全国132事務所
無料相談のご案内 0120-432-911 広告主:アトム法律事務所弁護士法人

刑事事件の弁護士費用の相場は?分割はOK?大手8社を分析した結果…

  • 刑事事件,弁護士費用

弁護士事務所の掲載順と弁護士の力量とは無関係です。相性を考慮して、ご自身に合った弁護士をお探しください。

刑事事件の弁護士費用の相場は?分割はOK?大手8社を分析した結果…

刑事事件に突然巻き込まれてしまった…

でも、刑事事件の弁護士費用って、いくらくらいかかるのか…

よく分からないですよね。

刑事事件の弁護士費用の相場を知りたいという方は多いですが、

これまでは自分で色々と調べるしかありませんでした。

そこで!

私たち弁護士カタログ編集部が、大手の弁護士事務所8社のホームページを調査し、

刑事事件の弁護士費用の相場について、分析してみました。

今は弁護士報酬が自由化されているため、いろいろな料金表を見ることができましたよ^^

調査結果は…このページの下の方にまとめておきました。

調査結果を見る前に…

まずは、刑事事件の弁護士費用の基礎知識をチェックしておきましょう。

基本を押さえておくことは、とても大切です!

なお当記事内の弁護士事務所掲載は50音順に並べられております。

刑事事件の弁護士費用の基礎知識をチェック

刑事事件の弁護士費用は、タイムチャージ式ではなく、着手金・成功報酬式を採用する弁護士がほとんどです。

つまり、弁護士に刑事事件の弁護活動を依頼した場合は、

  • 事件を依頼した時に着手金を支払う
  • 事件が終了した時に、弁護活動の成果に応じて、成功報酬を支払う

ことになります。

刑事事件の弁護士費用を正しく理解するためには、用語の意味を正しく把握している意味があります。

大手8社弁護士費用の調査結果を見てみる前に、まずは弁護士費用の基礎知識を一緒にチェックしておきましょう。

刑事事件の着手金とは?

弁護士費用に関する用語の説明は、弁護士事務所のホームページから引用しました。

着手金は、弁護活動に着手する対価としてお支払いいただくお金です。

着手金は、「弁護活動に着手する対価」になります。

したがって、契約を締結したとしても、

着手金を支払わなければ、弁護活動に着手してもらえない

ということがあり得ます。

刑事事件の弁護活動を依頼する際は、最低限、着手金は用意しておく必要がありますね。

着手金の一例
事件の内容金額
特に簡単な事件40万円
普通の事件60万円

刑事事件の弁護士を私選で依頼するとなると、

  • まずは着手金として数十万円は必要になる

ということが分かりますね。

普通の事件で60万円ということは、難しい事件だともっと高額になりそうです^^;

刑事事件の成功報酬とは?

成功報酬は、弁護活動の成果の対価としてお支払いいただくお金です。

成功報酬は、「弁護活動の成果の対価」です。

ということは、

  • 弁護活動の成果がなければ、成功報酬の支払いもない
  • 弁護活動の成果の程度に応じて、成功報酬の金額も変動する

ということになります。

成功報酬を支払うのは、通常は事件が終了した時です。

成功報酬は後払いなので、事件終了時までに用意ができれば大丈夫です。

このあたりは、着手金との大きな違いですよね。

成功報酬の一例
事件の内容金額
特に簡単な事件40万円
普通の事件60万円

この表を見る限り、

着手金に加えて、成功報酬に関しても数十万円程度が必要になる

ということが言えそうです。

「勾留を阻止」して「前科がつかなかった場合」は、20万円+80万円で、成功報酬は100万円になりそうです。

100万円というのは、決して安くない金額ですよね。

中古車が一台買えそうです^^;

あとは、検討する必要があるのは、

  • 勾留が阻止されて、早く釈放されることに20万円の価値があるか?
  • 事件が処分なしで終わって、前科がつかないことに80万円の価値があるか?

という点です。

この点は、人によって答えが変わりそうですね。

早い釈放や前科なしで、今の仕事や人生をそのまま続けることができるのであれば、100万円の価値を見いだせそうです。

刑事事件の日当とは?

