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逮捕と送検の意味・違い|書類送検とは?逮捕後「48時間」の流れを解説

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逮捕と送検の意味・違い|書類送検とは?逮捕後「48時間」の流れを解説

逮捕送検の意味や違いについてお調べでしょうか。

「逮捕されるかもしれない」

「送検されるのかどうか知りたい」

このように不安な気持ちをお持ちの方の悩みを解消できるように、特集記事をお届けします。

本記事の要約
  • 逮捕や送検は刑事手続きの流れのひとつ
  • 逮捕後、送検されたときの流れ
  • 逮捕されない書類送検がおこなわれたときの流れ

刑事事件においておさえておきたいポイントをお伝えしていきます。

法律的な解説は、弁護士の岡野武志先生にお願いしています。

逮捕と送検の違いとは?意味を解説

逮捕と送検の違いとは?意味を解説

逮捕送検というと、刑事事件に関するワードということはお分かりいただけると思います。

ですが…

法律的な面からみた、これらの違いをご存知でしょうか。

違う意味であることは何となく分かるけど、細かな違いまでは分からないという方も多いと思います。

「逮捕」と「送検」について、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

逮捕の意味を法律面からみる

逮捕に関するニュースは、毎日テレビから流れています。

熊本県警水俣署は24日、飲食店のトイレにいる女性を盗撮したとして県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで公立小学校の教諭の男(46)を逮捕した。(略)

飲食店で男女共用トイレの個室に入り、間仕切りの下から隣の個室にスマートフォンを入れ、女性(35)を盗撮した疑い。

撮影音に気づいた女性が個室を出て、男を取り押さえた。(略)

小学校の教諭が盗撮の容疑で逮捕されたという事件です。

このようなテレビから流れる情報としては、よく耳にすると思います。

そもそも逮捕は、いったい何のためにおこなわれるのでしょうか。

分かっているようで、よく分からない逮捕…

逮捕は、「法律」で定義されています。

その法律を確認してみましょう。

こちらをご覧ください。

検察官、検察事務官又は司法警察職員は、被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるときは、裁判官のあらかじめ発する逮捕状により、これを逮捕することができる。(略)

「被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるとき」とあります。

法律にふれるような犯罪を犯したと疑われるようなときに、逮捕はおこなわれます。

逮捕の意味は?

犯罪を犯したと疑われるに足りる相当な理由があるとき、その身体の自由をうばいおこなう捜査方法

犯罪を犯したと疑われるに足りる相当な理由があるだけでは、逮捕されません。

逮捕する「必要性」もそろうことで、逮捕されることになります。

逮捕されるのはどんな場合?
  逮捕の要件
理由 罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があるとき
必要性※ ✔住居不定である
✔逃亡のおそれがある
✔証拠隠滅のおそれがある

※いずれか一つに該当する場合

犯罪の嫌疑をかけるに足りる客観的・合理的な根拠がある状況で、逃亡や証拠隠滅を防止するために逮捕はおこなわれます。

逮捕は、「逮捕状」にもとづいておこなわれるのが原則です。

警察などの捜査機関が逮捕状を裁判官に請求して、裁判官が逮捕の必要性を審査します。

逮捕の必要性があると認められると、裁判官によって逮捕状が発付されます。

逮捕状にもとづく逮捕が原則ではありますが…

「逮捕状なし」でも認められている現行犯逮捕という逮捕もあります。

逮捕の種類
  通常逮捕 現行犯逮捕 緊急逮捕
逮捕状 必要 不要 逮捕時:不要※
逮捕する人 捜査機関 誰でも 捜査機関
場所 犯行現場

※ただし、直後の請求が必要

いずれにせよ…

犯人であると疑われるに足りる相当な理由があり、逃亡や証拠隠滅のおそれがあると判断されると逮捕されることになります。

送検の意味…法律的に正しくは「送致」

送検という言葉に、馴染みはあるでしょうか。

ニュースでも使われていることも多いようですが、逮捕ほどは印象は薄いかもしれませんね。

送検についてのニュースを見つけたので確認してみましょう。

走行中の東海道新幹線内で9日夜、男女3人が刃物で襲われ男性が死亡した事件で、神奈川県警は、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した(略)について、容疑を殺人に切り替えて11日に送検した。(略)

新幹線のなかで、刃物を使って人々を襲ったという事件です。

逮捕した人物を「送検した。」とあります。

送検とは、いったいどういう意味なのでしょうか。

送検も、逮捕と同様に法律によって定義されています。

確認してみましょう。

司法警察員は、犯罪の捜査をしたときは、この法律に特別の定のある場合を除いては、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。(略)

普段の生活で法律をみることがないと、理解しづらい言葉が多いと思います。

ちょっと長いので、簡単にまとめてみると…

送検の意味は?

