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逮捕で実名報道される?|報道のタイミングや報道されない基準を解説

  • 逮捕,報道

ご自身・ご家族が刑事事件で逮捕されてしまった!

今後の人生がどうなるのか非常に心配になりますよね。

その中でも「実名報道されてしまうのか」という点も心配です。

今回は

  • 逮捕されても実名報道されないケースもある?
  • 実名報道されるタイミングは?
  • 今後の人生にどんな影響がある?

など、みなさんの疑問にお答えしていこうと思います!

後半では盗撮事件を例に実名報道についてレポートしていきます!

専門的な部分は弁護士の先生に解説をお願いします。

「ご自身やご家族が実名報道されないか」という点は非常に不安になりますね。

刑事事件で逮捕された場合の「実名報道」について、詳しく解説していきます。

逮捕で実名報道される?タイミングや基準を知る

刑事事件で逮捕され、テレビやネットで事件が実名報道されてしまうと…

どんな弊害があるのか非常に不安になると思います。

まだ有罪とされていない「被疑者」の実名報道を危惧する声もありますね。

ではさっそく、「逮捕された場合の実名報道」についてくわしく見ていこうと思います。

Q1.逮捕後、実名報道される基準は?

刑事事件で逮捕されると、実名報道されてしまうことがあります。

一方で、実名が公表されない「匿名報道」の場合もありますよね。

同じ罪名の事件でも実名が報道されているときと、匿名の場合があります。

報道機関は、実名報道される基準を設けているのでしょうか。

裁判員裁判になるような重大事件は実名報道される場合が多いです。

殺人事件や強盗致傷事件などは裁判員裁判になりやすいです。

さらに、振り込め詐欺や児童買春など社会問題になっている事件も実名報道されるケースが多いです。

これらの事件は特に公共の利害に関する事実といえるためです。

また、被疑者の職業によっても実名報道されやすくなる場合があります。

公的な側面を有する「公務員や教師、医師、専門士業、大手会社員」などの場合がこれにあたります。

比較的軽微な痴漢や盗撮について、公務員などの実名報道が多いのもこのためです。

Q2.実名報道されるタイミングは?逮捕後?有罪確定後?

刑事事件で逮捕された場合、どのタイミングで実名報道されるのでしょうか。

逮捕されるとすぐ実名報道されてしまうのでしょうか。

明確に実名報道されるタイミングが決まっているわけではありません。

ですが、

  • 逮捕された翌日・翌々日
  • 起訴された直後

などのタイミングで実名報道されることが多いといえます。

捜査がある程度進んでから実名報道されるケースもあるようです。

逮捕直後の段階では、まだ事件の全体像がつかめていない場合も多いからです。

実名報道されるタイミングについても明確な決まりがあるわけではありません。

捜査が進んでから捜査機関の担当者がマスコミの記者に事件の情報をリークすることもあるようです

Q3.実名報道されないためには?

事件の実名報道を回避する方法はないのでしょうか。

実名報道のリスクを下げる行動について、見ていきましょう。

そもそも、逮捕されなければ実名報道の可能性は低くなります。

被害者と示談を成立させれば、逮捕の回避につながる場合があります。

実名報道されないためには、

早期に「被害者と示談を成立」させること

が非常に重要となってきます。

もっとも、逮捕回避のために、上辺だけ謝罪することは逆効果です。

弁護士に相談し、誠意をもって、謝罪と賠償を尽くしましょう。

また、被害者が加害者との接触を拒むケースも多いようです。

そんなときでも、弁護士なら連絡がとれる場合もあります。

豊富な経験を背景に、スムーズな交渉が期待できるでしょう。

示談についてもっとくわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

「逮捕前の示談が効果的」とのことでした。

しかし、逮捕後であっても、示談成立はその後の刑事処分の大きく関係します。

示談成立が考慮され、「不起訴処分」になることも見込めます。

たとえ不起訴処分を獲得しても、実名報道を必ず回避できるわけではありません。

しかし、実名報道のリスクを少しでも軽減させるために示談は効果的といえます。

盗撮で後日逮捕…実名報道されると今後の人生はどうなる…?

ではここから盗撮を例にして、逮捕後に実名報道された場合の影響について見ていきましょう。

まずはこちらのニュースをご覧ください。

京都府警は11日、スカート内を盗撮しようとしたとして、府迷惑行為防止条例違反の疑いで、宇治市建設総務課主任(略)容疑者(37)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は11日午前7時45分ごろ、京都市伏見区の京阪本線中書島駅の階段で、前を歩いていた通学中の女子高校生(16)のスカートの下にスマートフォンを差し出した疑い。警戒中の鉄道警察隊員が取り押さえた。(略)

こちらは盗撮の容疑で逮捕され、実名報道されています。

報道される可能性が高いのは、公務員や教師、医師、専門士業、大手会社員などの場合です。

このニュースでも公務員の方が実名報道されています。

また、裁判員裁判になるような刑事事件(殺人や強盗致傷)など、重大事件は実名報道される場合が多いです。

しかし、明確な基準は法律的には設けられていないので一概にはいえません。

盗撮で逮捕されたことを実名報道されるデメリットは?