出張日当は、弁護士の出張に対する実費日当としてお支払いいただくお金です。

刑事事件の場合は、主に警察署での接見に日当が発生することになります。

もちろん、弁護士の中には、

  • 日当は発生しない
  • 接見は何度でも無料

という先生もいるので、依頼の際はしっかりとチェックしたいところです。

日当の一例
出張の内容金額
往復所要時間10分以内の場所に出張2万円(交通費含む)
往復所要時間30分以内の場所に出張3万円(交通費含む)

実費の金額については、弁護士によって個人差が大きいようです。

事件を依頼する前に、必ず契約書をチェックするようにしましょう^^

刑事事件の実費とは?

実費とは、弁護士に立て替えてもらったお金です。

刑事事件の場合は、交通費切手代などがメインになります。

実費は、事件の終了時に、成功報酬を一緒に精算することが多いようです。

刑事事件の弁護士費用については『刑事事件の弁護士費用の相場とは?|私選と国選弁護人の費用を解説』でもっと詳しく解説しているので、是非ご覧ください。

また、各犯罪ごとの弁護士費用については下記にまとめておきました。

大手8社を分析、刑事事件の弁護士費用の相場はいくら?分割はOK?

調査対象とした刑事事件を扱う弁護士事務所(大手8社)

今回の調査は、刑事事件の弁護士費用の相場を知るためのものです。

そのためには、一定以上の事務所について調べることが大切です。

本当は、すべての事務所の実際の弁護士費用を一覧できればベストですが、さすがにそれは不可能です^^;

そこで、インターネットで調査して高順位に表示された以下の8事務所を対象事務所として選別しました。

対象事務所(※50音順)
事務所名料金ページ
ヴィクトワール法律事務所http://vict-keiji.com/price_list/
ウェルネス法律事務所https://wellness-keijibengo.com/hiyou-zentai/
桜丘法律事務所http://www.sakuragaoka.gr.jp/cost/criminal.php
渋谷青山刑事法律事務所https://www.sa-criminal-defense2.jp/hiyou
東京ディフェンダー法律事務所https://www.t-defender.jp/fee/
ベリーベスト法律事務所https://keiji.vbest.jp/fee/
法律事務所アスコープhttps://ascope.net/crime/
法律事務所ホームワンhttps://keiji.home-one.jp/consult/cost.html
※2021年4月の調査時の結果

なかなか期待できそうな一覧表ですよね^^

これをひとつひとつ手作業で調査するのは、なかなか骨が折れる作業です。

調査結果ですが…

期待していてくださいね!

【調査結果①】着手金の相場は?

まずは着手金の調査結果です。

大手8社の弁護士事務所の刑事事件の着手金を調べてみました。

調査結果はこちら。

着手金の調査結果まとめ(※50音順)
事務所名着手金の金額
ヴィクトワール法律事務所33万円(税込)~
ウェルネス法律事務所22万円(税込)~
桜丘法律事務所33万円(税込)~
渋谷青山刑事法律事務所33万円(税込)~
東京ディフェンダー法律事務所22万円(税込)~
ベリーベスト法律事務所22万円(税込)
法律事務所アスコープ55万円(税込)~
法律事務所ホームワン22万円(税込)
※2021年4月の調査時の結果

この表に書かれている着手金は、最安値の着手金になります。

着手金の最低額が書かれているだけなので、必ずしもこの金額になるわけではありません。

着手金の最低額については、

22万円(税込)〜:4社

33万円(税込)〜:3社

44万円(税込)〜:1社

という結果に分かれました。

この着手金が適用されるのは、極めて簡単で労力がかからないケースに限られるのが通常です。

実際の着手金は、もう少し高いことも多いので、気になる人は各事務所に問い合わせてみましょう。

【調査結果②】成功報酬の相場は?

