刑事事件の弁護士費用の相場は?分割はOK?大手8社を分析した結果…

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弁護士事務所の掲載順と弁護士の力量とは無関係です。相性を考慮して、ご自身に合った弁護士をお探しください。

刑事事件の弁護士費用の相場は?分割はOK?大手8社を分析した結果…

刑事事件に突然巻き込まれてしまった…

でも、刑事事件の弁護士費用って、いくらくらいかかるのか…

よく分からないですよね。

刑事事件の弁護士費用の相場を知りたいという方は多いですが、

これまでは自分で色々と調べるしかありませんでした。

そこで!

私たち弁護士カタログ編集部が、大手の弁護士事務所8社のホームページを調査し、

刑事事件の弁護士費用の相場について、分析してみました。

今は弁護士報酬が自由化されているため、いろいろな料金表を見ることができましたよ^^

調査結果は…このページの下の方にまとめておきました。

調査結果を見る前に…

まずは、刑事事件の弁護士費用の基礎知識をチェックしておきましょう。

基本を押さえておくことは、とても大切です!

なお当記事内の弁護士事務所掲載は50音順に並べられております。

刑事事件の弁護士費用の基礎知識をチェック

刑事事件の弁護士費用の基礎知識をチェック

刑事事件の弁護士費用は、タイムチャージ式ではなく、着手金・成功報酬式を採用する弁護士がほとんどです。

つまり、弁護士に刑事事件の弁護活動を依頼した場合は、

事件を依頼した時に着手金を支払う

事件が終了した時に、弁護活動の成果に応じて、成功報酬を支払う

ことになります。

刑事事件の弁護士費用を正しく理解するためには、用語の意味を正しく把握している意味があります。

大手8社弁護士費用の調査結果を見てみる前に、まずは弁護士費用の基礎知識を一緒にチェックしておきましょう。

刑事事件の着手金とは?

弁護士費用に関する用語の説明は、弁護士事務所のホームページから引用しました。

着手金は、弁護活動に着手する対価としてお支払いいただくお金です。

着手金は、「弁護活動に着手する対価」になります。

したがって、契約を締結したとしても、

着手金を支払わなければ、弁護活動に着手してもらえない

ということがあり得ます。

刑事事件の弁護活動を依頼する際は、最低限、着手金は用意しておく必要がありますね。

着手金の一例

事件の内容 金額
特に簡単な事件 40万円
普通の事件 60万円

刑事事件の弁護士を私選で依頼するとなると、

  • まずは着手金として数十万円は必要になる

ということが分かりますね。

普通の事件で60万円ということは、難しい事件だともっと高額になりそうです^^;

刑事事件の成功報酬とは?

成功報酬は、弁護活動の成果の対価としてお支払いいただくお金です。

成功報酬は、「弁護活動の成果の対価」です。

ということは、

弁護活動の成果がなければ、成功報酬の支払いもない

弁護活動の成果の程度に応じて、成功報酬の金額も変動する

ということになります。

成功報酬を支払うのは、通常は事件が終了した時です。

成功報酬は後払いなので、事件終了時までに用意ができれば大丈夫です。

このあたりは、着手金との大きな違いですよね。

成功報酬の一例

事件の内容 金額
特に簡単な事件 40万円
普通の事件 60万円

この表を見る限り、

着手金に加えて、成功報酬に関しても数十万円程度が必要になる

ということが言えそうです。

「勾留を阻止」して「前科がつかなかった場合」は、20万円+80万円で、成功報酬は100万円になりそうです。

100万円というのは、決して安くない金額ですよね。

中古車が一台買えそうです^^;

あとは、検討する必要があるのは、

勾留が阻止されて、早く釈放されることに20万円の価値があるか?

事件が処分なしで終わって、前科がつかないことに80万円の価値があるか?

という点です。

この点は、人によって答えが変わりそうですね。

早い釈放や前科なしで、今の仕事や人生をそのまま続けることができるのであれば、100万円の価値を見いだせそうです。

刑事事件の日当とは?

出張日当は、弁護士の出張に対する実費日当としてお支払いいただくお金です。

刑事事件の場合は、主に警察署での接見に日当が発生することになります。

もちろん、弁護士の中には、

  • ・日当は発生しない
  • ・接見は何度でも無料

という先生もいるので、依頼の際はしっかりとチェックしたいところです。

日当の一例

出張の内容 金額
往復所要時間10分以内の場所に出張 2万円(交通費含む)
往復所要時間30分以内の場所に出張 3万円(交通費含む)

実費の金額については、弁護士によって個人差が大きいようです。

事件を依頼する前に、必ず契約書をチェックするようにしましょう^^

刑事事件の実費とは?

実費とは、弁護士に立て替えてもらったお金です。

刑事事件の場合は、交通費切手代などがメインになります。

実費は、事件の終了時に、成功報酬を一緒に精算することが多いようです。

大手8社を分析、刑事事件の弁護士費用の相場はいくら?分割はOK?