「自分が起こした盗撮事件が実名報道されてしまうのでは…」

盗撮事件が実名報道されてしまった時のことを考えて不安になるかもしれません。

世間体などを考えると、居ても立ってもいられませんね。

実際に、事件が実名報道されてしまうとどんなデメリットが待っているのでしょうか。

実名報道されてしまうと、職場や学校、結婚など社会生活上の様々な場面で、事実上の不利益を被る可能性があります。

その点が一番のデメリットといえるでしょう。

本来、刑事裁判で有罪が確定するまでは「無罪」と推定されます。

ですが、世間では「逮捕」の時点で、犯罪者というレッテルを貼られがちです。

例えその後、不起訴や無罪を獲得しても一度世間やネットに広まったイメージを脱ぐのは困難ですよね。

実名報道されてしまうとインターネットに実名が残り続けます。

一度、拡散してしまった情報を全て消すのはほぼ不可能です。

そもそも「実名報道」をされない、ということが大切です。

盗撮逮捕で実名報道されると社会復帰は厳しい?

盗撮事件を起こしたからといって、そこで人生が終わるわけではありません。

また、社会復帰して働く必要があります。

事件を実名報道されてしまうと社会復帰は厳しいのでしょうか。

勤めていた会社から解雇されてしまう可能性も浮上します。

解雇されてしまうと、社会復帰のためには再度就職活動をしなければなりません。

実名報道されると会社から解雇されるかどうか、という点も不安ですよね。

実名報道されてしまうと、会社の上司や同僚に事件が知られる可能性が非常に高いです。

また、勤めている会社名も報道されてしまう場合があります。

会社名が報道されることで会社の社会的信用が損なわれてしまいます。

事件を実名報道によって会社に知られると「信用を損なった」ことを理由に解雇される場合もあります。

やはり、実名報道されてしまうと解雇される可能性は高まるのですね。

その後に就職しようとしても、就職活動先の採用担当者がインターネットで検索し、事実上不利益を負う可能性もあります。

実名報道を理由に就職できなければ、社会復帰も困難になってしまうでしょう。

そのため、実名報道が社会復帰に与える影響は大きいといえます。

これから就職活動をするという方も影響を危惧されると思います。

ネットニュースなどに実名が載ってしまうと影響が無いとは言い切れませんね。

なお、盗撮と報道については『盗撮で逮捕されたら実名報道される?|不起訴や略式起訴の場合は?』でも詳しく解説しています。

また、盗撮ではなく痴漢の実名報道について興味がある方もいらっしゃるかと思います。

そのような方は、『痴漢で逮捕!実名報道されてしまう?新聞に載る可能性は?報道される基準を知る』を見てみてくださいね。

【弁護士無料相談】盗撮で逮捕!実名報道されたくない…

【弁護士無料相談窓口】スマホで弁護士に今すぐ相談!

もし、盗撮などの刑事事件で逮捕されてしまったら…

実名報道など、たくさんの不安があると思います。

そんなとき、弁護士スマホ無料相談できれば安心ですよね。

今回はそんな便利な窓口を3つご紹介します。

警察が関与している場合など、一定の場合には無料で相談できるようです。

(※電話窓口は対面相談予約の受付です)

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※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。警察未介入のご相談は有料となります。

いきなり弁護士事務所へ来所相談するのはハードルが高い…

という方も毎日使うスマホなら、気軽に弁護士に相談できますよね。

LINEで法律相談できるなんて、とても画期的です。

対面相談の予約も電話窓口なら24時間365日、有人対応してくれています。

ご自身の都合に合わせて相談窓口を選んでくださいね。

【全国弁護士検索】地元の弁護士を探す

日本全国には約4万人もの弁護士がいます。

その中から自分にぴったりの弁護士を探すのは難しいですよね。

そこで、

  • 刑事事件に注力している
  • 弁護士費用が明瞭である

弁護士ばかりが探せる検索窓口をご紹介します。

さっそく、自分の住んでいる地域を選択してみてください。

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「弁護士に事件を依頼したいけど弁護士の探し方がわからない…」

という方が多いのではないでしょうか。

編集部からのコメントや実際の利用者の口コミなどを参考に弁護士を探してみてくださいね。

最後に一言アドバイス

今回は盗撮事件の実例を用いて「逮捕での実名報道」について解説しました。

みなさんの疑問が少しでも払拭されたでしょうか。

逮捕で実名報道されるか否かの明確な基準はありません。

しかし「示談」などで逮捕自体を回避できれば、実名報道の可能性を下げることができます。

事件の当事者になってしまった場合はお一人で悩まずに弁護士に相談してみましょう。

まとめ

刑事事件で逮捕されてしまったら実名報道されてしまうのかたいへん心配になりますよね。

もし、ご自身やご家族が刑事事件で逮捕されてしまったら…

を利用して弁護士に相談することをオススメします。

今後、自分がどうなるのか分かれば少し安心しますよね。

他にも関連記事がありますのでぜひご覧ください。