次に、刑事事件の成功報酬に関する調査結果です。

これはなかなか上下の幅がある面白い結果になりました。

要チェックです。

成功報酬の調査結果まとめ(※50音順)
事務所名成功報酬の金額
ヴィクトワール法律事務所着手金と同程度
ウェルネス法律事務所11万円(税込)~110万円(税込)
桜丘法律事務所33万円(税込)~上限記載なし
渋谷青山刑事法律事務所11万円(税込)~上限記載なし
東京ディフェンダー法律事務所11万円(税込)~220万円(税込)
ベリーベスト法律事務所22万円(税込)~上限記載なし
法律事務所アスコープ88万円(税込)~上限記載なし
法律事務所ホームワン11万円(税込)~上限記載なし
※2021年4月の調査時の結果

刑事事件の成功報酬については、

  • 最低額は11万円(税込)
  • 最高額は220万円(税込)

という結果になりました。

刑事事件は一つでも、複数のポイントで成功報酬が発生する場合があるので、実際に支払う成功報酬の金額は、各成功報酬の金額を合計した額になります。

この表の中で一番高い、東京ディフェンダー法律事務所の220万円(税込)という成功報酬は…

ホームページを確認すると、裁判員裁判で無罪判決を獲得した場合の報酬上限額でした。

裁判員裁判という多くの労力がかかるケースでの無罪判決なので、これくらいの金額がかかっても仕方がないといえば仕方がなさそうです…

上限なしの法律事務所や記載なしの法律事務所に比べると、成功報酬220万円と明示しているだけで良心的と言えそうです。

【調査結果③】日当の相場は?

次に、刑事事件の日当に関する調査結果です。

日当とは、

弁護士が弁護活動のために出張した場合に支払う手当

のことでしたよね。

日当の調査結果まとめ(※50音順)
事務所名日当の金額メモ
ヴィクトワール法律事務所1回3万3000円(税込)~着手金及び報酬金とも調整して定る
ウェルネス法律事務所0円初回初回料は3万8500円(税込)、契約すれば3万8500円(税込)は着手金から控除される。
桜丘法律事務所1万6500円(税込)~日当は半日あたりの料金、成功報酬は協議により決定し上限記載なし
渋谷青山刑事法律事務所1万1000円(税込)~契約外接見は5万5000円(税込)~
東京ディフェンダー法律事務所0円契約外接見料は3万3000円(税込)、契約後の接見料は0円
ベリーベスト法律事務所0円~契約外接見料は3万3000円(税込)。契約後の接見は2回~5回までは無料、それを上回ると1万9800円(税込)/60分。
法律事務所アスコープ記載なし記載なし
法律事務所ホームワン0円~受任した場合、着手金に充当する。契約外接見料は東京23区内は3万3000円(税込)それ以外の地域は上限5万5000円(税込)
※2021年4月の調査時の結果

出張日当に関しては、

0円と明示している事務所

一定の金額を明示している事務所

記載なしの事務所

という3つのパターンに分かれました。

また、0円と明示している事務所でも、一定の条件によっては日当が発生する場合があるので注意が必要です。

表のメモ欄に備考が書いてあるので、参照しておいてください。

日当の計算は複雑なので、あらかじめ弁護士によく確認するのがよいと思います。

【調査結果④】分割払いはOK?

刑事事件の弁護士費用で分割払いができるかは気になるところですよね。

刑事事件は突然巻き込まれることが多いです。

いきなり大金を用意しろと言われても…

そんな時に心強い味方になるのが、弁護士費用の分割払いです。

分割払いの調査方法は?

各事務所のホームページをよく確認しましたが、分割払いについては記載されていない事務所がほとんどでした。

そこで、各事務所に直接電話して、分割払いに対応できるかを匿名で聞いてみました。

その調査結果は…

次のとおりでした!