大手8社を分析、刑事事件の弁護士費用の相場はいくら?分割はOK?

調査対象とした刑事事件を扱う弁護士事務所(大手8社)

今回の調査は、刑事事件の弁護士費用の相場を知るためのものです。

そのためには、一定以上の事務所について調べることが大切です。

本当は、すべての事務所の実際の弁護士費用を一覧できればベストですが、さすがにそれは不可能です^^;

そこで、インターネットで調査して高順位に表示された以下の8事務所を対象事務所として選別しました。

対象事務所(※50音順)

事務所名 料金ページ
ヴィクトワール法律事務所 http://vict-keiji.com/price_list/
ウェルネス法律事務所 http://wellness-keijibengo.com/hiyou-zentai/
桜丘法律事務所 http://www.sakuragaoka.gr.jp/cost/criminal.php
渋谷青山刑事法律事務所 http://www.sa-criminal-defense2.jp/hiyou
東京ディフェンダー法律事務所 http://www.t-defender.jp/fee/
ベリーベスト法律事務所 https://keiji.vbest.jp/fee/
法律事務所アスコープ http://keiji-bengo24.com/price/
法律事務所ホームワン http://keiji.home-one.jp/consult/cost.html

※2017年5月の調査時の結果

なかなか期待できそうな一覧表ですよね^^

これをひとつひとつ手作業で調査するのは、なかなか骨が折れる作業です。

調査結果ですが…

期待していてくださいね!

【調査結果①】着手金の相場は?

まずは着手金の調査結果です。

大手8社の弁護士事務所の刑事事件の着手金を調べてみました。

調査結果はこちら。

着手金の調査結果まとめ(※50音順)

事務所名 着手金の金額
ヴィクトワール法律事務所 32万4000円~
ウェルネス法律事務所 21万6000円~
桜丘法律事務所 32万4000円~
渋谷青山刑事法律事務所 21万6000円~
東京ディフェンダー法律事務所 21万6000円~
ベリーベスト法律事務所 21万6000円
法律事務所アスコープ 21万6000円~
法律事務所ホームワン 21万6000円

※2017年5月の調査時の結果

この表に書かれている着手金は、最安値の着手金になります。

着手金の最低額が書かれているだけなので、必ずしもこの金額になるわけではありません。

着手金の最低額については、

税抜き20万円〜:6社

税抜き30万円〜:3社

税抜き40万円〜:1社

という結果に分かれました。

この着手金が適用されるのは、極めて簡単で労力がかからないケースに限られるのが通常です。

実際の着手金は、もう少し高いことも多いので、気になる人は各事務所に問い合わせてみましょう。

【調査結果②】成功報酬の相場は?

次に、刑事事件の成功報酬に関する調査結果です。

これはなかなか上下の幅がある面白い結果になりました。

要チェックです。

成功報酬の調査結果まとめ(※50音順)

事務所名 成功報酬の金額
ヴィクトワール法律事務所 16万2000円~上限記載なし
ウェルネス法律事務所 10万8000円~108万円
桜丘法律事務所 32万4000円~上限記載なし
渋谷青山刑事法律事務所 10万8000円~32万4000円
東京ディフェンダー法律事務所 10万8000円~216万円
ベリーベスト法律事務所 21万6000円~54万円
法律事務所アスコープ 21万6000円~上限記載なし
法律事務所ホームワン 10万8000円~上限記載なし

※2017年5月の調査時の結果

刑事事件の成功報酬については、

  • 最低額は10万円(税抜き)
  • 最高額は200万円(税抜き)

という結果になりました。

刑事事件は一つでも、複数のポイントで成功報酬が発生する場合があるので、実際に支払う成功報酬の金額は、各成功報酬の金額を合計した額になります。

この表の中で一番高い、東京ディフェンダー法律事務所の216万円という成功報酬は…

ホームページを確認すると、裁判員裁判で無罪判決を獲得した場合の報酬上限額でした。

裁判員裁判という多くの労力がかかるケースでの無罪判決なので、これくらいの金額がかかっても仕方がないといえば仕方がなさそうです…

上限なしの法律事務所や記載なしの法律事務所に比べると、成功報酬216万円と明示しているだけで良心的と言えそうです。

【調査結果③】日当の相場は?