被疑者や事件の証拠などを検察官に引き継ぐこと

法律用語として正しくは「送致」という

送検は、一般用語・マスコミ用語として用いられることが多いようです。

「検察官送致」を略して、送検といっているようです。

法律用語として正しくは、「送致」といいます。

刑事事件の捜査は、第一次的に警察がおこないます。

警察から事件の送致をうけた検察官によって捜査がおこなわれ、

  • 起訴するか
  • 不起訴にするか

どちらの判断にするかの検討が、検察官によっておこなわれます。

送検は検察官に事件を送致することで、マスコミ用語であることが分かりました。

送検されないで逮捕後すぐ釈放される処分とは?

送検されないで逮捕後すぐ釈放される処分とは?

日本の刑事手続きにおいて、警察が犯罪の捜査をおこなったときは送検しなければならないと法律で決められています。

ただし…

逮捕されたとしても、送検されない事件となる場合があります。

司法警察員は、犯罪の捜査をしたときは、この法律に特別の定のある場合を除いては、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。

但し、検察官が指定した事件については、この限りでない。

「検察官が指定した事件」であれば、送検されないことがあります。

このように指定された事件は、「微罪処分」と呼ばれています。

微罪処分とは?

検察官があらかじめ指定した、犯罪事実が極めて軽微で送致の手続きが必要ないとされた事件

微罪処分となれば、釈放されることになります。

刑事事件が警察に立件されたとしても、微罪処分となれば事件の捜査は終結します。

検察に送致されることがないので、起訴にも不起訴にもなりません。

微罪処分は、警察による不起訴処分のようなものであるとイメージしていただければ分かりやすいかもしれませんね。

逮捕後、送検されたら起訴される流れは確定?

逮捕後、送検されたら起訴される流れは確定?

逮捕後、送検されたら「起訴」される流れは確定なのでしょうか。

そもそも、刑事事件はおおきく「逮捕されるケース」と「逮捕されないケース」に分けられます。

刑事事件の流れ

刑事事件の2つの流れ
身柄事件 逮捕されたあと、送検される流れ
在宅事件 逮捕されないで、送検される流れ

それぞれの事件ごとに、刑事事件の流れを確認しておきたいと思います。

逮捕されたケースの送検の流れは「48時間」が重要

送検の流れ

逮捕された状態で、刑事事件の捜査がすすめられるような事件を身柄事件と呼んでいます。

刑事事件の流れ(逮捕・勾留された場合)

基本的に、逮捕されると送検される段取りが組まれることになります。

送検までのリミットは、「48時間以内」となっています。

逮捕の流れ

送検されると検察官によって「24時間以内」に勾留請求するかどうかなどが検討されます。

逮捕・送検・勾留請求までの逮捕期間は「3日間」です。

逮捕の段階では、家族であっても面会できないことも多いです。

勾留請求が認められると、起訴されるまで、原則的に最大で「20日間以内」におよぶ勾留がつづくことになります。

逮捕・送検の流れでは、時間制限にそって粛々と手続きがすすめられていきます。

逮捕されない書類送検の流れはどうなる?

書類送検とは?

逮捕されないで、刑事事件の捜査がすすめられるような事件を在宅事件と呼んでいます。

在宅事件を捜査した結果、検察官に送致することになったとします。

このような事件をマスコミが報道する際に、「書類送検」という言葉が使われています。

実際のニュースをごらんいただきたいと思います。

神奈川県の東名高速道路で昨年6月に起きた夫婦が死亡した事故をめぐり、起訴された男とは無関係の会社を勤務先などとした嘘の情報をインターネット上に書き込んだとして、福岡県警は19日、名誉毀損の疑いで、札幌市の自営業の男性(47)や名古屋市の男性会社員(53)ら11人を書類送検した。(略)

ある事件の犯人と無関係であるにもかかわらず、犯人の勤務先であるかのようにネット掲示板に書き込んだという事件です。

「書類送検した。」とありますね。

書類送検ってよく耳にしますが、その意味について知っているようで知らないという声をいただくことが多いです。

きちんとした意味を説明しようと思うとむずかしいかもしれませんね。

先ほど「送致」についての意味を解説しました。

検察官に事件が引き継がれることでしたよね。

書類送検も、検察官に事件が引き継がれることには変わりありません。

ただ、「書類のみ」が送致される在宅事件であるという点がポイントとなります。

書類送検とは

逮捕なしで事件の捜査書類のみを検察官に送致すること

書類送検は、在宅事件を送致するときに報道機関がつかうマスコミ用語です。

書類送検の流れ

書類送検の意味が分かったところで、書類送検になった場合の流れについてみていきたいと思います。

刑事事件の流れ(逮捕されなかった場合)