分割払いの調査結果まとめ(※50音順)
事務所名分割払いの可否
ヴィクトワール法律事務所ケースによる。着手金は基本的に一括払いのみ。ただし特例として、2〜3回に分けての支払いが可能なケースもある。日当と報酬金については、担当の弁護士と要相談。
ウェルネス法律事務所原則不可。弁護士と相談の上、警察署の距離など様々な事情によって分割払いが可能になるケースもあるかもしれない。
桜丘法律事務所法テラスを介せば可能。
渋谷青山刑事法律事務所ケースによる。電話対応の事務員からは答えられない。弁護士に相談した後、分割払い可能といった話になる場合もある。
東京ディフェンダー法律事務所ケースによる。弁護士に相談後、分割払いが可能になるケースもある。まずは相談して欲しい。
ベリーベスト法律事務所不可。基本的に一括払いでお願いしている。
法律事務所アスコープケースによる。弁護士に相談した後、分割払いが可能になる場合もある。まずは相談して欲しい。
法律事務所ホームワンケースによる。弁護士に相談後、分割払いが可能になるケースもある。
※2021年4月の調査時の結果

分割払いの調査の結果は、まとめ表のとおりです。

基本的な回答としては、

  • 基本的には分割払いに対応していない
  • ただし、弁護士との個別の相談で、分割払いが可能になるケースもある
  • だから、まずは弁護士と相談して欲しい

という事務所が多かったです。

確かに、事件の内容が分からなければ、分割払いが可能かどうかの判断は難しいでしょう。

分割払いを希望するにしても、まずは弁護士との法律相談を受けてみるのが大切かもしれません。

なお、桜丘法律事務所からは法テラスによる分割払いが可能という、他の事務所とは異なった回答を受けました。

一括払いが不可能な人は、検討に値するかもしれません。

調査結果まとめ

8社の弁護士費用を調査した結果…

通常の刑事事件だと、

  • 着手金で数十万円程度のお金が必要になる
  • 成功報酬でも数十万円程度のお金が必要になる
  • 着手金と成功報酬と実費日当を合わせると100万円を超えるケースも一定数ありそう

といった印象を受けました。

分割払いについては、どの事務所も積極的ではありませんでしたが、個別の相談に応じてくれるところもありそうです。

まずは、見積もりの意味も兼ねて、法律相談に行くのが大切かもしれませんね。

刑事事件の弁護士費用の見積もりを取りたい方はこちら

今すぐ相談予約!24時間受付の無料相談窓口

こちらの弁護士事務所は、刑事事件の無料相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。

いつでも専属のスタッフから無料相談の案内を受けることができるので、緊急の時も安心です。

来所相談は、土日や祝日も可能とのことです。

急を要する刑事事件の相談ができるので、頼りになりますね。

0120-432-911刑事事件でお困りの方へ

無料相談予約
ご希望される方はこちら

24時間365日いつでも全国対応

※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

ちなみに問合せは、全国対応で受け付けているとのこと。

誰にも知られずに、お悩み解決に近づけるのが魅力的ですね。

地元の弁護士から見積もりを取りたい方向け

刑事事件の専用ページを持つ弁護士に限定して、

都道府県ごとに弁護士を整理して掲載しています。

あなたのお住いの都道府県をタップしてください。

厳選弁護士を確認することができます。

サーチアイコン弁護士を探す5秒で完了
都道府県から弁護士を探す
北海道
東北
北陸
甲信越
関東
東海
関西
中国
四国
九州
沖縄

都道府県をお選びください

都道府県をお選びください

都道府県をお選びください

都道府県をお選びください

ここの掲載されている弁護士は、

  • 刑事事件の専用ページを持っており
  • サイト上に料金表が表示されている

弁護士ばかりで安心です。

ひとりひとりの料金表を確認してみるのも良いかもしれません。

最後に一言アドバイス

刑事事件の相談はタイミングが大切です。

もし何か刑事事件で困っているのであれば、いまこのタイミングでご相談ください

無料相談を実施している弁護士も多く、負担は少ないはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

刑事事件の弁護士費用の相場について、大手8社を分析しながら検討してみました。

着手金や成功報酬の相場や、分割払いの可否について、参考になる部分も多かったと思います。

刑事事件の弁護士費用について、より詳しく知りたい方は、下記の関連記事をお読みください。

また、実際に弁護士に相談したい人は、スマホで無料相談または全国弁護士検索のサービスが便利です。ご検討ください。

それでは、皆さまのお悩みとお困りごとが無事に解決することを、編集部一同で願っています。