次に、刑事事件の日当に関する調査結果です。

日当とは、

弁護士が弁護活動のために出張した場合に支払う手当

のことでしたよね。

日当の調査結果まとめ(※50音順)

事務所名 日当の金額 メモ
ヴィクトワール法律事務所 記載なし 実費・日当は別途協議の上決定
ウェルネス法律事務所 0円 初回初回料は3万5000円、契約すれば3万5000円は着手金から控除される。
桜丘法律事務所 1万5000円~ 日当は半日あたりの料金、成功報酬は協議により決定し上限記載なし
渋谷青山刑事法律事務所 0円 契約外接見は5万円以上+税
東京ディフェンダー法律事務所 0円 契約外接見料は3万円+税、契約後の接見料は0円
ベリーベスト法律事務所 0円~ 任意聴取同行は1時間あたり1万8000円。契約後の接見は3回~5回までは無料、それを上回ると3万2400円。契約外接見は5万4000円。
法律事務所アスコープ 記載なし 初回接見は49,800円+税
法律事務所ホームワン 0円~ 拘束時間4時間以内は無料、8時間までは5万円+税、MAX10万円+税。成功報酬につき裁判員裁判対象事件は別途協議のため上限記載なし

※2017年5月の調査時の結果

出張日当に関しては、

0円と明示している事務所

一定の金額を明示している事務所

記載なしの事務所

という3つのパターンに分かれました。

また、0円と明示している事務所でも、一定の条件によっては日当が発生する場合があるので注意が必要です。

表のメモ欄に備考が書いてあるので、参照しておいてください。

日当の計算は複雑なので、あらかじめ弁護士によく確認するのがよいと思います。

【調査結果④】分割払いはOK?

刑事事件の弁護士費用で分割払いができるかは気になるところですよね。

刑事事件は突然巻き込まれることが多いです。

いきなり大金を用意しろと言われても…

そんな時に心強い味方になるのが、弁護士費用の分割払いです。

分割払いの調査方法は?

各事務所のホームページをよく確認しましたが、分割払いについては記載されていない事務所がほとんどでした。

そこで、各事務所に直接電話して、分割払いに対応できるかを匿名で聞いてみました。

その調査結果は…

次のとおりでした!

分割払いの調査結果まとめ(※50音順)

事務所名 分割払いの可否
ヴィクトワール法律事務所 ケースによる。着手金は基本的に一括払いのみ。ただし特例として、2〜3回に分けての支払いが可能なケースもある。日当と報酬金については、担当の弁護士と要相談。
ウェルネス法律事務所 原則不可。弁護士と相談の上、警察署の距離など様々な事情によって分割払いが可能になるケースもあるかもしれない。
桜丘法律事務所 法テラスを介せば可能。
渋谷青山刑事法律事務所 ケースによる。電話対応の事務員からは答えられない。弁護士に相談した後、分割払い可能といった話になる場合もある。
東京ディフェンダー法律事務所 ケースによる。弁護士に相談後、分割払いが可能になるケースもある。まずは相談して欲しい。
ベリーベスト法律事務所 不可。基本的に一括払いでお願いしている。
法律事務所アスコープ ケースによる。弁護士に相談した後、分割払いが可能になる場合もある。まずは相談して欲しい。
法律事務所ホームワン ケースによる。弁護士に相談後、分割払いが可能になるケースもある。

※2017年5月の調査時の結果

分割払いの調査の結果は、まとめ表のとおりです。

基本的な回答としては、

基本的には分割払いに対応していない

ただし、弁護士との個別の相談で、分割払いが可能になるケースもある

だから、まずは弁護士と相談して欲しい

という事務所が多かったです。

確かに、事件の内容が分からなければ、分割払いが可能かどうかの判断は難しいでしょう。

分割払いを希望するにしても、まずは弁護士との法律相談を受けてみるのが大切かもしれません。

なお、桜丘法律事務所からは法テラスによる分割払いが可能という、他の事務所とは異なった回答を受けました。

一括払いが不可能な人は、検討に値するかもしれません。

調査結果まとめ

8社の弁護士費用を調査した結果…

通常の刑事事件だと、

着手金で数十万円程度のお金が必要になる

成功報酬でも数十万円程度のお金が必要になる

着手金と成功報酬と実費日当を合わせると100万円を超えるケースも一定数ありそう

といった印象を受けました。

分割払いについては、どの事務所も積極的ではありませんでしたが、個別の相談に応じてくれるところもありそうです。

まずは、見積もりの意味も兼ねて、法律相談に行くのが大切かもしれませんね。

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いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。

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急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。

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最後に一言アドバイス

刑事事件の相談はタイミングが大切です。

もし何か刑事事件で困っているのであれば、いまこのタイミングでご相談ください

無料相談を実施している弁護士も多く、負担は少ないはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

刑事事件の弁護士費用の相場について、大手8社を分析しながら検討してみました。

着手金や成功報酬の相場や、分割払いの可否について、参考になる部分も多かったと思います。

刑事事件の弁護士費用について、より詳しく知りたい方は、下記の関連記事をお読みください。

また、実際に弁護士に相談したい人は、スマホで無料相談または全国弁護士検索のサービスが便利です。ご検討ください。

それでは、皆さまのお悩みとお困りごとが無事に解決することを、編集部一同で願っています。

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