは、警察も被害者の供述を前提に捜査を進めることになります。
被害者と示談が成立し、被害者の方から「加害者と示談が成立したので被害届を取り下げたい。」「加害者に対して寛大な刑事処分を求めたい。」という申し入れがあれば、警察としてもわざわざ逮捕までするケースは珍しいです。
弁護士に依頼した場合は、弁護士が示談を代理し、示談を通じて被害者から取得した嘆願書を、警察に届けることになります。
被害者との示談がポイントなんですね!
示談といえば、示談金を支払ったり、示談書を書いたり、なかなか難しいイメージですが…
実際のところ、示談が成立するのは、どれくらいの確率なんですか?
被害者とさえ連絡が取れれば、示談の成功率は9割以上です。
日本全国での正確な数字は分かりませんが、私たちの事務所が積み上げてきたこれまで約10年間、数百件以上のデータベースをみる限り、およそ9割以上といえると思います。
もちろん、中には、被害者から連絡を一切拒否され、そもそも示談の話し合いができないケースもあります。
示談の話し合いさえできれば、あとは示談金の金額や示談の条件をまとめればよいので、成功の可能性が一気に高まります。
どうでしょう。
示談を成立させて、逮捕されないイメージはつかめてきましたか!?
その2:「弁護士」の付き添いで逮捕を回避する方法
二つ目の答えは、弁護士の付き添いで逮捕を回避する方法です。
弁護士に付き添ってもらえば、必ず逮捕は回避できるのですか?
「必ず」というわけではありません。
重罪の場合は、弁護士が付き添って自首したとしても、その後に逮捕されてしまいます。
ただ、比較的軽微な犯罪の場合は、弁護士が家族や職場の上司から取得した身元引受書などを持参し、ご本人と一緒に出頭することで、逮捕を免れるケースもあります。
警察としても、軽微な事件で身元引受人まで保証され、かつ弁護士付添いのもと出頭し、容疑を自白までしているケースでは、逮捕の必要性が乏しいと考えることが多いからです。
わざわざ逮捕状を請求するのも一苦労ですし。
ということは、まとめると、
- 被害者がいる事件は、まずは示談
- 示談が難しくても、弁護士に相談して何とかする
ということですね。
弁護士さんに事前に相談していれば、万が一、逮捕回避が失敗してそのまま逮捕されたとしても、その後すぐにサポートを受けることができるので安心かもしれませんね。
総まとめ
逮捕されやすい | 逮捕されにくい | |
---|---|---|
犯罪の捜査 | 捜査の必要性が高い | 捜査の必要性が低い |
示談 | 示談が成立していない | 示談が成立している |
逮捕されるかも相談に対応する無料相談窓口や弁護士検索まとめ
今すぐ相談予約!24時間受付の無料相談窓口
こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。
いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。
来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。
急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。
刑事事件でお困りの方へ
ご希望される方はこちら
24時間365日いつでも全国対応
※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
LINEでも無料相談できるという点は、非常に便利ですね。
※追記:電話無料相談には対応していないようです。
地元の弁護士に実際に会って相談したい人向けの弁護士検索
逮捕されたくないという相談は、非常にデリケートですよね。
信頼できる弁護士に実際に会って相談したい人は、こちらの弁護士検索をお使いください。
お住いの都道府県をタップするだけで簡単です。

弁護士の口コミ評判の参考になる情報も掲載しています。
弁護士選びの参考にしてください。
最後に弁護士から一言アドバイス
それでは最後に何かアドバイスをお願いします。
簡単にお伝えすると…
「逮捕されたくない」という希望を叶えるには、タイミングが非常に大切になってきます。
なぜなら、一度逮捕されてしまうと、そこから釈放することは、逮捕されなかった場合と比べてとても困難だからです。
実際にも、タイミングよくご相談いただけたために、逮捕される前に示談がまとまり、逮捕されなかったというケースも多いです。
また、弁護士が付き添って警察に出頭し、身元引受け関連の書類を提出することで、逮捕をまぬがれるケースもあります。
いずれにせよ、何らかの形で早めに弁護士に相談することをお勧めします。