書類送検では逮捕はおこなわれていないので、事件の捜査資料のみが検察に送致されます。

また、事件発生から起訴・不起訴の判断までは特に決まった時間制限がありません。

時間制限がないというのも、書類送検の特徴だといえると思います。

書類送検されると検察庁から都度、呼び出しをうけることになります。

検察庁では、検察官による「取り調べ」がおこなわれます。

留置場で生活することになる逮捕がなくても、事件の捜査はおこなわれているということが分かりました。

書類送検されることになったら、検察庁での取り調べに対応できるように準備しておく必要があります。

逮捕後、送検されるかも…と不安な方は弁護士に相談

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ある日、いきなり逮捕されることになったら頭が真っ白になってしまうかもしれません。

そんなとき、いつでも利用できる窓口があることを知っていたら安心です。

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窓口の種類は2つです。

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送検について、地元の弁護士を簡単に探すことができたら便利ですよね。

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このような内容が検索結果として見ることができます。

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「弁護士ってどうやって探せばいいのか…」

「刑事事件にくわしい弁護士に相談したい」

このような悩みをお持ちの方には、うってつけの機能だと思います。

送検される事件なのか、送検されたらどうなってしまうのか、心配事は法律の専門家に聞いてみましょう。

最後に一言アドバイス

最後に一言、弁護士からアドバイスをいただきます。

刑事事件でお悩みの場合は、弁護士に「今すぐ」ご相談いただきたいと思います。

被害者のいるような事件の場合、早い段階に「示談」をおこなうことで逮捕送検を回避できる可能性が高まることがあります。

被害者のいないような事件であっても、弁護士がついていれば逮捕の必要性がないことを検察官や裁判官に伝えます。

無料相談を実施する弁護士も増えつつあります。

困ったと思ったら気軽に弁護士に相談することが、刑事事件の対応には求められます。

まとめ

逮捕送検の違いを中心に、刑事手続きの流れについて確認してきました。

総まとめ
  • 逮捕は、事件の捜査方法の一種
  • 送検は、察官致のこと
  • 刑事手続き上、逮捕された場合は時間制限が発生する

「逮捕されるのか?」

「送検されるのか?」

このようなお悩みは、弁護士による個別のアドバイスをお求めください。

これらを使って、弁護士と今すぐつながりましょう。

興味のある方は、関連記事もあわせてご覧ください。

逮捕と送検の意味・違い|書類送検とは?逮捕後「48時間」の流れを解説

逮捕と送検の違いとは?

逮捕の意味は、「犯罪を犯したと疑われるに足りる相当な理由があるとき、その身体の自由をうばいおこなう捜査方法」です。法律に触れるような犯罪を犯したと疑われる時に行われます。一方、送検は、「被疑者や事件の証拠などを検察官に引き継ぐこと」です。法律用語では正しくは「送致」といいます。警察から事件の送致をうけた検察官は、その後起訴か不起訴かの検討をおこないます。 逮捕と送検の違いとは?意味を解説

逮捕されたのに送検されない事件とは?

「検察官が指定した犯罪事実が極めて軽微で送致の手続きが必要ないとされた事件」であれば、送検されないことがあります。このように指定された事件は、「微罪処分」と呼ばれています。微罪処分となれば事件の捜査は終結します。 送検されないで逮捕後すぐ釈放される処分とは?

逮捕から送検になるまでに時間制限がある?

あります。逮捕されてから送検までのリミットは、「48時間以内」となっています。基本的に、逮捕されると送検される段取りが組まれることになります。そして送検されると検察官によって「24時間以内」に勾留請求するかどうかなどが検討されます。よって逮捕・送検・勾留請求までの逮捕期間は72時間(3日間)です。 逮捕後、送検されたら起訴される流れは確定?

書類送検とは何?

書類送検とは、逮捕なしで事件の捜査書類のみを検察官に送致することです。書類送検も、検察官に事件が引き継がれることには変わりありません。ただ、「書類のみ」送致されるということは、在宅事件であるという点がポイントとなります。また、「書類送検」という言葉自体は、在宅事件を送致するときに報道機関がつかうマスコミ用語です。 逮捕されない書類送検の流れはどうなる?